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第67回 令和5(2023)年10月1日公開
作成・発信部署:企画部 市長室
公開日:2023年10月1日 最終更新日:2023年10月1日
深刻化する子どもの問題
市長になったばかりの頃、市民の方から一本の深刻な電話がありました。それは「知り合いの子どもが両親から虐待を受け、耐えられなくなって家出をしたと相談を受けた。なんとかしてあげたい」というものでした。情報提供を受け、市の相談窓口や、東京都の児童相談所につないだことを覚えています。その後、何度か電話を受けましたが、最終的には児童相談所などが動き、親子の関係が改善され、その子は親元へ戻ることを選択したと聞きました。相談できる人がいて、関係機関など多くの人が関わってくれて良かったと思っています。
「子どもの問題」は複雑です。ただでさえ複雑なのに、家族の中だけで問題が閉じられる傾向があり、その複雑さはさらに増します。周りが何か手助けをしようとしても難しいというのも事実です。
かつて、三鷹市で子どもの問題としてクローズアップされたのは、主にいじめの問題でした。最近は、そこに子どもの貧困やヤングケアラーの問題なども加わり、子どもを取り巻く社会問題は、一層多様化し、深刻化しています。今こそ、三鷹市をはじめ、さまざまな関係機関やNPOなどが連携を強くすることが求められています。「おやっ?」と思うことがあれば、まずは市の相談窓口「子ども家庭支援センターりぼん」に心配な状況をご連絡ください。
このページの作成・発信部署
企画部 市長室
〒181-8555 東京都三鷹市野崎一丁目1番1号
電話:0422-45-1151(内線:2011)
ファクス:0422-48-2593
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