広報みたか2017年7月16日1面
■いつも、そばには、図書館が。市内に広がる図書館サービス
5つの市立図書館と19の巡回場所を回る移動図書館では、話題の新刊から書店では手に入らない貴重な図書など、さまざまなジャンルの本のほか、雑誌やCDなどもそろえています。
4月には、移動図書館「ひまわり号」の車両を更新し、巡回場所を6カ所増設したのに加え、7月20日（木）からは市立図書館と井の頭コミュニティセンター図書室（以下、「井の頭CC図書室」）との連携を開始し、相互利用が可能になるなど、市内全域にきめ細かな図書館サービスを提供します。
［問］三鷹図書館（本館）TEL43-9151
■「地域の図書室」と市立図書館の連携が始まります
井の頭CC図書室（井の頭コミュニティセンター本館2階）
買い物帰りにも立ち寄れる地域の図書室として
約4万8千冊を所蔵する井の頭図書室は、住宅街にあり、約30年にわたり地域の方々に親しまれてきました。市立図書館との連携に伴い、新たに司書が常駐することになり、さらなる選書の充実を期待しています。本、そして人との良き出会いを求めて、今後もご利用いただければうれしいです。
（井の頭地区住民協議会 図書部 清水靖子さん）
こんな点が変わります
●市立図書館・井の頭CC図書室が所蔵する資料は、いずれの窓口でも貸し出し・返却・予約ができます（一部を除く）。
●井の頭CC図書室では、市立図書館でも利用できる新たな利用カードを発行します（市立図書館の利用カードは、同図書室でも利用できます）。
開室時間
火〜金曜日 正午〜午後8時
土曜日 午前10時〜午後8時
日曜日 午前10時〜午後4時30分
※8月31日（木）まではいずれも10時から。
※7月19日（水）まで連携に伴う準備作業のため休室。20日（木）は午後3時からセレモニー、4時30分から通常業務。
2面「夏休みは図書館へ行こう」も併せてご覧ください。
■移動図書館「ひまわり号」
市と武蔵野美術大学が共同制作したデザインの5代目「ひまわり号」では、本の貸し出し・返却のほか、利用カードの発行、予約資料の受け取りなどもできます。
■市長コラム「夏こそ『食べること』を大切に」
三鷹市長 清原慶子
6月から30度を超す猛暑が続いていますが、皆様、いかがお過ごしですか。
一般に、「夏ばて」「夏痩せ」という言葉があるように、夏は食欲がなくなる方が多いようです。けれども、熱中症を予防し、健康に暑さを凌いでいくためには、栄養のバランスを考えながらしっかりと「食べること」が大切です。
ただ今、三鷹市立アニメーション美術館（三鷹の森ジブリ美術館）では、企画展示『食べるを描く。』を開催しています（写真）。この企画展示は、『ゲド戦記』や『コクリコ坂から』の宮崎吾朗監督が監修されています。
スタジオジブリの映画をご覧になった皆様には「食べるシーン」がとても印象に残っていると思います。私たち人間にとって、「食べること」は心身の健康を保つためにとても大切であることはもちろんのこと、重要な文化の一つであり、人間生活に欠くことができない営みの一つです。
この企画展示の入り口を入るとすぐに、ジブリ映画に登場する美味しそうな食べ物のサンプルが私たちの目に飛び込んできます。そして、『天空の城ラピュタ』に登場した飛行船のタイガーモス号のキッチンや、『となりのトトロ』のサツキとメイの家の懐かしい昭和初期のかまどのある台所も再現されており、映画の主人公たちと一緒に料理をしているような気分になります。
企画展示の解説によりますと、ジブリ作品の中で描かれている「食べる」シーンや「飲む」シーンが印象に残るその秘密は、一つ一つのシーンに時間と労力をかけて、大切に描いているからこそであるということです。
盛夏を迎え、食欲不振になりがちな今こそ、アニメーション文化を通して食べることを考えられるこの企画展示をぜひご覧いただきたいと思います。昨年開館15年を迎え、外壁や館内設備、屋上庭園などの改修工事を実施し、生まれ変わった三鷹の森ジブリ美術館で、大切なひとときをお過ごしください。
なお、ジブリ美術館の「三鷹市・近隣市民枠チケット」は、JR三鷹駅南口の「みたか観光案内所」でお一人6枚までお求めいただけます（11面参照）。
市長のひとことコーナー
ケーブルテレビの広報番組「みる・みる・三鷹」では「市長のひとことコーナー」を放送しています（放送時間は12面参照）。
市外局番「0422」は省略。 【主】主催者 【日】日時・期間 【人】対象・定員 【所】場所・会場 【講】講師 【￥】費用 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保育】保育あり 【手話】手話・要約筆記あり
