広報みたか2025年2月2日3面
■第2部 『風が吹くとき』特別上映とトークショー
午後2時30分〜5時ごろ
『風が吹くとき』日本語吹替版
(1986年/イギリス/原作・脚本:レイモンド・ブリッグズ 監督:ジミー・T・ムラカミ 音楽:ロジャー・ウォーターズ 主題歌:デヴィッド・ボウイ/85分)
イギリスの片田舎で暮らすジムとヒルダは、老境に差し掛かった平凡な夫婦。ある日、新たな世界戦争が起こり、核爆弾が落ちてくると聞いた二人は、たわいのない愚痴を交わしながら備え…そして、その時はやってきた。
『スノーマン』で知られる絵本作家レイモンド・ブリッグズの『風が吹くとき』を、長崎の原爆で親戚を亡くした日系アメリカ人のジミー・T・ムラカミがアニメーション化し、世界中で大きな反響を呼んだ本作品。日本語吹替版を大島渚監督が担当し、主人公の声を森繁久彌と加藤治子が演じたことでも話題となりました。
上映後には、本作を中学生時代に鑑賞し、福島原発事故の影響を受けた大熊町や双葉町などを取材してきた『ロッコク・キッチン』を制作中のノンフィクション作家・川内有緒さん(写真)をゲストに迎え、本作の魅力や自身に与えた影響、創作に込めている思いなどをお聞きします。
事前申し込み
[人]第1部・第2部ともに220人程度(1組4人まで、市外在住者は1組2人まで)
[申]2月13日(木)(必着)までに代表者の必要事項(6面参照)・参加人数・希望する部(第1部・第2部のいずれか)を「〒181-8555芸術文化課」または申し込みフォーム(QRコード)へ(希望する部ごとに1組1通。申込多数の場合は抽選)
※当選者のみ2月19日(水)以降に招待状を発送します(当落の電話確認は不可)。
当日券
[人]第1部・第2部ともに30人程度
[申]各部開演の1時間前から整理券を配布します(1人1枚。先着制)
■三鷹の森アニメフェスタ2025第23回 インディーズアニメフェスタ [手話]
3月2日(日)
[所]芸術文化センター星のホール
[問]市生活経済課TEL0422-29-9615、(有)そーほっとTEL0422-70-3705
アニメーション制作の新たな才能の発掘を目指す市民参加型の上映会です。全109点の応募作品から厳しい選考を通過したノミネート作品を上映し、プロの審査員4人による選考でグランプリなどの各賞を決定します。会場でご覧になった方は好きな作品への投票ができます。
今年のノミネート作品は現在選考中!
2月中旬ごろに、同フェスタ[HP]でお知らせします。
タイムテーブル(予定)
1時30分 開演(1時開場)
1時40分 ノミネート作品上映
3時15分 休憩
3時25分 アニメフェスタテーマソング紹介
3時30分 市内小学生制作のアニメ作品上映
3時40分 表彰式
4時 閉会
ココがポイント! 三鷹のインディーズアニメフェスタ
申込不要・無料(定員200人、先着制)
来場者は市民審査員賞の選考に参加できます
中原小の児童が制作したアニメ4作品も上映
来場者にはオリジナル缶マグネットを差し上げます
ノミネート作品を同フェスタ公式YouTubeチャンネルで期間限定配信します
[日]3月3日(月)午後6時〜4月2日(水)
昨年の受賞作品
グランプリ『ぼくがこわい黒いもの』 新海大吾
審査員賞『己踊り』 ONN KAI
審査員賞『種』 淳三
審査員長の三上浩司さんに聞きました
このイベントの魅力は?
市民の皆さんに、アニメに親しんでもらうことを大事にしているところが最大の特徴です。ノミネート作品を大画面で一緒に鑑賞し、さらに、皆さんの手で「市民審査員賞」を選んでいただくなど、みんなでつくり上げるイベントであることが、ほかにはない魅力だと思います。
審査員として感じていることは?
毎回、作品のバラエティーの豊かさと質の高さに感心しています。多様な技法を使ってクリエーターたちが表現する世界には、爽快なアクションもあれば繊細に人の内面を映し出したものもあり、作品を通して作者が伝えたかった意図を感じ取れるときは、至福の時間です。
市民の皆さんにメッセージを!
世界に誇る文化の一つにも数えられるアニメーションを、三鷹市ならではの視点でノミネートする催しが、20年以上も続いているのは素晴らしいことではないでしょうか。安心して楽しめるイベントですので、ご家族・ご友人を誘って、ぜひ会場に足を運んでみてください!
プロフィル
東京工科大学メディア学部教授。アニメやゲームの制作手法の研究開発と実証制作を通じ、優れたクリエーターの育成に当たっている。
市外局番「0422」は省略。 【主】主催者 【日】日時・期間 【人】対象・定員 【所】場所・会場 【講】講師 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保育】保育あり 【手話】手話(要約筆記)あり