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長期化が見込まれる外環事業に対する取組について(要望)
作成・発信部署:企画部 市長室
公開日:2022年9月26日 最終更新日:2022年9月26日
長期化が見込まれる外環事業に対する北野の里(仮称)のまちづくりに向けた取組について(要望)
国土交通省関東地方整備局 東京外かく環状国道事務所 所長 関 信郎 様
東日本高速道路株式会社 関東支社 東京外環工事事務所 所長 上村 治 様
中日本高速道路株式会社 東京支社 東京工事事務所 所長 中岡 毅 様
令和4年9月22日
三鷹市長 河村 孝
要望書の内容
日頃より、三鷹市のまちづくりにご理解ご協力いただき、ありがとうございます。
さて、東京外かく環状道路事業においては、令和2年10月に工事現場直上(調布市東つつじヶ丘2丁目地内)で陥没・空洞が発生すると共に事業認可が令和13年3月に延伸され、さらに令和4年4月には大泉ジャンクションにおいて本線トンネル(南行)シールドマシンが損傷して掘進を停止するなど、長期化が見込まれています。
その一方で、「東京外かく環状道路(関越道~東名高速間)対応の方針」において、中央ジャンクション(仮称)蓋かけ上部空間等による、地域コミュニティへの影響を極力小さくするための公園または緑地的な利用について定められています。そのため、これらの整備に期待している地域住民の方々にとって、本事業の長期化は憂慮すべき事態であると考えます。
つきましては、安全・安心な工事を最優先するのは当然ですが、これまで整備に協力していただいた地域住民の方々に更なる配慮と丁寧な対応を行うと共に、下記のとおり地域のまちづくりに取り組んでいただくようお願いします。
記
- 中央ジャンクション(仮称)の上部利用について、長期化する本事業の完了を待たずに中央自動車道高架下を含めた施工ヤードの地域へ開放する機会をさらに拡充し、地域の方々が利用できる形態としていただきたい。
- 中央ジャンクション(仮称)の施工ヤード周辺においては、地域住民の方々の安全や良好な環境に資するよう取り組んでいただきたい。
- 中央ジャンクション(仮称)と既存道路の接続に伴う渋滞対策や周辺生活道路への流入対策など、本事業に伴うまちづくり上の交通課題等の解決に向けて取り組んでいただきたい。
- 将来の上部空間等で利用することになる北野の樹木や土については、本事業の長期化に関わらず、事業者において連携し、適切な管理と活用に取り組んでいただきたい。
- 緑と水の公園都市を目指す三鷹市として、中央自動車道三鷹料金所周辺の緩衝緑地帯を中央ジャンクション(仮称)蓋かけ上部空間等と一体的な緑地の管理・維持となるよう先行して取り組んでいただきたい。
- まちづくり団体及び地域住民の方々が管理・運営をしている北野情報コーナーにおいて、本施設における外環事業に伴うまちづくりに支援・協力をいただきたい。
- 北野の緑と農を保全・活用するため、地域住民の方々と進めている都市農地保全への協力に感謝するとともに、引き続き、支援・協力をいただきたい。
- 学校教育における中央ジャンクション(仮称)の現場見学は好評を得ており、一般の市民にとっても社会資本整備の現場を学ぶ良好な機会であるため、より拡充するなど対象を広げていただきたい。
- 中央ジャンクション(仮称)における、施工された構造物の内容及び今後予定されている工事内容を示すと共に、上部空間等の活用に向けた今後のスケジュールを含め、分かりやすく地域住民の方々に提示いただきたい。
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