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アメリカ合衆国臨界前核実験に対する抗議及び要請(H22.10.15)

作成・発信部署:企画部 市長室

公開日:2010年10月20日 最終更新日:2010年11月25日

アメリカ合衆国臨界前核実験に対する抗議及び要請文(郵送)

アメリカ合衆国大統領
バラク・H・オバマ 閣下

駐日アメリカ合衆国大使館 特命全権大使
ジョン・V・ルース 閣下

 貴国が本年9月15日に、ネバダ州の地下核実験場で24回目となる臨界前核実験を実施したとの報道がありました。
 貴国の実施した臨界前核実験は、平和を願うすべての国、自治体及び市民の思いを無視した許しがたい暴挙であり、極めて遺憾なことであります。
 今後、人類が核兵器によって悲惨な経験を繰り返すことのないよう、地上から核兵器を一掃し、恒久平和の実現に向けた不断の努力を続けていくことが、現代に生きる私たちの使命です。
 核兵器のない世界を目指すことで、ようやく国際情勢にも変化の兆しが見えてきた矢先の今回の臨界前核実験は、再び国際社会を核軍拡へと転換させる契機になる恐れがあるとともに、核兵器廃絶を願う全世界の人々の願いを踏みにじるものであり、絶対に容認できません。
 私たちはここに、非核宣言都市である三鷹市を代表し、貴国の核実験の実施に厳重に抗議するとともに、貴国が今後の臨界前核実験を中止し、包括的核実験禁止条約(CTBT)を批准し、その早期発効に努力され、核大国として核兵器の廃絶と恒久平和の実現に率先して先導的な役割を果たされるよう、強く要請いたします。

2010年10月15日

三 鷹 市 長    清原 慶子
三鷹市議会議長 田中 順子

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