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第85回 令和6(2024)年7月7日公開

作成・発信部署:企画部 市長室

公開日:2024年7月7日 最終更新日:2024年7月7日

「桜桃忌」をめぐって

 「太宰が生きたまち・三鷹」として、先月は関連イベントなども多く、まさに「太宰治月間」ともいえる1カ月でした。中でもよく知られているのは、6月19日の桜桃忌でしょうか。玉川上水に身を投げた太宰さんは、くしくも39歳の誕生日である昭和23年6月19日に発見されました。翌年から、お墓のある禅林寺で友人を中心に営まれた偲ぶ会は、亡くなる直前に書かれた短編小説『桜桃』の題名にちなみ、「桜桃忌」と命名されました。
 『桜桃』は「子供より親が大事、と思いたい」という有名な一文から始まります。「こどもまんなか社会」ともいわれる昨今、読点の打ち方を含め、考えさせられる言い回しですが、「親である自分の方が大事と言いたいけれど、やっぱり子どもが大事」ということらしいです。
 没後75年以上がたった今でも、桜桃忌に墓参されるファンの方は後を絶ちません。今年の6月19日は晴れ渡り、お墓には桜桃(サクランボ)の実がたくさん届いていました。


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