広報みたか2024年8月4日1面
■特集 いま、未来へ伝えたいこと
戦争は人々に大きな苦しみと悲しみをもたらします。戦中の記憶や体験を知る機会が失われつつある中、市では戦争の悲惨さや平和への思いを未来へ伝えていくため、資料の収集や平和関連事業に取り組んでいます。
[問]企画経営課TEL0422-29-9032
■市長コラム「平和を考える、未来を考える」
三鷹市長 河村 孝
もはや「戦後」ではなく、ひょっとしたら既に新たな「戦前」に入っているのかもしれない、という話を最近よく耳にします。それほど今の世界情勢は危うい状況だということでしょうか。日本では「戦後」といえば第二次世界大戦の後のことを指しますが、「どの戦争の後のことですか」と聞かれる国もあるそうです。
ただ、グローバル化によって、遠いと思っていた戦争が、とても近い存在になってきていることは確かです。物価の急激な高騰や戦地から逃れてきた方たちの存在、そして何よりも瞬時に伝わる情報の流れによって、私たちの日常と地続きの場所に戦争があることを実感しています。
オリンピック・パラリンピックは、人類の「平和の祭典」といわれています。以前、このコラムで書いた「平和文化」の象徴でもあります。この夏、スポーツを通じて、少しでも平和の輪が広がることを期待してやみません。
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「河村市長に聞いてみた!」
市外局番「0422」は省略。 【主】主催者 【日】日時・期間 【人】対象・定員 【所】場所・会場 【講】講師 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保育】保育あり 【手話】手話(要約筆記)あり