広報みたか2025年9月7日1面
■9月は認知症月間 ただいまシールをつけている人が困っていたら思いやりの行動を
「認知症にやさしいまち三鷹」を目指して、ひとり歩きをする認知症の方の見守りに活用できる「ただいまシール」事業を、今月から始めました。このシールを身につけた人が困っていたら声を掛けるなど、その方に寄り添った対応をお願いします。
[問]高齢者支援課TEL0422-29-8388
新事業 ただいまシール
認知症ひとり歩き高齢者等見守りシール事業
外出先で居場所が分からなくなってしまった認知症の方を見掛けたときに、自分の個人情報を伝えることなく、ご家族などと情報をやりとりできるシステムです。
認知症の方のバッグや衣類等に貼ってあるQRコードを読み取ると、瞬時にご家族などへメールが届き、チャット形式でやりとりができます。
[人]認知症の症状により帰宅が困難になる恐れがある市民
[申]申請書・伝言板登録シート(いずれも同課または市[HP]で入手)を同課(市役所1階12番窓口)へ
こんな事業もあります
あんしんキーホルダー
表面に個人の登録番号、裏面にその方がお住まいの地区の地域包括支援センターの電話番号が記されています。外出先での緊急時などに、警察署や消防署等が担当の地域包括支援センターへ連絡を取り、身元の確認やご家族へ連絡する際に役立ちます。
[人]65歳以上または40〜64歳で介護保険の認定結果が要介護・要支援の市民
[申]お住まいの地区の地域包括支援センターへ
■市長コラム「最初の『声掛け』を元気よく」
三鷹市長 河村 孝
「きちんとあいさつをしましょう」。小学校の朝礼で耳にするような言葉ですが、実は深い意味を持っています。あいさつは人間関係の「潤滑油」ですが、それだけではありません。相手のためであると同時に、自分のためにもなるからです。あいさつをする相手がいること、その相手を見つけたり、関係を築こうとすること、それを含めて「自分のため」だと思うのです。
新型コロナウイルス感染症の流行以来、人と人とのつながりが希薄になり、気が付けば、社会全体が「ひ弱」になってしまっているのかもしれません。それでも、「こんにちは」「どうしましたか?」、そんな何気ない言葉を自然に掛け合える関係こそ、大事な社会の基盤ではないでしょうか。今号で紹介している「ただいまシール」は、人を思いやる「やさしいまち」を進める取り組みの一つです。困っている方を見掛けたら、ぜひ進んで「声掛け」をしましょう。
YouTubeで配信中
「河村市長に聞いてみた!」
市外局番「0422」は省略。 【主】主催者 【日】日時・期間 【人】対象・定員 【所】場所・会場 【講】講師 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保育】保育あり 【手話】手話(要約筆記)あり