緑と水の公園都市 三鷹市
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広報みたか2016年1月1日1面

■学びとともに歩むまち三鷹 開かれた大学の「知」を地域の力に

 市内には、「杏林大学」「国際基督教大学」「ルーテル学院大学」をはじめとする多くの優れた教育機関があります。各大学では、特色ある教育を実践するとともに、地域に開かれた教育の場として市民のみなさんに向けた魅力ある講座などを実施しています。
 また、三鷹駅前にある三鷹ネットワーク大学は、上記の三つの大学を含む19の教育・研究機関との協働により、高度な学習機会の提供と地域課題の解決に向けた研究活動などを行っています。
 市では、今年の3月に確定する「第4次三鷹市基本計画第1次改定」の着実な推進に向けて、地域の知的資源を生かしながら、未来志向の取り組みを展開していきます。

※画像はPDFをご覧ください。


■市長コラム「「学び」と「活動」の循環のよろこび」

三鷹市長 清原慶子

 「一年の計は元旦にあり」といいます。新年を迎えて、一年の目標を検討していらっしゃる方は多いと思います。学校の定期試験を控えている方や、進学や資格取得のための受験を控えている方ばかりでなく、何らかの「学び」を考えている方も少なくないと思います。

 一般に、「学び」の過程は、学ぶ人の知的好奇心を満たし、知識や技能を得ることによる達成感を与えます。「学び」には悩みもあるでしょうが、よろこびがあり楽しみがあり、「活動」に還元されることもあります。また、職業やボランティア活動、趣味の活動等をさらに充実させるために「学び」への意欲が湧くこともあります。

 たとえば地域ケアネットワークの活動を担っていただいている市民の皆様の中には、「地域福祉ファシリテーター」や「傾聴ボランティア」の講習を受けてくださっている方がいます。また、コミュニティ・スクールを基盤とする小・中一貫教育を通して、学校は、保護者や地域の多様な人々の参加による多世代交流の場ともなっています。公立私立を問わず、高校や大学との協働についても、今後さらに充実していくことが期待されます。

 少子長寿化が進む地域では、学習した成果を福祉や防災などの多様な地域活動につなげたり、課題解決に向けて人や機関等を結ぶネットワークを構築したりする「人財」が必要です。「学び」が「活動」の開始や継続を支え、「活動」は「学び」への動機づけを顕在化させます。「学び」によって、人は新しい自己の能力や可能性を発見するきっかけを得るとともに、地域における具体的な「活動」に結びつくこともあるでしょう。

 まさに生涯学習は、地域づくりの担い手を育み、強める過程でもあるのです。今年も「学び」と「活動」の循環がよろこびをもたらすことを願っています。

新春座談会 4・5面
 市内の三つの大学(上記)の学長をお迎えし、地域と大学の協働によってあらゆる世代の「学び」を支援し、これからのまちづくりに生かす取り組みについて、清原市長と語り合っていただきました。


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保育】保育あり

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