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オニヤンマ(鬼蜻蜓)ヤンマ科
作成・発信部署:都市整備部 緑と公園課
公開日:2025年8月10日 最終更新日:2025年8月10日
日本最大のトンボ 迫力の飛翔
オニヤンマは全国に生息している、わが国最大のトンボで、体長は約10センチメートルに及びます。写真のように黒色の地に黄色の縞模様が入っている事が分かりやすい特徴です。枝などにとまるときは、尾を下に向けて垂直に止まります。
複眼がよく目立つ緑色で左右の眼がくっついている事も特徴のひとつです。
4枚の羽をバラバラに動かして自由自在に、かなりのスピードで飛行します。
林道や水路の上などを行ったり来たりパトロールするオスの姿は、迫力があり、よく目立ちます。同じコースを飛ぶことが多く、何度も撮影して飛ぶ姿を捉えたものが写真です。意外にもビル街で見かけることもあります。
トンボの仲間は全て小動物を食べる捕食者ですが、動態視力が優れていて人間が眼では全く追えないような素早く動く、小さい虫の動きなども完全に捉えてハンティングします。写真は、空中でウスバキトンボを捕らえて食べ始めたオニヤンマを撮ったものです。