広報みたか2013年12月1日1面
■12月3日〜9日は障害者週間 もっとわかり合うために「心のバリアフリー」を目指して
障がいのある方を見かけたとき、どう接していいか分からずに戸惑ってしまったことはありませんか？ 障がいの有無にかかわらず、誰もが互いに支え合える温かな社会にしていくためには、こうした「心のバリア」を取り除くことが大切です。
市では障害者週間にちなみ、障がいへの理解と障がい者の社会参加を促進するため、心のバリアフリー推進イベントを開催します。みなさんお気軽にご参加ください。
［問］地域福祉課TEL内線2619
■3日（火）〜6日（金） 市内障がい者施設の活動紹介と自主製品の販売
市内障がい者施設など21施設の活動を紹介するパネル展示や自主製品の販売を実施します。おいしいと評判のパンやクッキー、三鷹の魅力的なおみやげ「TAKA-1」に認定された「太宰ロゴ入りクッキー」と「太宰治刺繍（ししゅう）タオルハンカチ」など、障がいのある方たちが作った製品の質の高さや手作りの温かみを実感してみませんか。
［日］12月3日（火）〜6日（金）午前9時〜午後5時（自主製品の販売は正午〜午後3時）
［所］市役所1階市民ホール
◆常設の自主製品販売店「星と風のカフェ」
これらの自主製品は、「星と風のカフェ」でも購入できます。喫茶コーナーもありますので、ぜひご利用ください。
［所］［問］下連雀3-8-13TEL0422-44-2255（火〜土曜日午前11時30分〜午後7時）
■8日（日）午後2時から バリアフリー映画上映会「最強のふたり」
目や耳に障がいのある方も一緒にお楽しみいただけるよう、場面解説や情景描写をくわしくした音声ガイドや字幕の付いたバリアフリー映画を上映します。
◆映画「最強のふたり」ストーリー
事故で全身麻痺（まひ）となり、車いす生活を送る富豪と、図らずも介護役に抜てきされたスラム街出身の黒人青年が、衝突しながら互いを受け入れ、次第に強い友情で結ばれていく。実話を基に作られた、笑いと涙あふれる作品です。
［主］市、三鷹市障がい者福祉懇談会
［人］120人
［日］12月8日（日）午後2時開演（1時開場）
※市内障がい者施設の自主製品（焼き菓子など）も販売します（午後5時まで）。
■ヘルプカードを新たに配布します！
「ヘルプカード」は、障がいのある方が災害時や日常生活の中で困ったときに、周囲に手助けを求めるためのカードです。特に、聴覚障がいや内部障がい、知的障がいなど、一見障がいのあることが分からない方が助けを求める時に役立ちます。カードをお持ちの方を見かけたら、ぜひ温かい配慮をお願いします。
市では、平成26年1月下旬から市内在住の障がいのある方（希望者）に配布予定です（くわしくは「広報みたか」26年1月19日発行号でお知らせします）。
［問］地域福祉課TEL内線2617
■障がいのある方が困っていたらどのように接したらいいの？
●「どうしましたか?」と優しく声をかけてください。
●相手に伝わっているか確かめながら、ゆっくりと話してください。
●ヘルプカードを持っている場合は、カードに書かれた手助けしてほしい内容に沿った支援をしてください。
■市長コラム「三鷹市と都立井の頭恩賜公園の深いつながり」
三鷹市長 清原慶子
11月16日、三鷹市は、三鷹ゆかりの作曲家中田喜直氏の歌碑を都立井の頭恩賜公園の池の南側、弁天橋近くに建立し、奥様の中田幸子さんにもご参加いただき除幕式を行いました。
歌碑は、中田喜直氏が生前愛用したアップライトピアノを模した黒みかげ石に、直筆の「ちいさい秋みつけた」の楽譜と歌詞が刻まれています。市では、歌碑建立のためのご寄附を広くお願いし、130名を超す方から、170万円以上のご寄附をいただき、市の予算と合わせて、協働して建立することができました。公園の中に、また一つ大切な宝物が生まれました。
井の頭公園は2017年5月に開園100周年を迎えます。三鷹市は、公園を管理する東京都西部公園緑地事務所及び自然文化園が立地する武蔵野市、そして公園を愛する団体の皆様とともに、2006年に設立された「井の頭恩賜公園100年実行委員会」の構成メンバーです。実行委員会は、最優先事業として、公園の池をよみがえらせる水質浄化を進めるため、2014年1月に「かいぼり」を実施する予定です。「かいぼり」というのは、池の水を抜いて水を入れ替えるとともに、外来魚などを駆除する取り組みです。今一度、美しい池をよみがえらせ、在来の生き物や植物がいつまでもいきいきと生きるために大切なものです。
また、12月15日に「井の頭公園検定」が検定実行委員会によって実施されます。三鷹市も後援しており、今年は昨年実施した2級、3級に加えて1級の試験も行われます。
井の頭公園は、三鷹市民の皆様にとって大切な、大切な公園です。これまでも皆様のくらしの舞台であり、これからも皆様の思い出をつむぎだす場所であり続けることでしょう。大切な時間を過ごす場として、ご一緒に見守りながら、活かしていきましょう。
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