広報みたか2017年7月2日1面
■早めの情報取集と対策で突然の豪雨に備えましょう
例年、梅雨や台風の時期になると、局地的な大雨や集中豪雨による風水害が全国各地で発生しています。近年では、下水道の排水能力を上回る豪雨による浸水や道路冠水といった「都市型水害」も増加しており、水害の危険度が高い場所に住んでいなくても、水の脅威にさらされることがあります。
日ごろからの備えを行うとともに、早めの情報収集と身の安全を守るための的確な行動を心掛け、危険な気象災害から身を守りましょう。
[問]防災課TEL内線4512
■雨が降りそうなときは、すぐに最新の気象情報をチェック
雨雲が広がってきたときや、雷鳴が聞こえた場合は、速報性の高いウェブサイトなどを活用して、短時間で局地的な豪雨となる恐れがないか確認しましょう。
◆東京都下水道局「東京アメッシュ」
東京周辺の雨が降っている地域や強さの情報を5分ごとに更新します。
◇PC版
[HP]http://tokyo-ame.jwa.or.jp/
◇スマートフォン版
[HP]https://tokyo-ame2.jwa.or.jp/
※スマートフォンで右の二次元コードを読み取り、ブックマークをしておくと便利です。
※二次元コードはPDFをご覧ください。
◆気象庁「高解像度降水ナウキャスト」
1時間先までの5分ごとの降水予測を表示。
[HP]http://www.jma.go.jp/jp/highresorad/
◆緊急時は防災無線で情報をお伝えします
防災無線の放送内容は、市ホームページやツイッター、安全安心メールなどで同時配信しています。
◇市ホームページ 「トップページ」→「防災無線放送内容」ボタン(右記)
※画像はPDFをご覧ください。
◇防災無線電話自動応答サービス TEL0120-119-921
※市ホームページ・電話のいずれも、防災無線の放送後から24時間のみ確認できます。
◇市公式ツイッター アカウント名:mitaka_tokyo
スマートフォン・携帯電話からは、右の二次元コードを読み取ってご覧いただけます。
※二次元コードはPDFをご覧ください。
◇市安全安心メール
受信するには[メール]maam@req.jpに空メールを送信し、事前に登録をしてください。
■大雨・台風のときは、身の安全を守るための慎重な行動を!
大雨・台風のさなかでは、まず安全を第一に考えた行動をとることが大切です。
<1>不要不急の外出を控え、必要なら2階以上の建物や高台に移動する
豪雨や強風の際に屋外で活動することは大変危険です。外出は風雨が収まるまで控えましょう。
<2>川や橋には近づかない
急な河川の増水や氾濫による水難事故に遭わないよう、川や橋には近づかないでください。
<3>冠水した道路での転落事故に注意
水圧などでふたが外れたマンホールなどが冠水で見えず、転落する危険性があります。
やむを得ない場合は、つえや傘で足元を確認しながら歩きましょう。
<4>アンダーパスの通行に注意
アンダーパス(道路や鉄道の下をくぐる地下道)は、急激に雨水が集まり車が水没する恐れがあります。
■各家庭で取り組む日頃からの冠水・浸水対策
◆側溝や排水溝の清掃
落ち葉やごみで側溝や排水溝が詰まると、下水道管への排水が滞り、道路が冠水する原因となります。小まめに掃除をしましょう。
◆排水溝の上に物を置かない
側溝や排水溝の上に、車乗り入れブロックなどの障害物を置かないよう注意してください。
◆「三鷹市浸水ハザードマップ」で自宅や職場、通勤・通学経路の危険性を確認しておきましょう
市内の浸水被害の危険度や避難場所を示したマップです。防災課(元気創造プラザ5階)、市政窓口で配布しているほか、市ホームページ[HP]https://www.city.mitaka.lg.jp/c_service/034/034182.htmlからも入手できます。
■市長コラム「すべての子どもたちの発達を支援するために」
三鷹市長 清原慶子
三鷹市では、いきいきと子どもが輝く「子ども・子育て支援のまちづくり」を進めています。そのための新たな取り組みとして今年度オープンした三鷹中央防災公園・元気創造プラザ1階に「子ども発達支援センター」を開設しました。同センターは、子育て家庭の孤立化を防ぎ、子どもの健全な育成環境を確保するために、関係機関とのネットワークにより、障がい、疾病、虐待や貧困等の特別な支援を必要とする家庭を含むすべての子どもの発達と子育て家庭を支援しています。
その機能の一つとして、在宅子育て支援のための「親子ひろば ひよこ」もオープンしています(写真)。親子ひろばには、子育て中のお父さんやお母さんとお子さんに来ていただき、子どもたちには親子遊びや子ども同士の交流を通じて、楽しみながら社会性などを身に付けることを促すとともに、子育ての相談には保育士や子育てサポーターが応じています。三鷹市内には在宅子育て中の親子の皆様の居場所としての「親子ひろば」が11カ所ありますが、今年度は「親子ひろば ひよこ」を含めて新たに3カ所が誕生します。
また、一時保育のほかに、2歳から就学前までの発達に課題のある幼児の療育を支援する親子通園施設「くるみ幼児園」が北野ハピネスセンターから移転しています。そして、発達に課題のあるお子さんについての相談に応じて、早期発見と必要な療育等を助言しています。
さらに、7月1日から子育てを応援する「ゆりかご・スマイル」がスタートしました(3面参照)。これはパソコンやスマートフォンで利用できる情報サービスで、登録されたお子さんの年齢に合わせて、必要な予防接種や健診等の子育て情報をお伝えし、子育て中の保護者をサポートします。
子どもたちの笑顔と健やかな育ちは、保護者でない大人にとっても、幸せを与えてくれるものです。どうぞ、すべての子どもがいきいきと輝く、子ども・子育て支援の取り組みにご理解と、子どもたちの健やかな成長の見守りをお願いします。
市長のひとことコーナー
ケーブルテレビの広報番組「みる・みる・三鷹」では「市長のひとことコーナー」を放送しています(放送時間は12面参照)。
市外局番「0422」は省略。 【主】主催者 【日】日時・期間 【人】対象・定員 【所】場所・会場 【講】講師 【¥】費用 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保育】保育あり 【手話】手話・要約筆記あり