地震(じしん)や火事に備(そな)える「防災(ぼうさい)」の仕事
日本は地震(じしん)の多い国です。防災課(ぼうさいか)では、1995年に起きた阪神・淡路大震災(はんしん・あわじだいしんさい)のような大地震(おおじしん)が発生した時に、市民のみなさんの生命や財産(ざいさん)を守り、被害(ひがい)をできるだけ少なくするための仕事をしています。
また、最近では、地震(じしん)のほかに集中豪雨(しゅうちゅうごうう)による水害が心配されています。三鷹市(みたかし)でも、2005年9月に1時間に105ミリを超(こ)える雨が降(ふ)り、多数の被害(ひがい)が発生しました。このような台風や集中豪雨(しゅうちゅうごうう)による水害に備(そな)えることも防災課(ぼうさいか)の大事な仕事の一つです。
このほかにも、防災課(ぼうさいか)では、日ごろの火災防止(かさいぼうし)や災害(さいがい)に強い地域(ちいき)づくりにも取り組んでいます。
みなさんも、いざというときに備(そな)えて、家庭にある「防災(ぼうさい)マップ」などを使って家族と避難場所(ひなんばしょ)を確認(かくにん)しておきましょう。
病気を予防(よぼう)し、治療(ちりょう)につなげる「健康推進(けんこうすいしん)」の仕事
日ごろからの備(そな)えが大事なのは、病気も同じです。健康推進課(けんこうすいしんか)では、赤ちゃんからお年寄(としよ)りまでさまざまな年齢層(ねんれいそう)の人を対象にした、からだと歯の「健康診査(けんこうしんさ)」、「がん」など特定の病気の検診(けんしん)や、さまざまな予防接種(よぼうせっしゅ)を行っています。
健康についての相談にのったり、病気になりにくい生活をアドバイスする仕事もしています。
日曜日や祝日、夜間など、一般(いっぱん)の病院や歯医者さんがお休みのときには、「休日・夜間診療(きゅうじつ・やかんしんりょう)」もしていますから、急に具合が悪くなったときも安心ですね。