緑と水の公園都市 三鷹市
このページはみたかの教育のバックナンバーです。 応募・募集・申込期限が終了している場合がありますのでご注意ください。

みたかの教育2020年4月19日2面

■令和2年度の主要な施策と予算

令和2年度の市の一般会計の予算額は721億8千447万6千円で、教育費は83億153万6千円(一般会計に占める割合は11・5%)です。
 教育委員会は事業計画に基づき、次のような施策に取り組んでいきます。

→総務課TEL内線3213

コミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫教育の充実と発展《拡充》
1千415万2千円

 学校を核としたコミュニティづくりを進めるため、「コミュニティ・スクール推進員」の名称を「スクール・コミュニティ推進員」に改め、新たに2学園に配置し、全学園への配置とします(3面参照)。
学園・地域の行事が入った、学園・地域全体で活用できるカレンダーをコミュニティ・スクール委員会と協働して全学園で作成します。

学力・学習状況調査の実施《新規》
470万1千円

 個別最適化された学びの実現に向けて、市独自の学力・学習状況調査を実施します。児童・生徒一人ひとりの学力を確実に伸ばすため、問題に同一の難易度を設定し、児童・生徒の学力や学習に関する状況等の経年変化等を把握することで、指導方法の工夫・改善を図ります。

国立天文台望遠鏡キットの活用による理科教育の振興《新規》
140万2千円

 国立天文台望遠鏡キットを大沢台小学校・羽沢小学校の2校に導入します。児童が天文学や地域の研究機関等に興味をもつ機会を創出するとともに、体験と学習を通して理科教育の充実及び地域理解の浸透を図ります。

中学1年生での自然教室の実施
3千800万8千円

 中学2年生を対象に実施している自然教室について、3年生で修学旅行や受験が控えていることから、生徒等の負担軽減を図るため、令和2年度から中学1年生を対象(令和2年度は移行期であるため2年生も対象)に実施します。

外国人児童生徒支援の拡充《拡充》
250万円

 (公財)三鷹国際交流協会と連携しながら実施している、日本語の指導が必要な外国人の児童・生徒に対する日本語指導について、指導時間を大幅に拡充します。

適応支援教室の開設による教育支援の充実《新規》
1千515万8千円

 令和元年度に整備した第一中学校、教育センターの一室を活用し、「適応支援教室A‐Room」を開設します(3面参照)。

教育支援の充実《拡充》
6千484万3千円

 支援を要する子どもが適切な就学先を選択できる環境を整えるとともに、就学後の子どもの学びを支援するため、令和4年度までの3年間、国の補助制度を活用して「連携支援コーディネーター」を1人配置し、就学前から就学後にかけて切れ目のない継続的な支援を行います。

ライフ・ワーク・バランスと教育の質の向上を目指す学校における働き方改革の推進《新規・拡充》
7千601万円

 中学校の部活動における教員の負担軽減を図るため、学校外活動の引率も含めて指導を行う部活動指導員を各中学校2人から3人に増員します。
 副校長の業務を支援し、調整・報告、服務管理、施設管理等を行う「副校長業務支援員」の配置校を3校から7校に拡充するとともに「スクール・サポート・スタッフ」を引き続き小・中学校全校に配置します。
 校務事務の効率化を図るため、全中学校において、生徒の答案をデジタル化して採点するシステムを新規に導入します。

「三鷹教育・子育て研究所」における今後の三鷹の教育の方向性の検討《新規》
239万5千円

 個別最適化された学びの実現に向けて、三鷹ネットワーク大学の「三鷹教育・子育て研究所」に有識者を含めた「三鷹のこれからの教育を考える研究会(仮称)」を設置し、学校を核としたコミュニティづくりなど、新たな教育ビジョンの策定に向けて三鷹の教育の方向性について調査研究を行います。

学校給食の充実と効率的な運営の推進《拡充》
5億3千750万9千円

 安全でおいしい学校給食の充実と効率的な運営を推進するため、新たに第三小学校で自校方式による学校給食調理業務の民間委託を実施します。また、令和3年度から新たに委託を開始する予定の高山小学校と、委託開始から5年目の更新時期を迎える4校について、令和2年度中に事業者の選定を行います。

