広報みたか2024年9月1日1面
■特集 9月は認知症月間「認知症にやさしいまち三鷹を目指して」
認知症は誰でもなるかもしれない身近なものです。
市では、認知症の方にも、認知症の家族がいる方にも、これから認知症になるかもしれない方にもやさしいまちづくりを進めています。
[問]高齢者支援課TEL0422-29-9272
令和6年1月1日に施行された『共生社会の実現を推進するための認知症基本法』で、9月21日を「認知症の日」、9月を「認知症月間」と定めています。
■市長コラム「『やさしい』まちは、『おもいやり』のあるまち」
三鷹市長 河村 孝
先日、認知症の人に優しいデザインを公共施設に取り入れている自治体の先進的な事例を紹介する新聞記事を読み、早速資料を取り寄せました。この自治体では、公共施設のデザインに関する具体的なマニュアルを作っています。その一部を紹介すると、「通路は道路や柱などと区別しやすいように配色する」「ピクトグラム(絵)で看板を分かりやすくする」など、認知症を入り口にして、子どもから大人まで誰もが施設を使いやすくなるような、思いやりのある工夫が満載でした。
「認知症にやさしいまち三鷹」の実現のため、市では条例制定に向けた取り組みを進めています。認知症の方やそのご家族などが集える場への支援や相談機能の充実など、人と人とのつながりに重点を置いたソフト面の施策に加え、ハード面でも住みよいまちを目指すことが大切です。「おもいやり」の心は、ハード、ソフト共通のまちづくりの基礎だといえます。
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「河村市長に聞いてみた!」
市外局番「0422」は省略。 【主】主催者 【日】日時・期間 【人】対象・定員 【所】場所・会場 【講】講師 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保育】保育あり 【手話】手話(要約筆記)あり