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みたか国際化円卓会議第9期第3回会議

作成・発信部署:企画部 企画経営課

公開日:2017年5月1日 最終更新日:2018年8月7日

この会議は終了しました。

会議名

みたか国際化円卓会議第9期第3回会議

会議の開催日時

2016年7月28日(木曜日)午後6時30分から午後8時30分まで

開催場所

三鷹市役所市議会全員協議会室

傍聴者(人数)

なし

内容

みたか国際化円卓会議第9期 第3回会議録

出席者

委員8名(欠席委員5名)、NPO法人みたか都市観光協会事務局長、公益財団法人三鷹国際交流協会事務局長、事務局:企画部調整担当部長外4名
傍聴なし

議事内容

【当日配布資料】

  1. みたか都市観光協会のインバウンド対応について
  2. Basic Information& Cafe MAP
  3. みたか散策マップ
  4. 2015年版みたかのおみやげ部門 TAKA-1
  5. 「外国人おもてなし語学ボランティア」の資料
  6. 市内案内標識等に関する多言語化に向けた対応について
  7. MITAKA CITY NEWS8月号(日・英)

【議事内容】

1 三鷹の観光に関する取り組みについて

みたか都市観光協会

 東京オリンピック・パラリンピック競技大会を控え、外国人観光客はますます増えることが考えられる。三鷹市の一番の観光スポットはジブリ美術館になると思う。平成26年度の海外向けチケットの販売数は、約57,000人強となっているが、今後更に増えることが予想される。
 平成25年度に、市の事業としてジブリ美術館の来館者(日本人・外国人)にアンケート調査をした。この結果、65%の日本人が三鷹駅からジブリ美術館に行き、55%が三鷹駅に戻ることがわかった。そういった方にもっと三鷹周辺を歩いてもらえるようにしたいと考えている。また、ジブリ美術館を第一の目的として来ている方は4分の1であることがわかった。日本に来た目的を調査すると、1番は買い物、2番は和食、3番は和文化体験という結果になった。この目的を叶えられるスポットが三鷹にあると、もっと滞在してもらえるのだと思う。
 観光協会では、「みたか散策マップ」を観光客に配布している。マップは7つのコースを紹介しており、4カ国語対応の音声ペンで散策マップのマークがあるところに触れると、選択した言語の音声案内が流れるようになっている。音声ペンは100円でレンタルしており、年間数件ほど貸し出されている。音声ペンは、最終的に観光協会まで戻さないといけないことが、件数が伸び悩んでいる原因と考えている。また、今年度より、スマートフォンやタブレットでもマップと音声ガイドが利用できるようになった。こちらはGPS機能を搭載しているが、外国人観光客は、Wi-Fiがないとインターネットにつながらないため、外国人観光客にGPSを使っていただくのは難しい状態である。
 また、Basic Information& Cafe MAPという英語のマップを作成した。こちらはジブリ美術館までの道のりや、無料Wi-Fiスポット、ATMの場所等を載せている。今後、中国語版の作成や、和食等が体験できる食事マップの作成を検討している。
 観光協会のキャラクター、たかじょうくんを使った商品開発(抹茶味のクッキーなど)も行っている。他にも、外国人旅行者と地域の方々との交流の場を作ったり、地域ツアーを行っている市民団体の支援等もしている。
 観光協会は、企画委員会に加入している約60名の方と一緒に活動している。
【質疑など・フリートーク】
・ジブリ美術館を訪れた方に、三鷹市に滞在してもらうために、いくつかのポイントで乗り捨てができるレンタサイクルができるといいと思う。また合わせて、音声ペンも借りられるといい。外国人観光客は、和食や和服にも興味を持っている人が多い。
・港区がいくつかのポイントで乗り捨て可能なレンタサイクルをやっている。ビジネスマンが多く使っている。駐輪場の自転車の台数を調整するため、トラックが行き来しており、コストについては参考になると思う。
→(みたか都市観光協会事務局長)レンタサイクルは、株式会社まちづくり三鷹が実施している。すずかけ駐輪場で1日レンタサイクルを行っているが、利用は少ないと聞いている。また、昨年秋に三鷹駅、東小金井駅、調布駅、野川公園、深大寺等にポイントを作って、乗り捨て実験を行った。結果、駅間の移動が多かった。今年度も実施予定であり、3年間実験を行い、費用の面など、検討する予定である。
 和食のマップについても、留学生や在住外国人のご意見を聞いている中で、人によって好みや費用にばらつきがあることがわかったので、選べるようなかたちでマップに載せることを、企画委員会の方と検討しているところである。
・買い物は今ではインターネットでもできるので、和食を食べるなどの、経験を求める観光客が増えていると思う。
・(みたか都市観光協会事務局長)買い物となると、吉祥寺には敵わないので、吉祥寺にない魅力を三鷹は生み出していく必要があると考えている。
・軽井沢のホームページにあった、PDFの地図(英語)が良かった。大衆的または高級などのお店の雰囲気や、禁煙・喫煙について書いてあったのがとても助かった。また、ベジタリアン向けの表記のニーズもあると思う。
・日本のお店はのれんがついていて、窓が小さく、入りづらい。外国人観光客にとって、外から中の様子が見えるかどうかは大事だと思う。メニューは外に出ていると入りやすい。また、写真付きのメニューで、指で指して注文できると良い。お店が無料Wi-Fiのアピールをすれば、人も入ると思う。
・中国、韓国、東南アジアではジブリはとても人気がある。中国の爆買いブームは、もうすぐ終わると思われるが、和食や和文化体験のニーズはずっと続くと思う。なので、ジブリ美術館を見た後に、和食を食べて和文化体験ができる半日コースを考えてみてはどうか。和服を着る、剣道体験をする、天文台へ行などのコースを作り、インターネットで様々な言語で宣伝、あるいは旅行会社にお願いしてもいいと思う。
→(みたか都市観光協会事務局長)ジブリ美術館の後に、2時間楽しめるコースなどを考えるのはありだと思う。
・ツアーで何時に出発とするのではなく、ジブリ美術館を見終わって、例えば2時半からだと和文化体験で過ごせる、ここで食事ができるなどの、半日ぐらい過ごせるパターンを示すといいと思う。
→(みたか都市観光協会事務局長)現在の散策マップの他に、和文化体験など、ジャンルで分けたマップも考えていきたい。
・ジブリ美術館の周りは、観光スポットが少ないが、何もないのも特徴だと思う。東京の人混みから離れて、のんびり楽しめるところがあるとPRしてはどうか。公園でゆっくりしたり、子どもを自由に遊ばせることができると思う。
・市内には、浴衣が着られるサービスをしている所があるか。人気があると思う。
→(みたか都市観光協会事務局長)今はない。和服を扱っているお店は市内にあるので、連携して着物教室を開くことは考えられるかもしれない。
・お店では手が回らないと思うので、井心亭で、観光協会が浴衣の着付けや、お茶、昔遊び、折紙、けん玉などの日本文化体験を企画してはどうか。
・わざわざ機会を作るのは費用がかかるため、和服屋さんで着付体験をした方がいいと思う。和服を買う人もいるだろう。他には、剣道、空手の30分体験コースなどいいと思う。
・はっぴと鉢巻を着けて、太鼓体験もいい。
・コミュニティ・センターは観光についてはどのような意識を持っているか。
→(委員)コミュニティ・センターとしては、観光まで手が回らないため、観光協会から声をかけてもらい、協力するかたちが参加しやすい。
→(みたか都市観光協会事務局長)市民団体や女子栄養大学と連携して、半年に1回ほどのペースで、駅前コミニュティ・センターの調理室を借りて、和食や、外国の料理を作る活動をしている。活動を他のコミュニティ・センターに広げるといいのかもしれない。

