広報みたか2015年7月5日5面
■第4次三鷹市基本計画の第1次改定を行います
市では現在、「第4次三鷹市基本計画」の計画前期が平成26年度で終了したことに伴い、計画の改定作業を行っています。関連する個別計画についても連動・整合を図りながら改定などを行います。このたび、計画改定に向けた考え方や施策の論点をまとめた「第4次三鷹市基本計画第1次改定に向けた基本方針・施策論点集」を策定しました。改定に当たっては、「多層的、多元的」な市民参加の機会を設け、市民のみなさんから幅広くご意見をいただけるよう取り組みます。
[問]企画経営課TEL内線2112
[キーワード]第4次三鷹市基本計画
市の基本的な行財政運営の指針として平成23年度〜34年度の12年間を計画期間とし、市長任期と連動した改定を行い、計画期間の施策や事業などを定めるもの。
■基本方針
・市長のマニフェストに示される政策を踏まえると同時に、市民参加の機会を広く設定します。
・国などの制度改正、社会経済状況の変化への対応、これまでの取り組みの成果と検証を踏まえた時点修正的な改定とします。
・目標年次をおおむね平成27年としている三鷹市基本構想については、基本計画の計画期間との連動を図る視点から、目標年次や計画人口など最小限の修正を提案する予定です。
・第1次改定の対象とする計画期間は、平成27年度〜34年度の8年間です。
■改定に向けた市民参加の取り組み
今年度は、多くの市民のみなさんに参加いただける機会を設ける予定です。なお、市民のみなさんと市政の課題を共有するため、市の課題や取り組み状況を視覚的に分かりやすくまとめた「三鷹を考える論点データ集2014」や、市民のみなさんの市の施策に対する意向などを十分把握するために実施した市民満足度・意向調査の報告書などを平成26年度までに作成しました。 ※改定に関する取り組みは、市ホームページからご覧いただけます。
◆25・26年度の取り組み
〈市民・学識経験者参加〉
・「第4次三鷹市基本計画第1次改定等に向けた市民満足度・意向調査」の実施
・「計量経済モデルによる三鷹市経済の長期予測(平成27年3月修正)」の実施
・三鷹まちづくり総合研究所「持続可能な都市経営と基本計画改定等の将来課題に関する研究会」での検討・提案
〈職員参加〉
・「三鷹を考える論点データ集2014」(写真)の発行、
「三鷹を考える基礎用語事典2014(web版)」
◆27年度の取り組み
改定の流れ
第1ステップ(6月) 基本方針・施策論点集
計画改定に向けた考え方や施策の論点をまとめたもの
第2ステップ(9月) 骨格案
施策の考え方や体系、主要事業などをまとめたもの
第3ステップ(12月) 素案
骨格案を具体化し、財政フレームや主要事業のスケジュールなど、計画案の全文を示したもの
28年3月 計画改定
市民参加
・「広報みたか」による意見募集(4面参照)
・まちづくりひろば(注1)(7月)
・市民会議・審議会
(注1)市内のイベント会場などで、来場者のみなさんからご意見をいただきます。
・まちづくりひろば(9月〜11月)
・三鷹ネットワーク大学による講座(9・10月)
・「広報みたか」特集号、およびアンケートの実施
・まちづくり懇談会(注2)(10月)
・まちづくりディスカッション(注3)(10・11月)
・市民会議・審議会
(注2)コミュニティ住区ごとに開催し、意見交換を行います。
(注3)重点課題から選定したテーマについて、無作為抽出で選ばれた市民のみなさんが話し合いを行います。
・パブリックコメントの実施(1月)
・市民会議・審議会
◇そのほかの市民参加
散歩感覚でまちを歩き、写真・コメントを投稿するスマートフォン向けアプリケーションを利用した「さんポキ」を行います。実施日程や内容など、くわしくは今後の「広報みたか」や市ホームページなどでお知らせします。
■「まちづくりひろば」にご参加ください
計画改定についてパネル展示と市職員による概要の説明を行い、計画に掲載予定の施策や地域課題について来場者のみなさんによるシール投票を行います。
◆「みたか商工まつり」で実施します
7月18日(土)・19日(日)に開催する同まつり(12面参照)の会場で「まちづくりひろば」を実施します。
■新川防災公園・多機能複合施設(仮称)
平成28年度竣工予定
平成25年10月に着手した新施設の建築工事の進捗(しんちょく)について、「広報みたか」6月21日発行号では西側広場付近から見た工事現場の状況を紹介しました。今号では、施設の東方向からの出入口となる東側広場から見た工事現場を紹介します。
[問]都市再生推進本部事務局TEL内線2054
工事現場(写真(1))を見ると、完成イメージに近づいていることがはっきりと分かります。右上には屋内施設の換気塔があり、左下にはエントランスホールに続く屋内通路入口が形作られています。
屋内通路内(写真(2))も完成に向けて工事が進んでいます。通路幅が約8mと広いことから、完成後は通路としてのみではなく、市民の交流とにぎわいを創出するためのスペースとして、物品販売や展示・撮影などの利用も想定しています。
竣工に向けて、徹底した安全管理のもと、計画的に整備工事を進めていきますので、ご理解とご協力をお願いします。
※写真はPDFをご覧ください。
事業概要 市民のみなさんの安全安心と市民サービスの向上を図るため、市役所東側の東京多摩青果(株)三鷹市場跡地(新川6丁目)を中心とした約2.0ヘクタールに、防災公園(災害時には一時避難場所として機能)とその下部にはスポーツセンターを、そして防災センターと老朽化し耐震性に課題のある公共施設などを集約した多機能複合施設を一体的に整備します。また、防災機能の向上のため、敷地北側の市道を拡幅し、周辺道路の無電柱化を実施します。竣工(しゅんこう)は平成28年度を予定しています。
なお、独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)の防災公園街区整備事業として国庫補助金を活用するなど、財政負担の軽減を図りながら事業を推進していきます。
【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保育】保育あり