広報みたか2020年7月5日1面
■風水害から身を守る
一人ひとりが事前の準備を
昨年10月に発生した台風19号は、関東地方をはじめ各地に大きな爪痕を残しました。市内では人的被害や道路冠水はありませんでしたが、河川の氾濫の恐れから避難勧告を発令し、約600人の方が避難されました。
近年多発する風水害から、自身や大切な人を守るため、一人ひとりが事前にできる準備をお願いします。
[問]防災課TEL内線4512
■最新の気象情報を確認
市公式ツイッター @mitaka_tokyo
防災無線の内容に加えて、気象庁から発表される市内の気象警報を24時間自動配信します。
東京都下水道局「東京アメッシュ」
東京周辺の雨量強度を5分ごとに更新します。
[HP]https://tokyo-ame.jwa.or.jp/
気象庁「高解像度降水ナウキャスト」
1時間先までの5分ごとの降水予測を表示します。
[HP]https://www.jma.go.jp/jp/highresorad/
NHKデータ放送(dボタン)
NHK総合テレビにチャンネルを合わせ、リモコンの「dボタン」を押すとデータ放送画面が表示されます。ここで「地域の防災・生活情報」を選択すると、三鷹市が発信する災害関連情報をテレビ画面で確認できます。
■雨が降る前から確認を!浸水ハザードマップ
新しい「三鷹市浸水ハザードマップ」を6月に市内全戸に配布しました。
マップでは、想定される最大の水深となるデータを5段階に色分けして表示しています。日ごろから、自宅や職場、通勤・通学経路の浸水の危険性を確認しておきましょう。また、気象庁が発表する気象情報や、市が発令する警戒レベルと避難行動を併せて確認することで、災害発生時に素早い行動が可能になります。
■避難所へ避難する場合のお願い
多くの人が密集する避難所は新型コロナウイルスの感染リスクが高い環境にあります。また、過密を防ぐため、これまでのような人数を収容するのが難しい状況です。
感染症対策物資の持参をお願いします
避難所を利用する場合はマスクやアルコール消毒液、体温計、スリッパ、ごみ袋など、感染症対策に必要なものをできるだけ持参してください。
在宅避難もご検討ください
土砂崩れや洪水の恐れがなく、自身と自宅の安全が確保できている場合は、自宅での生活を続ける「在宅避難」をお願いします。安全な親戚や知人宅に避難することも検討してください。
■市長コラム「皆さんのご協力でPCRセンターができました」
三鷹市長 河村 孝
関係者の皆さんのご努力によって、6月15日から三鷹市でもPCRセンターを開設することができました。改めて厚くお礼を申し上げます。
三鷹市医師会や杏林大学医学部付属病院をはじめ、都立多摩府中保健所のご協力はもちろんですが、今回はさらにさまざまな方々のご協力を得ることができました。一つは医療関係者の皆さんの休憩所として、茨城県境町と(株)デベロップさんからコンテナハウスとトレーラーを無償でお借りすることができました(7面参照)。また、(株)ホンダカーズ東京中央さんから「陰圧仕様の送迎車両」を無償でお借りすることもできました。車両の運転や消毒の際に、お力添えをいただいた市民の方々もいらっしゃいます。本当にありがとうございました。
関係者の皆さん、市民の皆さんの熱い思いが結実して、PCRセンターを設置することができましたが、今後は、潜在的な掘り起こしが行われ、一時的には発症者数の増加につながることが想定されます。しかし、それは後退ではなく、前進の証しです。
第2波、第3波も、まだまだ懸念されています。市民の皆さんのご理解とご協力なしに一歩も進まないことばかりです。協働のまちづくりは、こういうときこそ、その真価が問われると思っています。皆さん共に頑張りましょう。
市外局番「0422」は省略。 【主】主催者 【日】日時・期間 【人】対象・定員 【所】場所・会場 【講】講師 【¥】費用 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保育】保育あり 【手話】手話・要約筆記あり