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みたか高齢者憲章(注釈付き)

作成・発信部署:健康福祉部 高齢者支援課

公開日:2004年9月8日 最終更新日:2019年9月4日

みたか高齢者憲章

 私たちのまち、三鷹市は、文化の香り高く、いきいきとした豊かな地域社会の形成を目指しています。
 男女ともに80歳時代となり、高齢者自身の選択に基づき、自分にふさわしい生活を築くことが求められています。
 私たち、三鷹市をつくるすべての人たちは、高齢者が地域の中で、希望をもって安心して年齢を重ねることができるまちになることを願って、この憲章を定めます。

私たちは

  1. 高齢者の過去と現在の働きを心に刻み、高齢者一人ひとりが誇りをもって生活できるように努めます。
  2. 高齢者が、その豊かな経験と知と技をいかし、年齢と状態にかかわりなく、自己実現できる、あらゆる機会を提供します。
  3. 高齢期において、だれもが、心身ともにすこやかに生活できるよう、健康づくりを含むサービスや活動の充実に努めます。
  4. 高齢者それぞれの生活を大切にする、ともにふれあい、支えあう、だれにでもやさしい地域社会をつくります。
  5. 相互の理解に基づき、すべての人々の人権が尊重され、排除や差別のない地域文化を築きます。

注釈

80歳時代とは
三鷹市民の平均寿命は、厚生労働省の調べで2000年、男性80.2歳、女性85.4歳です(全国平均は男性77.7歳、女性84.6歳)。男性が80歳を超えているのは、全国3,000余のうち7自治体しかありません。その数少ない自治体になっています。
高齢者とは
高齢者とは、老人福祉法等法制度上は明確に定義されていませんが、国連や政府が実施する統計では、65歳以上を高齢者としています。
三鷹市をつくるすべての人たちとは
三鷹市をつくるすべての市民、行政、事業者そしてNPO法人を含むさまざまな組織・団体を表わしています。
誇りをもってとは
身体的あるいは精神的にいかなる状態(例えば寝たきり状態)であろうとも人間らしく尊厳のある暮らしができるように、という意味を含んでいます。
年齢と状態にかかわりなく、自己実現できる、あらゆる機会とは
年齢や心身の状態にかかわらず、過去及び現在の経験・知識・技術をどのような形であれ発揮できる機会や場を表わしています。
例えば、就業・ボランテイア活動・趣味活動・学習の機会・行政の計画への参加など本人が生きている喜びを感じられるような機会や場を作ることです。
サービスや活動とは
高齢者が、安心して生活できるための支援は、介護保険や公的なサービスはもとより、一人暮らし高齢者などへの住民、ボランテイア等が行っている見守り活動、近隣の場所でのサロン活動、訪問活動や配食等が、とても大切になっています。このような住民などによる自主的な活動が、制度としてのサービスと連携して、一人ひとりの高齢者の生活を支えていくという意味で、サービス及び活動としています。
それぞれの生活を大切にする、ともにふれあい、支えあう、誰にでもやさしい地域社会とは
高齢者それぞれの個性ある生活を大事にし、自助、共助、公助、そして世代を超えた住民同士の交流と支え合いにより、高齢者を含むすべての市民が相互に敬愛し、いきいきと暮らす地域社会という内容です。
すべての人々の人権が尊重され、排除や差別のない地域文化とは
高齢者をはじめ市民一人ひとりの人権が守られ、排除や差別のない状態が特別なことではなく、日常生活の中であたりまえの光景となっているような地域文化を表わしています。

※みたか高齢者憲章は、平成16年3月25日に三鷹市議会で議決されました。

このページの作成・発信部署

健康福祉部 高齢者支援課 高齢者相談係
〒181-8555 東京都三鷹市野崎一丁目1番1号
電話:0422-29-9272 
ファクス:0422-48-2813

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