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消費者相談窓口から 第463号「フィッシングメールにご注意!」
作成・発信部署:生活環境部 生活経済課
公開日:2025年10月19日 最終更新日:2025年10月19日
ちょっと待って!そのメールは本物?フィッシングメールにご注意
相談事例1
日頃、よく利用している通販サイトから「お客様のアカウント情報が3日以内に期限切れになります。アカウント保持のために以下のリンクから更新してください」とメールが届いた。メールに記載されていたURLをクリックして氏名、住所、クレジットカード番号等の個人情報を入力した。
後日、クレジットカード利用明細に身に覚えのない6万円の請求があった。自分の利用ではないので支払いたくない。(50歳代・男性)
相談事例2
クレジットカード会社を名乗るメールが届き「緊急、あなたのカードが第三者に不正利用されています。取引の確認をしてください」と書かれていた。慌てて確認用リンク先にアクセスしクレジットカード情報を入力した。
その後、本当のクレジットカード会社から電話があり「外国で20万円のカード利用があったが不正利用の可能性があり、連絡をした」と言われた。そこで先のメールが詐欺メールと分かった。
クレジットカードの利用を停止し、再発行の手続きをしたが他にすることはあるか。(60歳代・女性)
アドバイス
実在の通販サイト、クレジット会社などを装った偽のメールやSMS(ショートメッセージ)でIDやパスワード、暗証番号、クレジットカード番号などの個人情報を盗む「フィッシング詐欺」の相談が寄せられています。「利用停止になります」「至急ご確認ください」などと不安をあおり、偽サイトに誘導する手口です。
被害にあわないために注意するポイント
- 心当たりのないメールは開封せずに削除する。
- メールに記載されているURLは開かない。
- 必要な時は、必ず事業者の公式アプリや公式サイトからアクセスする。
もし、フィッシングサイトに情報を入力してしまったら
- クレジットカード会社や金融機関に相談する。
- 同じIDやパスワードを使っているサービスの変更を速やかにする。
日頃の対策
- IDやパスワードを使いまわさない。
- クレジットカード、キャリア決済、インターネットバンキングの利用明細をこまめに確認する。(特にクレジットカードは、不正利用の保証期間を60日と定めている会社が多いので、早めに気が付くことが大切)
- 公式サイトに注意喚起がないか確認する。フィッシングメールの他にも、詐欺サイトやスキミング(カードの磁気ストライプ情報を盗むこと)で個人情報が漏れることがあります。注意しましょう。
不安なことや、分からないことがあれば、消費者相談室にご相談ください。
このページの作成・発信部署
〒181-0013 東京都三鷹市下連雀三丁目22番7号消費者活動センター
電話:0422-43-7874
ファクス:0422-45-3300