「学校施設長寿命化計画(仮称)」の策定と早急な改修工事の実施
6千847万円

 「学校施設長寿命化計画(仮称)」は、他の公共施設を含めて「新都市再生ビジョン(仮称)」の中で策定します。また、平成30年度に実施した老朽化対策調査結果を踏まえ、早急に対応が必要な箇所について改修工事等を実施します(下記参照)。

学校体育館への空調設備の計画的な整備
1億240万7千円

 東京都の補助制度を活用して、2か年計画で小・中学校の体育館への空調設備整備を推進します(下記参照)。
【令和元年度3月補正予算対応】
学校空調設備改修工事の実施(下記参照)
2億8千990万5千円

学校トイレ改修工事の実施(下記参照)
2億8千79万4千円

デジタル技術を活用した教育内容の充実
554万8千円

 平成30年度の教育ネットワークシステム更新により導入したタブレット端末等を活用して、分かりやすく理解が深まる授業の実現に向けた取り組みを進めます。
●教員を対象としたICT活用研修及び学識経験者等による講習会の実施
●授業でつまずきやすいポイント等の動画教材を教員が作成し、活用できる環境整備
●タブレット端末を活用したプログラミング教材の導入

川上郷自然の村の災害復旧対策事業の実施《新規》
2億1千533万円

 令和元年10月の台風第19号の大雨により被害が発生した体育館及び多目的広場(グラウンド)等の原状復旧対策工事を実施します。

図書館システムの更新《拡充》
9千251万3千円

 令和2年9月からの新システムの稼働に向けて、設計・構築業務を行います。更新にあたっては、図書館ホームページをリニューアルし、利用者の利便性の向上を図るとともに、セキュリティの向上に向けてネットワークの分離を行います。

西部図書館のリニューアルとサポーター活動の推進
1億9千314万1千円

 令和元年度の実施設計に基づき、空調設備、照明及びトイレ等の改修工事を行い、快適に利用できる図書館にリニューアルします。また、西部図書館サポーターを設立し、サポーターとの協働による魅力的な図書館活動を推進します(4面参照)。

※写真はPDFをご覧ください。


■安全で快適な学校環境の整備を進めています

令和3年度までの2か年計画で全市立小・中学校の学校体育館へ空調設備を整備
 学校施設は、児童・生徒が一日の大半を過ごす学習の場であるとともに、地域の防災拠点としての役割を担う施設でもあります。令和元年10月の台風第19号の際には、三鷹市でも初めて避難所と自主避難所を開設し、防災・減災のまちづくりの重要性を再確認しました。
 夏季の熱中症対策として、また避難所としての機能強化を図るため、令和3年度までの2か年計画で、学校体育館への空調設備の整備を優先的に進めます。

※表はPDFをご覧ください。
※災害時における継続的な使用に向けて、地域単位で分散型熱源による整備を行います。

空調設備改修工事
 老朽化した空調設備を計画的に更新していきます。
【令和2年度の工事実施校】 第三中学校( II 期)、高山小学校( I 期)

トイレ改修工事
 トイレの洋式化、床のドライ化、バリアフリー化を推進します。
【令和2年度の工事実施校】 第五小学校(西校舎、体育館)、中原小学校(校舎 II 期)、第一中学校(体育館)、第四中学校(校舎 I 期)

老朽化対策調査結果を踏まえた改修工事
 早急に対応が必要な箇所について改修工事等を実施します。
【令和2年度の工事実施校】 第二中学校(屋上防水等)
※第五小学校の改修工事に向けた設計も実施します。

 工事期間中は児童・生徒・保護者、学校関係者、近隣の皆様にはご不便をおかけしますが、安全確保を第一に進めますので、ご理解とご協力をお願いします。

→総務課TEL内線3223

※写真はPDFをご覧ください。


新型コロナウイルスの影響により、掲載している内容に変更が生じる場合があります。

※詳細はPDFをご覧ください。


▲このページの先頭へ

目次ページに戻る

トップページへ戻る


三鷹市役所 〒181-8555 東京都三鷹市野崎一丁目1番1号 電話:0422-45-1151(代表) 市役所へのアクセス

開庁時間:月曜〜金曜日の午前8時30分〜午後5時(祝日、12月29日〜1月3日を除く)