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センダン(栴檀 別名オウチ)センダン科
作成・発信部署:都市整備部 緑と公園課
公開日:2026年7月1日 最終更新日:2026年7月1日
丸池公園のシンボルツリー
センダンは暖温帯の海岸近くを中心に生える落葉高木で、大きいものは樹高20~30mほどにもなるそうです。
「栴檀(せんだん)は双葉(ふたば)より芳(かんば)し」ということわざが知られますが、センダンの葉は香らず、インド地方等を原産とする香木、ビャクダン(白檀)と混同されたため、と言われます。しかしながらビャクダンも葉は香らないそうです。
写真は丸池公園のシンボルツリーとなっているセンダンの木が花をつけている姿です。
5月~6月ごろ咲く花は5弁で直径は1cmほどです。花にはバニラのような甘い香りがあります。この花の色が淡い藤色で「あわふぢ」と呼ばれ、それが転訛して「楝(おうち)」と呼ばれ、万葉のころから親しまれたそうです。
清少納言も枕草子の中でこの花を取り上げています。
丸池公園のセンダンは公園整備前から生えていたものですが、植栽されたものだと思われます。寒さには弱く、以前は伊豆半島以西に生える、と知られていましたが、温暖化が進んだせいか、あちこちで実生(種子から生えた幼木)を見かけるようにもなりました。
葉の形は写真のように、2~3回羽状複葉が特徴的です。大きいものは3回羽状複葉となり100枚以上の小葉で構成されます。この複雑な形をしたものが一枚の葉です。小葉にはふぞろいな鋸歯があるのも特徴の一つです。
街路樹や公園樹としても植えられることも多く、九州地方などでは学校のシンボルツリーとして植えることも多いそうです。筆者も屋久島の小学校でみたことがあり、大きな姿はとても印象的でした。成長がとても早いことも学校のシンボルとしてふさわしいのかもしれません。

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