緑と水の公園都市 三鷹市
このページは広報みたかのバックナンバーです。 応募・募集・申込期限が終了している場合がありますのでご注意ください。

広報みたか2018年2月18日1面

■戦争の記憶を次世代へつなぐ―平和の尊さを一人ひとりの胸に

 国内外で多くの尊い命が犠牲となった第二次世界大戦。東京では昭和20(1945)年3月10日未明の空襲により、約10万人もの方が亡くなりました。戦争の悲惨さを受け止め、二度と繰り返すことのないよう、市ではさまざまな平和事業を進めています。これからも平和への願いを次の世代へ受け継いでいくために、みなさんのご協力をお願いします。

[問]企画経営課TEL内線2115

戦争体験談、戦争関連資料の記録・保存事業にご協力ください
 戦後70年以上が過ぎ、戦争体験世代の高齢化が進んでいます。戦争の記憶を風化させることなく次世代へ継承していくため、市では戦争体験をお話しいただける方や戦争にまつわる資料(遺品、写真など)をお貸しいただける方を募集しています。お寄せいただいた体験談や資料は「みたかデジタル平和資料館」(下記参照)などで紹介していきます。くわしくは同課TEL内線2115へお問い合わせください。

市民のみなさんからこれまでに提供を受けた戦争関連資料から
井の頭在住の長谷緑也(ながたに・ろくや)さんが自身の戦争体験を基に描いた絵画「ダモイ(故郷へ)」:油彩50号(119×93cm)
 終戦後、日本軍兵士が捕虜としてソ連軍の指揮の下に北へ向かう様子と、日本の開拓団の婦女子たちが避難民となり、白旗を掲げながら幼子の手を引き、南へ歩く様子
※市役所3階で展示中。
出征旗 軍隊の一員として戦地に行くとき、無事に帰還することを願って親しい人たちから渡された旗
郵便貯金通帳 当時使用されていた通帳。表には軍服を着た男性が描かれている

※画像はPDFをご覧ください。

市ホームページ特設サイトみたかデジタル平和資料館
 戦後70年を記念して開設した同サイトでは、戦争の悲惨さや平和の大切さについて理解を深めていただくために、戦争体験談の映像や戦争関連資料、市の平和事業などを紹介しています。
[HP]http://www.mitaka.tokyo.jp/heiwa/
トップページ右上のバナー(右図)からもご覧いただけます。
※図はPDFをご覧ください。

サイトの構成
戦争体験談:市民の方々の戦争体験のインタビュー映像など(19件)
戦争関連資料:防空頭巾など、戦時中の生活用品・戦争遺品などの写真(100点)
歴史・戦跡・シンボル:戦闘機を空襲から守っていた掩体壕(えんたいごう)や仙川公園の平和の像など、市内に残る戦争遺跡や平和のシンボルを紹介
三鷹市の平和事業:市の平和関連の条例や宣言、各種事業、市内小学生による平和の絵などを紹介

※画像はPDFをご覧ください。


■当時を知り、想像する東京空襲資料展

 空襲の惨状を物語る品々や空襲後の様子を写したパネルなど約40点を展示。戦争関連の絵本や児童書を読める図書コーナーも併設します。

[日][所]3月6日(火)〜16日(金)(1)市役所1階市民ホール=午前8時30分〜午後5時15分(10日(土)・11日(日)を除く)、(2)三鷹図書館(本館)=午前9時30分〜午後8時(10・11日は5時まで。12日(月)は休館)
[申]期間中会場へ

※画像はPDFをご覧ください。


■三鷹市内の戦跡を訪ねるフィールドワーク講座

 戦時中、三鷹を含む武蔵野地域は「飛行機工場の町」と呼ばれていました。当時の様子を講演で学んだ後、大沢地区に今も残る「戦争遺跡」を歩いて巡ります。

[日]3月18日(日)午後1時30分〜4時30分
[人]中学生以上の方25人
[所]特別養護老人ホームどんぐり山
コース:椎の実子供の家(高射砲台座と犠牲者慰霊碑)→ 調布飛行場→大沢野川グラウンド(旧特攻隊宿舎跡)→武蔵野の森公園(掩体壕)、現地解散
[講]法政大学中学高等学校教諭の牛田守彦さん
[申][問]3月9日(金)正午までに必要事項(7面参照)を企画経営課TEL内線2115・FAX45-1271へ(申込多数の場合は市民を優先して抽選)

※画像はPDFをご覧ください。

黙とうにご協力を
 東京都は東京大空襲のあった3月10日を「東京都平和の日」と定めています。戦災で亡くなった方々の追悼と世界の恒久平和を祈り、3月10日(土)午後2時から市の防災無線のチャイムを合図に1分間の黙とうを行います。みなさんのご協力をお願いします。


■市長コラム「市民の皆様のために働く『人財』としての職員とともに」

三鷹市長 清原慶子

 三鷹市は、『三鷹市自治基本条例』の理念に基づき、参加と協働のまちづくりを進めていますので、三鷹市職員には「自治体経営力」に加えて、市民の皆様に信頼される「協働力」を持つ「人財」であることが求められています。

 私は、市民の皆様から選ばれた市長として、市民の皆様との対話を大切にするとともに、市民の皆様のために働く職員ときめ細かい対話の時間を持つようにしています。2003年に市長に就任してから、職員との日々の打ち合わせや協議のほかに、少人数の職員との対話型の「研修」の時間を持ち、これまで延べ236回、3037人の職員と対話の時を重ねてきました。三鷹市の職員は、約1千人ですから、研修としては1人の職員と3回は会っていることになります。この対話型研修では、私が現場の職員の生の声を聴くことで、市民の皆様の代表として行政に取り組むヒントを得ることができていることに感謝しています。

 そして、2003年から、各課が毎年1月から12月までに実施した市民の皆様のための課題解決の取り組みのうち、市長、副市長、教育長が優れたものを選び、ベストプラクティス表彰(市長表彰)を行っています。

 2017年の最優秀賞として選んだ一つは「市立図書館とコミュニティセンター図書室との連携」です。井の頭コミュニティセンター図書室の蔵書を市立図書館と同様のシステムで管理し、一体的にご利用いただけるようにしたことで、司書の活躍もあり、利用者が約2倍に増えています。表彰式は、各職場に私が出向いて行います(写真)。ベストプラクティス表彰の盾は、各課に飾られています。

 2月11日・12日に開催した『市庁舎・議場棟等建替え基本構想』策定に向けた無作為抽出の市民の皆様による「みたかまちづくりディスカッション」では、参加された方から、市民や議員の皆様のみならず、職員にとっても働きやすい市庁舎にしてほしいとのご意見をいただき、ありがたく思います。

 職員は市民の皆様のために働く存在です。職員が市民の皆様にとっての「人財」として活躍できるように、私も努力を続けます。

※写真はPDFをご覧ください。

市長のひとことコーナー
ケーブルテレビの広報番組「みる・みる・三鷹」では「市長のひとことコーナー」を放送しています(放送時間は8面参照)。


※詳細はPDFをご覧ください。


市外局番「0422」は省略。 【主】主催者 【日】日時・期間 【人】対象・定員 【所】場所・会場 【講】講師 【¥】費用 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保育】保育あり 【手話】手話・要約筆記あり

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