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ダイサギ(大鷺)サギ科

作成・発信部署:都市整備部 緑と公園課

公開日:2012年1月6日 最終更新日:2023年6月5日

画像:ダイサギの写真(拡大画像へのリンク)

ダイサギ

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国内最大のシラサギ

 ダイサギは体長90センチメートル、漢字で「大鷺」と書くように大きなシラサギです。日本で見ることのできるシラサギの仲間はダイサギのほか、全長60センチメートルほどでカラス大のコサギ、全長68センチメートルのチュウサギが主な種です。文字通り大中小と大きさの違う3種です。三鷹市内で最もよく見かけるのはコサギですが、秋から春の越冬期にはダイサギも見ることができます。チュウサギは数が多くないのでなかなか出会えない鳥です。

 サギの仲間は、魚食・昆虫食で、魚類やザリガニ、バッタなどの昆虫を主に食べますが、体の大きなダイサギは、時にはとても大きな魚を捕らえ、四苦八苦しながら丸飲みしたりすることもあります。

 多摩川では、サギの群れとカワウの群れが協同作戦で魚を捕らえているところをみることがあります。カワウの群れが川の中に潜って岸のほうへ魚を追い立て、岸側からコサギ,ダイサギが待ち受けて捕らえるという様子はとても巧妙で、シラサギの白とカワウの黒のコントラストも目立ちます。食欲旺盛な鳥たちが魚を次々に丸のみする様子は圧巻ですが、多摩川上流のあきる野市などでは鮎などの漁業に与える影響が少なからずあるようです。

 このダイサギは夏にはくちばしが黒く、冬には黄色くなるのが特徴です。コサギは夏冬でそれほど姿が変わらず、くちばしの色は一年中黒です。また、ダイサギは脚全体が黒く、コサギも脚は黒ですが指が黄色という特徴があります。野川や仙川でシラサギを見かけたらチェックしてみてください。

参考文献
  • 野鳥 監修:唐沢孝一 JTBブックスカラー図鑑4
  • 都会の生物 解説:藤本和典 小学館

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電話:0422-29-9789 

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