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第68回 令和5(2023)年10月15日公開
作成・発信部署:企画部 市長室
公開日:2023年10月15日 最終更新日:2023年10月15日
「もったいない」は世界共通語です
海外に広まった日本語はいくつもありますが、「もったいない」という言葉もその一つです。環境分野で初のノーベル平和賞を受賞したケニア人女性のワンガリ・マータイさんが、来日した際に「もったいない」という言葉に感銘を受け、そのままの言葉「MOTTAINAI」を世界に広めたといわれています。海外の方にとっては新鮮な発想だったんでしょう。「もの」への敬意や愛情を示すこの言葉は、今では環境問題を語るときになくてはならない言葉になっています。
さて、江戸時代は今から考えると大変貧しい社会でした。しかし、それゆえにリサイクルが徹底された社会でもありました。例えば、高価な着物は何度も糸をほどいて普段着として再利用し、最後は布巾や雑巾、そして赤ちゃんのおしめとしても有効活用されたそうです。若い人たちの古着ブームも、意外とこうした伝統にルーツがあるのかもしれませんね。
地球温暖化が叫ばれ、持続可能な社会の在り方を追求する現代において、この「もったいない」精神こそ、私たちの生活の中心に据える必要があります。大量生産・大量消費で経済成長を競う時代から、質的な向上による豊さを求める時代へ。リサイクル市民工房は皆さんの来訪をお待ちしています。お気軽にお越しください。
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企画部 市長室
〒181-8555 東京都三鷹市野崎一丁目1番1号
電話:0422-45-1151(内線:2011)
ファクス:0422-48-2593
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