広報みたか2021年12月19日4面
■三鷹の歴史をひも解く考古学イベント(中世編)
[問]生涯学習課TEL内線2925
講演会
「戦国時代前期の城と村落―深大寺城と島屋敷を中心に」
戦国時代は、15世紀半ばから16世紀末までの、所領などをめぐる戦乱が頻発した時代を指します。三鷹市域には、この時期に造られたとされる天神山城(新川二丁目)や牟礼の砦(牟礼二丁目)、沢の台古戦場(大沢二丁目)などの伝承があり、島屋敷遺跡(新川五・六丁目)には有力者の居館と村落がありました。三鷹の戦国時代について、歴史的背景や城郭が築かれた経緯などを読み解きます。
[日]令和4年1月8日(土)午後1時30分〜4時
[人]45人
[所]三鷹市公会堂さんさん館
[講]調布市郷土博物館学芸員の立川明子さん
[申]12月20日(月)午前9時30分から必要事項(11面参照)を同課TEL内線2925・[メール]shogai@city.mitaka.lg.jpへ(先着制)
展示会
「戦国時代の三鷹」
天神山城の地形模型、島屋敷遺跡で見つかった戦国時代の板碑や陶磁器などを展示します。
[日]1月6日(木)〜24日(月)(土・日曜日、祝日を除く)午前9時〜午後5時(24日は正午まで)
[所]市役所1階市民ホール
[申]期間中会場へ
■生涯学習センターの講座
[所][問]同センターTEL0422-49-2521
1 音楽のとびら
申込期間:1月4日(火)まで
誰でも音楽を楽しめる各回完結のワークショップです。
[日]令和4年1月17日(月)(1)親子グループ「みんなで楽しむ!世界のリズムとうた」=午前11時〜正午、(2)大人グループ「異文化の音やリズムを体験してみよう―レイドバックってなんだろう?」=午後2時〜3時30分
[人](1)就学前のお子さんと保護者10組、(2)16歳以上の方20人
[講]作曲家でピアニストの港大尋さん
[¥](1)1組500円(1人追加につき200円)、(2)1,000円
2 三鷹市美術ギャラリー収蔵作品展II関連講座「やってみよう!銅版画」
申込期間:1月12日(水)まで
銅版画の仕組みを楽しく学びながら、オリジナル作品を制作します。初心者でも安心して参加できます。
[日]2月2日・9日の水曜日午後1時〜4時
[人]全回参加できる16歳以上の方10人
[講]銅版画家の山本佳奈枝さん、さかたきよこさん
[¥]3,000円(材料代含む)
[物]8cm×10cmの下絵(縦横・画材自由)、エプロン、汚れてもよい服装、筆記用具
3 国宝・重文・寺院で学ぶ仏教
申込期間:1月11日(火)まで
如来や菩薩の尊像を見ながら、寺院や人物との関連をたどります。
テーマ
●第1回 飛鳥から天平へ―聖徳太子の歴史と太子信仰
●第2回 無常観を描く―生老病死の教え
●第3回 仏たちの世界―密教の多仏思想
[日]2月7日〜21日の毎週月曜日午前10時30分〜正午(全3回)
[人]全回参加できる16歳以上の方30人
[講]国際教養大学特任教授の金岡秀郎さん
[¥]3,000円
4 メンタルヘルス入門講座「ストレスで元気になるレシピ―タフネスをめざそう!」
申込期間:1月19日(水)まで
「考え方の癖」から元気の源を発見し、心を強くするためのヒントを学びます。
テーマ
●第1回 ストレスは悪者?それとも…
●第2回 考え方の“無くて七癖 スイッチ”off!
