広報みたか2023年1月1日1面
■天文台のあるまち三鷹の新たなまちづくり
国立天文台が都心から三鷹に移転してきた大正末期、周辺にはのどかな田園風景が広がっていました。以来、天文台は都市化が進んだ今も変わることなく、豊かな緑の森に囲まれた最先端研究の場であり続けています。また同時に、多くの人々が自然や天文学に親しめる場として、市と連携しながら地域にさまざまな恩恵をもたらしています。
市では今、天文台周辺地域のまちづくりに着手しています。これからも“天文台のあるまち三鷹”ならではの魅力創出に向けて、新たなまちづくりを進めていきます。
■市長コラム「新年おめでとうございます」
三鷹市長 河村 孝
天文台の高台から富士山に向かって平和を祈願していたら、目の前に採れたての三鷹名産のナスを出されました…。これは「初夢」の話ですが、それはともかく、今年こそ新型コロナウイルス感染症が終息し、ウクライナで起きている戦争も終結してほしいですね。世界と日本とがこんなに近いことを、災禍を通してではなく、平和を通して実感したいものです。
さて、今年は令和6年度に行う『第5次三鷹市基本計画』の策定に先駆け、『三鷹市基本構想』を改正する年です。「市民参加でまちづくり協議会(愛称:マチコエ)」では、公募で集まった400人のメンバーが23のグループに分かれて、未来の三鷹のまちづくりのためにさまざまな意見を交わしています。市内のイベント会場でのアンケートや、ワークショップを実施しているグループもあります。
メンバーが提案するアイデアの中には、すぐに実現することが難しいものもあります。しかし、重要なのは、三鷹のまちはこれまでも、市民の皆さんと夢を共有しながら、議論や実践を通してつくられてきたということです。まちづくりに関する「初夢」を、皆さんとともに、ぜひ「正夢」にしたいものですね。
新春対談 4・5面
国立天文台長として活躍する常田佐久さんと河村孝市長が語り合います。
市外局番「0422」は省略。 【主】主催者 【日】日時・期間 【人】対象・定員 【所】場所・会場 【講】講師 【¥】費用 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保育】保育あり 【手話】手話・要約筆記あり