ここから本文です
公園に雨庭(レインガーデン)を整備しました
作成・発信部署:都市整備部 緑と公園課
公開日:2025年5月23日 最終更新日:2025年5月26日
大沢崖の道児童遊園に雨庭を整備しました
雨庭は、周りより少し低く、雨水が流れ込むように作った緑地帯です。降った雨を一時的に溜めておいて、ゆっくりと地中に浸透させます。下水道へ流れ込む雨水を減らすことで都市型水害の軽減につながるほか、ヒートアイランド現象の緩和や水質浄化など様々な効果が期待されるグリーンインフラです。
- 設置場所
グリーンインフラとは
グリーンインフラとは、社会のさまざまな課題解決に自然環境の多様な機能を積極的に活用しようとする考え方です。全国の様々な場所で、自然が持つ機能を活用し、持続可能で魅力あるまちづくりを進める取り組みが進められています。
今回、雨庭を整備した「大沢崖の道児童遊園」では、豪雨時に雨水が道路に流れ出てしまい、路面が泥だらけになってしまうことが課題となっていました。このような場合、公園内に側溝や排水ますを増設することが一般的ですが、今回はグリーンインフラの観点から、下水道負荷の軽減と地下水涵養を同時に果たせる「雨庭」を整備しました。
各家庭で出来る水害対策!あなたの家にも雨庭を作りませんか?
各家庭に小さな雨庭ができると下水道に流れ込む雨水が減り、都市型水害の予防になります。雨庭は、ホームセンターで手に入るもの(スコップと砕石)があればだれでも作れます。雨水の溜まりやすい場所に窪地を作り、砕石を入れ、お好みで植栽すれば完成です。大沢崖の道児童遊園では、窪地に高空隙砕石と湿性多孔質鉱物と有機養分を含んだ人工土壌を入れ、ミソハギと芝を植栽しました。みなさんもぜひチャレンジしてみてください。