広報みたか2023年6月18日2面
■令和4年度下半期 三鷹市の財政運営の状況をお知らせします
[問]財政課TEL0422-29-9035
市では、市民の皆さんからお預かりした税金がどのように使われたのかをお知らせするため、年2回「財政事情の公表」を行っています。
今回は、4年度の下半期(4年10月1日〜5年3月31日)に実施した主な事業と、3月31日時点における歳入歳出予算の執行状況などを紹介します。
※4年度の歳入・歳出は、5年4〜5月の出納整理期間を経て5月31日に確定しました。確定した内容は次回(12月)の「財政事情の公表」でお知らせします。
予算の特色と概要
市政運営の根幹となる市税収入については、市税全体で前年度を上回る見込みとなりましたが、その一方で、社会保障関連経費は増加傾向にあり、今後も予断を許さない厳しい財政状況が続いています。
こうした状況の中、『第4次三鷹市基本計画(第2次改定)』に基づき、防災都市づくりや新たな市民参加の実践、医療・介護などの各施策を推進するとともに、「SDGs」の理念を踏まえた持続可能なまちづくりの取り組みを進めました。
令和4年度 一般会計歳出の状況と下半期の主な実施事業
歳出予算総額 825億2,839万円
総支出済額 679億3,382万円(執行率82.3%)
※グラフはPDFをご覧ください。
衛生費
各種検診や環境対策などの経費
(1)休日診療所・休日調剤薬局などの一体的整備(写真)
(2)「星空の街・あおぞらの街」全国大会の開催
土木費
緑化対策や道路・公園整備などの経費
(1)三鷹台駅前広場の整備の推進
(2)みたかバスネットの抜本的な見直し
(3)国立天文台と連携したまちづくりの推進
教育費
小・中学校や社会教育、スポーツ振興に関する経費
(1)スクール・コミュニティの実現に向けた学校3部制のモデル実施
(2)市内農産物の活用に向けた食育研究の実施
(3)大沢野川グラウンドの復旧工事
総務費
市役所の運営や文化・コミュニティ振興などの経費
(1)市民参加でまちづくり協議会の活動のさらなる充実
(2)「新都市再生ビジョン」の策定
(3)ボランティアポイント・地域通貨事業の試行実施
(4)吉村昭書斎(仮称)の整備(写真)
(5)おくやみ窓口の開設
民生費
高齢者や障がい者の福祉、子育て支援などの経費
(1)災害時避難行動要支援者の「個別避難計画」の作成
(2)福祉Laboどんぐり山プロジェクトの推進
(3)待機児童解消に向けた定期利用保育事業の実施
(4)義務教育就学児・高校生などの医療費助成の拡充
そのほか
産業・商業の振興や防災対策などの経費
●商店会の販売促進と活性化に向けた支援の実施【商工費】
●地域の共助の強化などによる防災力の向上【消防費】
◆新型コロナウイルス感染症対応
(1)自宅療養を支える医療機関への助成【衛生費】
(2)ワクチン接種の実施【衛生費】
◆原油価格・物価高騰対応
(1)介護・障がい福祉サービス、保育施設などへの食材費・光熱費の高騰に伴う支援【民生費】
(2)電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金の給付【民生費】
(3)子育て世帯生活支援特別給付金などの給付【民生費】
(4)地域応援商品券事業の実施【商工費】
(5)学校給食の食材費高騰分の支援【教育費】
令和4年度 一般会計歳入の状況
※グラフはPDFをご覧ください。
令和4年度 歳入歳出予算の各会計別執行状況 (3月31日現在)
※表はPDFをご覧ください。
市の財産・基金(貯金)・市債(借入金)の状況 (3月31日現在)
土地 798,925.58平方メートル(借用物件を含む)
建物 338,709.77平方メートル(借用物件を含む)
車両 103台(借用車を含む)
基金 181億4,537万円(市民1人当たり※95,415円)
市債 420億445万円(市民1人当たり※220,875円)
※市民1人当たりの金額は、3月31日現在の人口(190,173人)で割り返した金額です。
市外局番「0422」は省略。 【主】主催者 【日】日時・期間 【人】対象・定員 【所】場所・会場 【講】講師 【¥】費用 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保育】保育あり 【手話】手話・要約筆記あり