広報みたか2014年10月5日1面
■振り込め詐欺にご注意を!
「自分は大丈夫」の油断が危険です
年間被害額1億6千万円超
我が子の危機を助けたい一心の親心などを利用する悪質な振り込め詐欺犯に、市民のみなさんが狙われています。平成25年の1年間に市内で起きた振り込め詐欺は42件、被害額は1億6千万円を超え、過去最も高い額に達しました。
「振り込め詐欺」は誰もが知っている犯罪ですが、その被害は残念なことになかなか減少しません。詐欺犯の巧みな口車に乗せられない心構えと対策をしっかりと確認しましょう。
[問]安全安心課TEL内線2271
怪しい電話にチョット待ったさん
※詳細はPDFをご覧ください。
こんな電話は要注意!詐欺犯がよく使う言葉
子どもや孫を名乗って…
・携帯電話をなくした(番号が変わった)
・喉の調子(体調)が悪い
・かばんを忘れた
・株で失敗した
・慰謝料を請求されている
公的機関や金融機関などを名乗って…
・税金・医療費の還付があります
・ATMに行ってください
・社債・未公開株があります(もうけ話)
・手数料がかかります
・あなたの個人情報が漏れています
関連記事2面もご覧ください。
■市長コラム「詐欺にだまされないために、まわりの人や警察に相談を」
三鷹市長 清原慶子
皆様に心からのお願いがあります。振り込め詐欺に絶対にだまされないでください。電話で子どもや孫などの家族のふりをして、「困っているんだ。お母さん、お父さん、お金を振り込んで」というものや「知り合いの者が取りに行くからその人にお金を渡して」というものもあります。また、三鷹市役所や税務署の職員のふりをして電話をかけてきて、「税金の還付金があります。受け取るためには、携帯電話を持って銀行の現金自動預け払い機(ATM)に行って、言うとおりに操作してください」というものもあります。三鷹市や税務署などからは、還付金をATMでお支払いすることは絶対にありません。そんな電話があったら、「これは詐欺だ」と気付いてください。
三鷹市では、市民の皆様がこのような特殊詐欺にだまされないために、三鷹警察署と協力して『振り込め詐欺の電話撃退体験談』を冊子にまとめました。振り込め詐欺の電話にだまされなかった方の撃退の事例集です。家族と合言葉を決める、普段から留守番電話にして、知らない人なら電話に出ないで、確かな家族が名乗ったら電話に出るという方法も有効です。
家族を心配して高額のお金を振り込んだり手渡した後に、詐欺だったということに気付いて、被害金額では表せないほど心が傷ついている被害者が三鷹市内にもいらっしゃいます。とても残念なことです。家族を想い、心配する気持ちは大切であり、その気持ちを利用してお金をだまし取る犯罪を許してはいけません。
高額のお金が今すぐ必要だと言われたり、突然還付金を払うと言われたりしたら、落ち着いて本当に家族や市役所などからの連絡なのかを確認することが先決です。一旦電話を切って、かけてきた人の教えた電話番号ではなく、いつもかけている自分の子どもや孫、市役所などの電話にかけて確認してください。
近くにいる家族や近所の人、三鷹市役所安全安心課や三鷹警察署にお気軽にご相談ください。どうぞ皆様、絶対にだまされないでください。
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