三鷹国際交流協会

 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、東京都が「外国人おもてなし語学ボランティア育成講座」を実施している。東京都は、東京2020大会をきっかけに、ボランティア先進都市として成長していく長期ビジョンを持っており、2019年度までに、35,000人(現在では5万人に目標を上方修正)を養成する予定である。現在都内の自治体や国際交流協会でこの講座が実施されているが、三鷹でも11、1、2月に、東京都と三鷹国際交流協会の共催により実施予定である。この講座はとても人気があり、都内で高倍率となっている。なお、大会ボランティアとは別物である。講座を受講し、ボランティア精神のある方が増えていく中で、今後どう活躍していただくかを考える必要がある。
【質疑など・フリートーク】
・外国人おもてなし語学ボランティアとは具体的にどういった活動をする人か。
→(三鷹国際交流協会事務局長)例えば道に迷っている人に、おもてなしの心を持って積極的に声をかけられるようになることを目指しているものである。
・受講者は日本人対象か。
→(三鷹国際交流協会事務局長)東京都主催の事業のため都民対象となっている。三鷹で実施する場合は、在住・在勤・在学の三鷹市民及び当協会会員、という募集になる予定。

その他

・(事務局)資料6「市内案内標識等に関する多言語化に向けた対応について」の説明。
 今年度、三鷹駅前からジブリ美術館に沿って、公共施設案内標識を5か所、道路愛称名標識を4か所、避難場所及び避難所案内表示板を9か所、4カ国語表示を進める予定。外国人観光客の方にもわかりやすいようにピクトグラムを使用したもので作成する。来年度も継続して行っていく予定。
・(事務局)今年度、三鷹市、武蔵野市、西東京市、小金井市の4市による国際交流の広域連携事業の企画をしている。その一環として、秋頃に、三鷹市と武蔵野市に住んでいる18歳以上の在住外国人を無作為により各1,000人、合計2,000人抽出し、郵送によるアンケート調査を実施予定。アンケートにより、在住外国人の意識やニーズ、市政への参画意欲などを把握する目的である。三鷹市では、平成22年度に留学生を対象にアンケートを実施して以来である。来年1月以降に報告書がまとまる予定であり、まとまり次第、円卓会議でお知らせする。

次回日程

アンケート調査の報告がまとまる、平成29年1~2月を予定。

このページの作成・発信部署

企画部 企画経営課 平和・人権・国際化推進係
〒181-8555 東京都三鷹市野崎一丁目1番1号
電話:0422-29-9032 
ファクス:0422-29-9279

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