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戦没者追悼式並びに平和祈念式典を開催しました
作成・発信部署:健康福祉部 地域福祉課
公開日:2026年8月15日 最終更新日:2026年8月15日
世代をこえて平和を考える日
三鷹市では、戦争の記憶を風化させることなく次世代へ継承し、21世紀を平和の世紀としていく意識を醸成するため、8月15日を「世代をこえて平和を考える日」と位置付け、第二次世界大戦で犠牲になられたかたがたのご冥福をお祈りするとともに、平和を願い、世代をこえて平和について考えることを目的として式典等を開催しました。
三鷹市公会堂ロビーでは献花台が設けられ、三鷹市長、三鷹市遺族会などによる代表献花のほか、多くの参列者による献花が行われました。
また、光のホールでは、三鷹市長、三鷹市議会議長、三鷹市遺族会会長による「追悼と平和祈念のことば」のほか、戦争を体験した三鷹市民による講話「いま語り伝えたいこと」、正午の黙とう、中学生長崎市平和交流派遣事業の報告、三鷹中央学園三鷹市立第三小学校合唱団のみなさんによるコーラスが行われました。
映画上映なども行いました
午後には、平和アニメ上映会として「ぞう列車がやってきた」を光のホールで上映しました。
市役所1階市民ホールでは、8月3日から31日までの開庁日に、「原爆がもたらしたもの-写真が語る長崎の被災-」及び「核兵器と戦争に関する16の問い展」と題して、「長崎に投下された原爆による建物や人々への甚大な被害の実相を写真パネルで紹介する展示や、「問い」を通じて核兵器や戦争について主体的に考えるきっかけとなるポスター展示を行っています。あわせて、みたかデジタル平和資料館を閲覧できるパソコンも設置しています。
令和8年度(2026年度)「世代をこえて平和を考える日」追悼と平和祈念のことば(全文)
本日、先の大戦から81回目となる8月15日を迎え、「三鷹市戦没者追悼式並びに平和祈念式典」を執り行うに当たり、戦争の犠牲となられた多くの尊い御霊に対し、市民を代表して、心から哀悼の誠を捧げるとともに、世界の恒久平和を祈念いたします。
昭和20年(1945年)東京では、3月10日に、下町を中心とした「東京大空襲」がありました。当時の三鷹町からも炎で赤く染まる東方面の空が見えたとのことです。三鷹町も軍需工場地帯の一部であったことから、再三にわたる空襲があり、大きな被害を受けました。
そして東京以外でも、沖縄が地上戦となったほか、各地の都市が幾度も空襲に見舞われ、同年8月6日に広島市、8月9日に長崎市に原子爆弾が投下され、多くの人々の尊い命の犠牲が払われた後に、8月15日、日本はようやく終戦の日を迎えました。
三鷹市では、この終戦の日を「世代をこえて平和を考える日」と位置付け、毎年、「戦没者追悼式並びに平和祈念式典」を開催しております。しかしながら戦争を体験した方々が年々少なくなってきた今だからこそ、世代をこえて、共に平和の意義を考える機会がますます重要となっています。戦争の記憶を風化させることなく後世に語り継いでいく責務は、より大切なものとなっているといえるでしょう。
三鷹市は、昭和35年(1960年)に『世界連邦都市宣言』を、昭和57年(1982年)には「核兵器を持たず・つくらず・持ち込ませず」の非核三原則が、全ての国の原則となることを願い、『非核都市宣言』を行い、平成4年(1992年)には、『三鷹市における平和施策の推進に関する条例』を制定しました。
また、市の最上位計画である『三鷹市基本構想』は、「平和の希求」「人権の尊重」「自治の推進」を基調とした「あすへのまち三鷹」を基本目標としています。本年3月には、今後の三鷹市における中長期的な平和施策の取組の方向性を示し、戦争の記憶と戦禍を二度と繰り返してはいけないという思いを次世代に引き継ぐため、今の条例を改正、強化し、「三鷹市平和の日」の制定や「三鷹市平和文化功労者」の制度を創設しました。
この改正を重要な転機と捉え、市民一人ひとりが平和について自ら考え、行動することを通して、恒久平和の実現に向けた機運を一層高めてまいります。
私たちが次世代へ繋ぐべき平和は、単に戦争がない状態ではなく、差別や貧困もなく家族や友人と笑顔で過ごし、安心して暮らすという「当たり前の日常」そのものです。
しかし、世界に目を向けると、長期化する武力紛争など国際情勢は不安定であり、平和が決して当たり前のものではないという厳しい現実を、深く認識させられます。私たちは、これを遠い異国の出来事として傍観するわけにはいきません。平和はそれを希求する確かな意志と、維持するための具体的な行動があって初めて守り抜けるのだという認識を、市民の皆様と共有しなければなりません。
戦後80年という大きな節目を迎え、平和への歩みを次なる世代へと繋ぐ本年は、平和を維持するための具体的な行動をさらに進めていく、新たな局面を迎えています。
平和を維持するための行動は、決して特別なことではありません。ご遺族の皆様をはじめ、次代を担う若者など、多くの市民の皆様が平和を「自分ごと」として捉え、共に行動していくことが、その第一歩となります。
また、平和の観点から国際交流事業の更なる推進を図り、平和の尊さを世界へ力強く発信する取り組みを着実に展開してまいります。
三鷹市は、市民の皆様がそれぞれの立場で、具体的な行動を起こせるよう、その活動を全力で支援いたします。先人たちが守り抜いてきた平穏な日常を未来に向けて着実に形づくり、次の世代へと継承していくことこそが、恒久平和に繋がる道であると確信し、皆様と共にその実現に尽力していくことを、ここにお誓い申し上げます。
結びに、今一度、先の大戦で亡くなられた尊い御霊のご冥福をお祈りし、ご遺族の皆様、原爆被害者の皆様のご多幸を願いますとともに、全ての人々が平和の下に、平等に、心豊かに安心して暮らせるように「平和への祈り」を捧げ、「追悼と平和祈念のことば」といたします。
令和8年(2026年)8月15日
三鷹市長 河 村 孝
このページの作成・発信部署
〒181-8555 東京都三鷹市野崎一丁目1番1号
電話:0422-29-9231
ファクス:0422-29-9620
【戦没者追悼式並びに平和祈念式典に関するお問い合わせ】
■企画部 平和人権課(電話0422-29-9032)
■健康福祉部 地域福祉課
地域福祉係(電話0422-29-9231)

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