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第33回 令和4(2022)年3月20日公開

作成・発信部署:企画部 市長室

公開日:2022年3月20日 最終更新日:2022年3月20日

「平和」という言葉の重み

 私が物心ついた頃は、日本は高度経済成長の真っ只中でした。もちろん、敗戦の傷痕など街中には見かけませんでした。戦争中のことも、両親の口から時折語られるだけで、平和が当たり前のように感じられていた時代です。
 市の基本目標と実現のための施策の方向を定めた『三鷹市基本構想』では、基本理念に「平和・人権・自治」を掲げています。この三つの言葉は深く関連し合っていますが、特に最初の「平和」という言葉は、後に続く「人権」「自治」だけでなく、すべての施策の大前提となる大切な言葉です。
 平和は脆いものです。真剣に日々守っていく努力をしていかなければ、すぐに壊れてしまうものです。日本は戦後70年を過ぎ、さらに80年に向かおうとしています。幸いにもこの間、直接戦禍に見舞われることはありませんでした。それは決して偶然などではなく、多くの方々の叡智と努力があったからだと思います。しかし、現在「核」の脅しさえ、公然と国際交渉の場で口にされています。これは決して許されることではありません。かけがえのない平和を守り抜くために何ができるのか、改めて私たち一人ひとりが平和に向き合うことを求められています。

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