[日]2月8日・15日の火曜日午前10時〜正午
[人]全回参加できる16歳以上の方15人
[講]人材育成コンサルタントの三好良子さん
[¥]2,000円
[申]上記期限(いずれも必着)までに往復はがきまたはインターネットで必要事項(11面参照)・この講座を何で知ったか・1親子グループはお子さんの氏名と年齢を「〒181-0004新川6-37-1生涯学習センター」[HP]https://www.kouza.mitakagenki-plaza.jp/(元気創造プラザ講座申込システム)へ(申込多数の場合は市民を優先して抽選)
■講座「食べながら考える!ローリングストックのすすめ」
[問]連雀コミュニティセンターTEL0422-45-5100
災害時でも健康に過ごすことができて、普段の食事にも生かせる食品の組み合わせやアイデアを紹介します。
[日]令和4年2月6日(日)午前10時30分〜正午
[人]在勤を含む市民(1)会場10人、(2)オンライン10人
[所](1)同コミュニティセンター、(2)オンライン
[講]管理栄養士の鈴木明子さん
[申]12月20日(月)から申込フォーム(右記)または同センターTEL0422-45-5100・[HP]https://www.mitakacc.jp/renjk-cc/へ(先着制)
■講演会「こころのコロナ対策」
[所][問]消費者活動センターTEL0422-43-7874
こころの専門家である心理カウンセラーの先生が、このような世の中でのこころの持ち様についてお話します。
[主]みたかキルトビーYOU(三鷹市消費者団体連絡会)
[日]令和4年1月20日(木)午後1時〜3時
[人]市民20人
[講]心理カウンセラーの藤山友弘さん
[申]12月20日(月)午前9時から直接または電話で同センターTEL0422-43-7874へ(先着制)
■第68回市民文化祭入賞者
[問]芸術文化課TEL内線2911
(敬称略)
菊花展
●文化祭賞 平嶋幸雄
囲碁大会
有段者Aの部
●文化祭賞 吉田透真
●準優勝 梨羽道夫
●3位 小田直則
有段者Bの部
●優勝 大塚拓実
●準優勝 鈴木武彦
●3位 松尾永二
級の部
●優勝 大川正広
●準優勝 阪本寿明
●3位 伴義明
短歌会
●文化祭賞
「そうかもう君はいないのか」 厨には人影もなく朝が来ている 高橋澄夫
【評】妻の非在を改めて確認する歌。起きて、厨に行けば朝食の仕度をしている妻の姿があった。いまはその姿を見ることが出来ない。いつも見慣れていた妻が非在の厨は何とも言えない空虚感が漂寄っていて悲しさがこみ上げてくる。一、二句の呟きのような口調が一首に機能していて読み手にその切なさがしみじみと伝わってくる。技巧を凝らすのでは無く、自然体の詠みくちで悲傷を読み手に充分に伝える佳品。(高島静子選)
●特選
届きたる大きな箱に驚きぬ 開ければ修理の小さな補聴器 酒井登志子
【評】具体のしっかりした作品。こんな大きな箱はなんだろうと驚く。開けてみれば修理に出していた補聴器だった。しっかりと包装されている補聴器は修理店の心配りだ。感謝の心が見える。(藤井徳子選)
●佳作
甘酸っぱい山査子(さんざし)の菓子 食すれば無意識層の襞を刺激す 奈須野郁郎
深夜便ラジオはバッハを中断し 災害警報を西方に出す 藤井典子
詰め込みし知識の量に耐えきれず リュックサックの紐を結んで背負う 佐久間咲希
木犀があの日とおなじく匂うなり 夫逝きて二十年幹肥りたり 今井輝己
俳句会
●文化祭賞
霧を出て霧にふみ入る歩荷かな 新井一枝
●特選
みんみん蝉昨日限りの命なり 星輝子
撥ねらるる刹那入り日の大花野 田山光起
菊正の樽の栓から春こぼす 荒木健治
●佳作
茶の絵の具足して児童の枯木山 深沢矩子
落ちてくる炎天鎧うものがない 宮澤雅子
ただ長く生きてをります赤とんぼ 水野星闇
疎林の陽捉へ紫式部の実 宮下京華
寺街に飴切るリズム涅槃西風(ねはんにし) 皆川節子
捕えられ子等に媚いる蜥蜴の眼 小原英之
市外局番「0422」は省略。 【主】主催者 【日】日時・期間 【人】対象・定員 【所】場所・会場 【講】講師 【¥】費用 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保育】保育あり 【手話】手話・要約筆記あり