市では、みなさんの家や市内の会社やお店などから出るごみを集め、処理(しょり)したりリサイクルしたりしています。ごみとして出されるもののなかには、空きびんや古着、粗大(そだい)ごみの一部のようにもう一度使えるものや、空き缶(あきかん)、ペットボトル、古紙、プラスチックのように、材料や資源(しげん)としてリサイクルできるものがたくさんまじっています。「まぜればごみ、分ければ資源(しげん)」という言葉をきいたことがあるでしょう。そこで、市ではごみを出すときに、リサイクルできるものとできないものをきちんと分けられるように、種類によって収集(しゅうしゅう)する曜日を決めているのです。
燃(も)やせるごみは焼却場(しょうきゃくじょう)で燃(も)やした後、専用(せんよう)の施設(しせつ)でセメントにし、道路などに活用しています。ごみを処理(しょり)したり、リサイクルするためにはたくさんお金や人の手もかかるし、エネルギーを使い二酸化(にさんか)炭素(たんそ)(CO2)も発生します。
そのため、市ではリサイクルの取り組みを進め、ごみを少しでも減(へ)らすようにくふうをしています。また、市の負担(ふたん)を減(へ)らすことと、ごみをもっと減(へ)らしていくために、2009年10月から、家庭から「燃(も)やせるごみ」や「燃(も)やせないごみ」を出す場合は、市で決めたごみ袋(ごみぶくろ)を買ってもらうことにしています。