広報みたか2025年7月6日1面
■捨てないで! 古着はみんなでリサイクル
市では、古着類の収集を週1回行い、国内外でリユース・リサイクルを推進しています。しかし、依然として燃やせるごみなどで廃棄される衣類もあり、資源を十分に利活用できていません。
そこで、市では通常の収集とは別に、新しいリサイクル技術を使って古着を再び繊維に生まれ変わらせる取り組みを始めました(2面参照)。衣類を“資源”にする取り組みに、ぜひご協力ください。
[問]ごみ対策課TEL0422-29-9613
■市長コラム「『もったいない』から見えてくるもの」
三鷹市長 河村 孝
江戸時代のリサイクルは徹底していたといわれています。着物は大変貴重で、何度も仕立て直され、古着としても流通していました。最後は「一枚の布」「一本の糸」になるまで大切に使われたそうです。「もったいない」という言葉はその頃からあるのかと思いましたが、実はさらに古い室町時代の「勿体無い」に由来するとのこと。平成16(2004)年にノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイさんは、日本で出会ったこの言葉を気に入り、「世界の共通語にしよう!」と提唱したことは有名な話です。
7月から三鷹市では、事業者と協定を結び、「繊維to繊維」の実証実験を開始しました。市民の皆さんから集めた古着を新しいリサイクル技術で再生する取り組みです(2面参照)。大量生産・大量消費の時代を経て、「もったいない」の精神で持続可能な社会へと私たちは着実に歩みを進めています。
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「河村市長に聞いてみた!」
詳しくは2面をご覧ください
市外局番「0422」は省略。 【主】主催者 【日】日時・期間 【人】対象・定員 【所】場所・会場 【講】講師 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保育】保育あり 【手話】手話(要約筆記)あり