緑と水の公園都市 三鷹市
このページは広報みたかのバックナンバーです。 応募・募集・申込期限が終了している場合がありますのでご注意ください。

広報みたか2015年8月2日1面

■戦後70年 私たちは受け継ぐ 戦争の記憶を 平和の尊さを

 先の大戦で多くの尊い命が奪われました。市内の禅林寺にある三鷹市戦没者慰霊碑には、三鷹から出征し、帰らぬ人となった654人のお名前が刻まれています。このまちにも戦争で亡くなった方、家族や大切な人を亡くした方が大勢いたことを、慰霊碑は静かに物語っています。
 終戦から現在まで、私たちは平和を守り続けることができました。それは、今の平和が多くの尊い犠牲の上に築かれ、悲惨な戦争を体験した方々の平和を願う強い気持ちがあったからです。
 多くの世代が戦争を知らない今日、私たち一人ひとりが改めて戦争の記憶を胸に刻み、平和への思いを後世へつないでいかなければなりません。

[問] 企画経営課TEL内線2115

※写真はPDFをご覧ください。


■戦後70年 みたか平和のつどい 8月15日は世代をこえて平和を考える日

 市では、8月の平和強調月間を中心に、さまざまな非核・平和関連事業を行います。ぜひご参加ください。

[問]企画経営課TEL内線2115、地域福祉課TEL内線2614


■戦没者追悼式並びに平和祈念式典

[日]8月15日(土)午前10時〜午後0時5分ごろ(9時45分開場)
[所]三鷹市公会堂光のホール
 戦争で犠牲になられた方々のご冥福を祈り、平和を願う式典です。手話通訳あり。
式典の内容 献花、アンサンブル演奏(みたかジュニアオーケストラ)、追悼と平和祈念のことば、戦争体験談「いま語り伝えたいこと」、コーラス(三小合唱団)、黙とう
※午前10時20分〜午後3時30分の間、ロビーにてどなたでも献花ができます。

 来場が困難な方にも自宅でご覧いただけるよう、式典の模様をJ:COMチャンネル武蔵野・三鷹(地デジ11チャンネル)で生中継します。
[日]午前10時30分〜正午


■平和アニメ上映会「火垂(ほた)るの墓」

[日]8月15日(土)午後1時30分〜3時(1時10分開場)
[所]三鷹市公会堂光のホール
 昭和20年、神戸大空襲で母と家を失った14歳の兄・清太と4歳の妹・節子。叔母の家に身を寄せるものの次第に折り合いが悪くなり、2人は家を出て近くの防空壕(ごう)で自分たちだけで暮らし始める…。
 終戦前後の混乱の中、必死に生き抜こうとする兄妹の物語です。スタジオジブリ・高畑勲監督作品。


■戦後70年平和展<特別企画>

「ヒロシマ・ナガサキ原爆と人間」展
 期間中、三鷹市原爆被害者の会の協力による展示の説明やミニ講演会を行います。
[日]8月5日(水)〜9日(日)午前9時30分〜午後4時30分
[所]三鷹市公会堂さんさん館
同時開催「上野誠平和版画資料」展
 原爆をテーマにした作品を数多く残し、平和を強く訴えた版画家・上野誠(1909-1980)の作品(レプリカ)を展示します。

「地中に埋もれていた戦争」展
 地表わずか50cmほどの地中から見つかった戦争の出土遺物と遺構(パネル)を展示します。
[日]8月3日(月)〜15日(土)午前8時30分〜午後5時(8日(土)は正午、15日(土)は午前9時からいずれも午後1時まで。9日(日)を除く)
[所]市役所1階市民ホール

「三鷹市戦争関連資料」展
 市民のみなさんからお寄せいただいた、戦争遺品や資料などを展示します。
[日]8月11日(火)〜15日(土)午前9時30分〜午後4時30分
[所]三鷹市公会堂さんさん館

2面関連記事も併せてご覧ください


■市長コラム「夏休みにはぜひ、『幽霊塔へようこそ展』に」

三鷹市長 清原慶子

 三鷹市立アニメーション美術館(三鷹の森ジブリ美術館)では、2016年5月(予定)まで、館主である宮崎駿監督の企画・構成による企画展示「幽霊塔へようこそ展―通俗文化の王道―」が開催されています。

 宮崎監督は中学生の頃、江戸川乱歩の長編小説『幽霊塔』に出会い、その物語に魅了されたということです。若くたくましい青年と美しい女性によるロマンスや、さまざまな謎を秘めた物語の重要な舞台である時計塔の歯車や仕組みに触発されて、その後、劇場長編映画として初めて取り組んだ作品が『ルパン三世 カリオストロの城』だったということです。

 今、ジブリ美術館の中央ホールには宮崎監督のデザインによる12メートルを超す高い「時計塔」がそびえています。そして、時計塔の脇にあるハンドルをぐるぐると回すと大きな時計の針が回って「カンカンカンカン」と鐘の音が鳴り響く仕掛けがあります。また、企画展示室では、幽霊塔に代表される文学や通俗文化の魅力を宮崎監督が自ら描き下ろした19枚の大型漫画パネルなどで解説を楽しむことができます。中島清文館長によれば、「宮崎監督の頭の中をのぞいて見てもらえるような展示です」(写真)。

 連日子どもたちが大喜びで挑戦している「迷路」も企画展示の一環として設置されています。また、『ルパン三世 カリオストロの城』のジオラマの下の低い穴からのぞくと、地中に埋もれている古代の風景が見えてくるなど、隠れた仕掛けを発見することも楽しみです。

 なお、三鷹市民の皆様は、JR三鷹駅南口の駅前にある「みたか観光案内所」で、三鷹の森ジブリ美術館の三鷹市・近隣市民枠チケットをご購入いただけます。

 「迷子になろうよ、いっしょに。」というのは、ジブリ美術館からの開館以来のメッセージです。この夏は、ぜひ三鷹の森ジブリ美術館へお越しください。企画展示に加えて、ジブリ美術館だけでしか見ることができない宮崎監督によるオリジナル短編映画や常設展示は、きっと皆様の心をわくわくさせることでしょう。

※写真はPDFをご覧ください。

市長のひとことコーナー
ケーブルテレビの広報番組「みる・みる・三鷹」では「市長のひとことコーナー」を放送しています。


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保育】保育あり

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