ここから本文です

オニヤンマ(鬼蜻蜓)ヤンマ科

作成・発信部署:都市整備部 緑と公園課

公開日:2025年8月10日 最終更新日:2025年8月10日

画像:オニヤンマの写真(拡大画像へのリンク)

尾を下にさげて枝にとまるオニヤンマ

(画像クリックで拡大 127KB)

日本最大のトンボ 迫力の飛翔

オニヤンマは全国に生息している、わが国最大のトンボで、体長は約10センチメートルに及びます。写真のように黒色の地に黄色の縞模様が入っている事が分かりやすい特徴です。枝などにとまるときは、尾を下に向けて垂直に止まります。 

画像:オニヤンマの飛翔写真(拡大画像へのリンク)

オニヤンマの飛翔

(画像クリックで拡大 33KB)

複眼がよく目立つ緑色で左右の眼がくっついている事も特徴のひとつです。
4
枚の羽をバラバラに動かして自由自在に、かなりのスピードで飛行します。

林道や水路の上などを行ったり来たりパトロールするオスの姿は、迫力があり、よく目立ちます。同じコースを飛ぶことが多く、何度も撮影して飛ぶ姿を捉えたものが写真です。意外にもビル街で見かけることもあります。

画像:ウスバキトンボをとらえたオニヤンマの写真(拡大画像へのリンク)

ウスバキトンボをとらえたオニヤンマ

(画像クリックで拡大 79KB)

トンボの仲間は全て小動物を食べる捕食者ですが、動態視力が優れていて人間が眼では全く追えないような素早く動く、小さい虫の動きなども完全に捉えてハンティングします。写真は、空中でウスバキトンボを捕らえて食べ始めたオニヤンマを撮ったものです。

画像:オニヤンマ羽化後の抜け殻の写真(拡大画像へのリンク)

オニヤンマ羽化後の抜け殻

(画像クリックで拡大 105KB)

幼虫(いわゆるヤゴ)の状態で、水中にて2年~4年を過ごし、羽化するといわれています。ヤゴの時代には、小魚などを襲うこともあります。写真は羽化した後の抜け殻です。

2022年頃から、オニヤンマの姿をリアルに再現し、ハイキングや、ガーデンでの活動等の際に身に着けると、蚊などがオニヤンマの姿を恐れて近づかず、虫除けになるという模型が流行しています。化学薬品を使わずに昆虫を撃退する発想はとてもユニークですが、果たして効果のほどはどうなのでしょうか。

参考文献

ヤマケイポケットガイド 水辺の昆虫(今森光彦 著)

このページの作成・発信部署

都市整備部 緑と公園課
〒181-8555 東京都三鷹市野崎一丁目1番1号
電話:0422-29-9789 

緑と公園課のページへ

ご意見・お問い合わせはこちらから

あなたが審査員!

質問:このページの情報は役に立ちましたか?

  • 住所・電話番号などの個人情報は記入しないでください。
  • この記入欄からいただいたご意見には回答できません。
  • 回答が必要な内容はご意見・お問い合わせからお願いします。

集計結果を見る

ページトップに戻る