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文学施設の整備に向けた『基本的な考え方』をとりまとめました
作成・発信部署:スポーツと文化部 芸術文化課
公開日:2018年3月30日 最終更新日:2024年5月21日
下記の内容は2020年度時点の情報です。
『「太宰治記念文学館(仮称)」及び「吉村昭書斎(仮称)」の整備に向けた基本的な考え方』をとりまとめました
三鷹市では、「井の頭文学施設(仮称)」(「太宰治記念文学館(仮称)」及び「吉村昭書斎(仮称)」)について、設置場所及び平成31年度の開館を想定したスケジュールを見直し、これまでの『整備基本プラン(案)』及び『整備基本プラン(修正案)』に代えて、『「太宰治記念文学館(仮称)」及び「吉村昭書斎(仮称)」の整備に向けた基本的な考え方』を3月末にとりまとめました。
今後は、この『基本的な考え方』に基づいて、特別展の開催など顕彰事業のあり方や整備に向けた検討を継続します。
建設場所の再検討及びスケジュールの見直しについて
両施設は、「井の頭文学施設(仮称)」として、都立井の頭恩賜公園内で建設することとしてきましたが、この間、三鷹市議会からの「慎重に進めるべき」とのご意見や、2回のパブリックコメントにおいて、設置場所について候補地以外で整備すべきとのご意見も多いこと、昨年末の平成30年度予算編成の中で明らかになった国による地方消費税の清算基準の見直しおよびふるさと納税によって一定の市税の減収が見込まれること、修正案で示した場所については基盤整備のために経費増が見込まれることなどの状況を総合的に判断し、都立井の頭恩賜公園以外の場所に設置することとします。また、平成31年度の開館を想定したスケジュールを見直し、今後の整備に向けて検討を進めることとします。
今後の検討の方向性について
両施設については、平成28・29年度の検討結果を活かしつつ、今後実施する特別展の開催など、顕彰事業のあり方や整備に向けた検討を継続して行います。
施設整備の候補地については、「市有地」「市の既存施設の活用」や「市が今後整備する施設との複合化」など、今後、多様な考え方から多角的に検討します。
想定されるスケジュール(案)
平成30年度
- 「三鷹市ゆかりの文学者顕彰事業検討会議(仮称)」の設置
- 「太宰治没後70年特別展」の開催及び生誕110年記念事業に向けた検討
- 「吉村昭・津村節子顕彰事業」の検討・実施
- 「太宰治記念文学館(仮称)」及び「吉村昭書斎(仮称)」の整備に向けた検討
平成31年度
- 「太宰治生誕110年特別展」の開催
- 「吉村昭・津村節子顕彰事業」の継続
- 「太宰治記念文学館(仮称)」及び「吉村昭書斎(仮称)」の整備に向けた検討の継続
令和2年度
- 三鷹市ゆかりの文学者顕彰事業の企画・実施
- 太宰治展示室(仮称)の開設<12月>
- 吉村昭書斎の移築整備の検討
『基本的な考え方』の閲覧方法
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