緑と水の公園都市 三鷹市
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広報みたか2016年4月17日5面

■北野の里(仮称)まちづくり方針を策定しました

 市では、東京外かく環状道路の整備を契機としたまちづくりとして、ジャンクション蓋(ふた)かけ上部空間などの利活用や周辺地域のまちづくりについて、これまで検討を進めてきました。
 平成25年度には、国・都と協働で「北野の里(仮称)を中心としたまちづくりワークショップ」を開催し、報告書をとりまとめました。また、26年度に「北野の里(仮称)を中心としたまちづくりワークショップでいただいたご意見に対する三鷹市の基本的な考え方」をとりまとめ、中長期的な視点に立った北野地域の将来像の考え方を示しました。
 こうした市の基本的な考え方を基に「北野の里(仮称)まちづくり方針」素案をとりまとめ、広く市民のみなさんから頂いたご意見を参考にしながら、3月に同方針を策定しました。

[問]まちづくり推進課TEL内線2864

概要
 同方針は、北野の里(仮称)の実現をめざし、ジャンクションとその周辺のまちづくりを一体的に進めるための、まちづくりの方向性を示すとともに、「北野の里(仮称)まちづくり整備計画(仮称)」の策定に向けた指針となるものです。北野地域の将来像と三つのまちづくりの目標を掲げ、それぞれの目標について、具体的に必要なまちづくりの方針などを体系的にまとめました。

まちづくりの将来像
 「良好な緑と農とコミュニティを活かし、はぐくむ北野―『協働』で進める外環道路整備を契機としたまちづくり」

まちづくりの目標 1
緑と農とコミュニティを次世代へ継承し、新たなふれあいの拠点を創出します
まちづくりの方針…
北野の農の文化を継承する市民農園などの創出と地域振興の取り組み
             地域コミュニティ拠点の創出
             多様な機能が融合したスポーツ広場の創出  など
まちづくりの目標 2
地域資源に配慮した、ジャンクション整備と一体的なまちづくり・みちづくりに取り組みます
まちづくりの方針…
遊歩道・サイクリングロードによる回遊ルートの創出
             良好な農・住環境の保全
             地域資源をつなぎ合わせた小径(こみち)の駅(仮称)の創出  など
まちづくりの目標 3
地域のみなさんとの協働により、北野の里(仮称)のまちづくりをめざします
まちづくりの方針…
北野の里(仮称)における良好な景観づくり
             地域防災機能の強化と環境まちづくり
             総合的な安全・安心のまちづくり  など

※今後、同方針で示した各取り組みなどについて、地域のみなさんを中心とした組織を立ち上げ、具体的な検討を行い、「北野の里(仮称)まちづくり整備計画(仮称)」を策定していきます。北野の里(仮称)の名称や範囲については、同整備計画を策定していく中で、引き続き検討していきます。なお、同方針の全文は市ホームページ[HP]https://www.city.mitaka.lg.jp/c_service/057/057039.htmlからご覧いただけます。

※地図はPDFをご覧ください。

[キーワード]東京外かく環状道路
 都心から約15kmの圏域を環状に連絡する、首都圏の交通ネットワークを支える延長約85kmの道路です。三鷹市では、中央自動車道と接続する中央ジャンクション(仮称)や東八道路にインターチェンジが整備される計画です。

[キーワード]北野の里(仮称)
 「第4次三鷹市基本計画」「三鷹市土地利用総合計画2022」などの中で、中央ジャンクション(仮称)蓋かけ上部に新たに創出される空間を含む周辺一帯を北野の里(仮称)と位置付け、「緑と水の公園都市」を象徴する空間を創出します。


■三鷹中央防災公園・元気創造プラザ整備事業

平成28年度竣工予定
 三鷹中央防災公園・元気創造プラザの事業費について、平成28年度予算が3月に市議会で可決されました。今号では、28年度の予算を反映した全体事業費と市の将来の財政への影響について紹介します。

[問]都市再生推進本部事務局、三鷹中央防災公園・元気創造プラザ開設準備室TEL内線2054

事業概要 市民のみなさんの安全安心と市民サービスの向上を図るため、市役所東側の東京多摩青果(株)三鷹市場跡地(新川6丁目)を中心とした約2.0ヘクタールに、防災公園(災害時には一時避難場所として機能)とその下部には総合スポーツセンターを、そして老朽化し耐震性に課題のある公共施設を集約し防災センター機能を加えた施設である元気創造プラザを一体的に整備します。また、防災機能の向上のため、敷地北側の市道を拡幅し、周辺道路の無電柱化を実施します。竣工(しゅんこう)は平成28年度末を予定しています。
 なお、独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)の防災公園街区整備事業として国庫補助金を活用するなど、財政負担の軽減を図りながら事業を推進していきます。

全体事業費
 本事業の市の実質的な財政負担は約124.2億円と推計(UR都市機構の「防災公園街区整備事業」を活用)しており、事業の進捗(しんちょく)とともに新たな補助金を確保したことなどにより、当初計画時(平成23年2月)の金額(約125.6億円)から減額しています。

全体事業費の内訳(カッコ内の数字は当初計画時の金額)
防災公園・市街地部分整備費 約173億円(172.2億円)
※詳細はPDFをご覧ください。

※1 割賦償還制度(防災公園の補助対象事業費から国庫補助金と市債を差し引いた額を、UR都市機構に工事完了年度以降に割賦で支払う)の活用による利子見込み額を含んだ事業費。
※2 元気創造プラザ部分と敷地北側の道路拡幅部分。
※3 実施設計委託料、本体工事と別発注の設備工事費、既存施設撤去費、市民センター内駐車場および和洋弓場整備費、周辺道路の電線共同溝整備費などが約23.5億円、初度消耗品・備品購入費が約3.2億円。
※4 道路用地取得および電線共同溝整備などに係る都補助金と建設負担金、元気創造プラザ整備に係る都補助金(包括補助)、市町村総合交付金(都補助金)。

本事業を推進することによる市の後年度への影響
 市では、公共施設を整備する際に、借入金である市債を活用しています。本事業でも市債を活用し、返済に当たる公債費と市債残高の推移は、下記グラフのように推計しています。公債費は減少傾向にあることから、今後も財政の健全性を確保しながら、持続可能な自治体経営を展開していきます。

公債費および市債残高の推移(普通会計)
※グラフはPDFをご覧ください。

※ 29年度以降の本事業を含めた市債発行額は、「第4次三鷹市基本計画(第1次改定)」の財政フレームおよび財政見通しにより推計しています。
※ 施設集約後、市有地を売却すると仮定し(30年度=社会教育会館用地、32年度=総合保健センター用地、33年度=井口特設グラウンド用地)、売却収入を財源に、すでに発行している三鷹中央防災公園・元気創造プラザ整備事業に係る市債を繰上償還する想定で推計しています。33年度末以降、市債残高および公債費の負担は減少します。なお、野川大沢調節池の貯留量増強工事に伴い、大沢野川グラウンドがおおむね5年間使用できないことから、29年度としていた井口特設グラウンド用地の売却時期を見直すこととしました。


※詳細はPDFをご覧ください。


市外局番「0422」は省略。 【主】主催者 【日】日時・期間 【人】対象・定員 【所】場所・会場 【講】講師 【¥】費用 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保育】保育あり 【手話】手話・要約筆記あり

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