広報みたか2023年6月4日1面
■Shall we? ご一緒に考えませんか 誰もが生きやすい社会
6月23〜29日は内閣府の「男女共同参画週間」です。市では、性別や性差によらず、誰もが自分を大切に生きられる地域社会を目指しています。
[問]企画経営課TEL0422-29-9032
■市民編集委員と一緒に作る情報誌『Shall we?』
「DV」「男性の育児休業」など、話題のテーマを実感に基づいた切り口で取り上げています。発行は3月と9月で、市内公共施設や保育園・幼稚園、JR三鷹駅、郵便局などで配布しているほか、みたかe-bookポータル(右記QRコード)で公開しています。
最新号(76号)では「アンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)」を特集しました
アンコンシャス・バイアスは過去の経験などから自然に培われて誰もが持っているものですが、無自覚のうちに相手を傷つけたり、自分の可能性を狭める言動につながる場合があります。自分の中の思い込みに気付き、変わろうとすることが、多様性を認め合い、誰もが生きやすい社会への第一歩となります。
思い当たることはありませんか?
価値観の決めつけ
普通そうだ など
解釈の押しつけ
こうに決まっている など
能力の決めつけ
そんなことできるわけない など
理想の押しつけ
こうあるべきだ など
出典:『アンコンシャス・バイアス マネジメント』(守屋智敬著/かんき出版)を基に三鷹市でイラスト作成
■気軽にご利用ください 市の相談窓口
[人]いずれも在学・在勤を含む市民
●こころの相談ダイヤル TEL0422-29-9864
予約なしで「こころの相談室」(下記)のカウンセラーにつながる電話相談です。匿名でも利用でき、夜8時まで対応している日もあります。
[日]毎月第2火曜日午後1時〜4時、第4火曜日午後5時〜8時(祝日を除く。1回30分まで)
●こころの相談室 (対面相談・要予約)
子育てや介護、対人関係、内面の悩みなどについて、専門のカウンセラーが解決の糸口を一緒に探します。
[日]男性向け=毎月第3水曜日午後5時〜8時、女性向け=毎週木・土曜日午後1時〜5時(いずれも祝日を除く。1回50分まで)
[所]女性相談室(下連雀3-30-12中央通りタウンプラザ4階)
[申]相談・情報課TEL0422-44-6600へ
●男女平等参画相談員 (対面相談・要予約)
ハラスメントやDVなどの男女平等参画に関わる人権侵害の相談に、弁護士が応じます。
[申]相談・情報課TEL0422-44-6600
男女共同参画週間パネル展
テーマは「アンコンシャス・バイアス」です。
[日]6月26日(月)〜30日(金)午前8時30分〜午後5時
[所]市役所1階市民ホール
[申]期間中会場へ
■市長コラム「相談しあえる社会の大切さ」
三鷹市長 河村 孝
お知り合いの中で、困ったときに相談できる人はいますか? 深刻な悩みの場合は、普段親しくしているからといって、必ずしも気軽に相談できるというわけではないかもしれませんね。公的機関や専門家に直接相談した方がいい場合も多々あります。
今の日本は「すべり台社会」といわれることがあります。うっかり足を滑らせたら、すべり台を滑るようにスルスルとどん底まで滑り落ちてしまう、そんな社会を指す言葉です。相談できる人が身の回りから次第にいなくなり、本当に相談しなければならなくなったときには誰もいなくなってしまった、というのもよく聞く話です。
そうした事態を避けるため、いま「相談の重要性」が叫ばれています。目指す姿は、社会のあらゆる場面で多層的に、公私の枠を超えたさまざまな相談相手がいる社会です。三鷹市では、誰もが気軽に相談でき、相談内容に応じて専門のセクションにつないでいく仕組みを考えています。それが多くのボランティアのネットワークとも結びついていければいいですね。一朝一夕ではできないと思いますが、市内でご活躍いただいているボランティアの皆さんのご協力を得ることができれば、必ずや実現できるものと思っています。
YouTubeで配信中
「河村市長に聞いてみた!」
市外局番「0422」は省略。 【主】主催者 【日】日時・期間 【人】対象・定員 【所】場所・会場 【講】講師 【¥】費用 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保育】保育あり 【手話】手話・要約筆記あり