広報みたか2019年5月19日1面
■備える、知る、身を守るで大雨の被害を防ぐ
近年、台風や豪雨による風水害が全国各地で頻発し、また、その時期は年々早くなっています。三鷹市内でも下水道の排水能力を上回る量の雨によって、道路冠水や家屋への浸水などの都市型水害が発生しています。被害を防ぎ、最小限にとどめるには、日ごろの備えに加え、正確な情報を知ること、そしていざというときに身を守る的確な行動が大切です。
[問]防災課TEL内線4512
備える
雨が降る前からできることを
「三鷹市浸水ハザードマップ」で浸水の危険がある区域を確認しましょう
自宅や職場、通勤・通学経路の浸水の危険性を、あらかじめ確認しておきましょう。同マップは防災課(元気創造プラザ5階)、市政窓口で配布しているほか、市ホームページからも入手できます。
側溝や排水溝の小まめな清掃をお願いします
道路の冠水を防ぐには、水の流れを妨げず、スムーズに排水できるようにすることが重要です。
落ち葉やごみで側溝や排水溝が詰まると、下水管への排水が滞り、道路が冠水する原因になります。また、側溝や排水溝の上に車乗り入れブロックなどの障害物を置かないよう注意してください。
「止水板」の設置工事費用を一部助成しています
市では、家屋の浸水被害を軽減する止水板設置工事費用を助成しています。
→2面へ
「雨水浸透ます」の設置にご協力ください
市では、既存の個人住宅や個人所有の共同住宅への雨水浸透ます設置費用を負担しています。
→2面へ
知る
正確な情報収集を
防災無線で緊急情報を発信します
市では災害などの緊急時に、防災無線で情報をお伝えします。放送内容は、市ホームページや市公式ツイッター(下記)、安全安心メール(12面参照)で同時配信するほか、J:COMチャンネル武蔵野・三鷹の画面にも表示します。また、無料の自動電話応答サービスTEL0120-119-921でも確認できます。
最新の気象情報を確認
速報性が高いウェブサイトなどで、最新の気象情報を確認しましょう。
◆市公式ツイッター
防災無線の内容に加えて、気象庁から発表される市内の気象警報を24時間自動配信しています。
●アカウント名:mitaka_tokyo
※右記の二次元コードを読み取ってご覧いただけます。
◆東京都下水道局「東京アメッシュ」
東京周辺の雨量強度を5分ごとに更新します。
●PC版[HP]https://tokyo-ame.jwa.or.jp/
●スマートフォン版[HP]https://tokyo-ame2.jwa.or.jp/
◆気象庁「高解像度降水ナウキャスト」
1時間先までの5分ごとの降水予測を表示します。
[HP]https://www.jma.go.jp/jp/highresorad/
◆東京都建設局「東京都水防災総合情報システム」
都内に設置している雨量計や河川水位計の観測情報、河川監視カメラの映像が見られます。
[HP]http://www.kasen-suibo.metro.tokyo.jp/
身を守る
安全が最優先の行動を
大雨のときの行動原則
台風や大雨の際には「外出を控える」「河川に近づかない」など、安全を第一に行動してください。
緊急の呼び掛けを逃さずに行動を
大雨で避難の必要が高まった際は、警戒レベルに応じた呼び掛けを行います。平成30年7月の豪雨では、避難指示発令後の逃げ遅れによる被害の拡大が指摘されています。警戒レベルに合わせた身を守る行動を取りましょう。
気象庁が発表します
▼早期注意情報 警戒レベル1
気象情報の最新情報に注意するなど、災害への心構えを高めてください。
▼注意報 警戒レベル2
避難場所や経路を再確認するなど、避難に向けた行動を確認してください。
市から緊急の呼び掛けを行います
▼避難準備・高齢者等避難開始 警戒レベル3
避難に時間のかかる方とその支援者は避難を開始してください。
▼避難勧告・避難指示(緊急) 警戒レベル4
避難勧告:速やかに避難を開始してください
避難指示(緊急):緊急避難してください
▼災害発生情報 警戒レベル5
すでに災害が発生しています。命を守るための最善の行動を取ってください。
避難時にもご注意ください!
冠水した道路の通行や深夜の移動など、外出するとかえって命に危険が及ぶ場合は、2階以上の建物や高台へ移動してください。
やむを得ず冠水した道路を通行する場合は、水圧などでふたが外れたマンホールや側溝が見えず、転落する危険性があります。つえや傘で足元を確認しながら歩きましょう。
市外局番「0422」は省略。 【主】主催者 【日】日時・期間 【人】対象・定員 【所】場所・会場 【講】講師 【¥】費用 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保育】保育あり 【手話】手話・要約筆記あり