広報みたか2012年4月29日6面
■第7部 創造性と豊かさをひろげる生涯学習・文化のまちをつくる
第1 生涯学習の推進
〈1．生涯学習活動〉
（1）「生涯学習プラン2022」に基づき、「ともに学び、学びを活かし、学びの成果や絆が地域に受け継がれていく心豊かな社会をつくる」ための学習環境を整備します。また、個人の学習成果を地域社会に還元する「学びの循環」による持続可能な社会の構築をめざします。
（2）社会教育会館が新川防災公園・多機能複合施設（仮称）に移転されることに伴い、スポーツ・福祉・健康などさまざまな分野での人的交流が予想されることから、生涯学習活動を一層推進します。
（3）三鷹ネットワーク大学推進機構との協働を進めるなかで、教育・研究機関などの知的資源が地域社会に還元されるよう、高度な生涯学習の機会の提供を進めます。
〈2．図書館活動〉
（1）情報拠点の拡充に向け、南部図書館（仮称）を整備するとともに、図書館本館および分館の開館時間延長の検討やコミュニティ・センター図書室との連携によるサービス網の拡充を進めます。
（2）図書館資料のデジタル化や国立国会図書館をはじめとした全国の図書館網にも対応できるよう、基盤となる図書館資料管理システムを更新し、利用しやすい図書館をめざします。
（3）「みたか子ども読書プラン2022」に基づく活動や読書相談サービス、広報活動が一層重要となることから、職員およびボランティアなどの人財育成に努めます。
第2 市民スポーツ活動の推進
（1）市民の健康・体力の増進を支援し、「いつでも、どこでも、だれでも、そしていつまでも」スポーツに親しむことができる市民スポーツ活動を推進するため、「スポーツ推進計画（仮称）」の策定に取り組みます。
（2）健康長寿社会の実現をめざし、新川防災公園・多機能複合施設（仮称）整備事業の中で、「健康・スポーツの拠点施設」を整備します。
（3）スポーツ祭東京2013の開催に向けて、広く市民へのスポーツ普及をめざします。また、開催を通して交流人口の拡大による地域活性化や観光施策との連携による三鷹の魅力の発信に努めます。
第3 芸術・文化のまちづくりの推進
（1）太宰治をはじめとする三鷹ゆかりの文化人の顕彰事業を推進するとともに、市立アニメーション美術館（三鷹の森ジブリ美術館）を中心とした、まちの活性化に取り組み、「文化の薫り高い三鷹」をめざした芸術・文化のまちづくりを推進します。観光施策と連携した三鷹のまちのブランド化を進めます。
（2）星と森と絵本の家では市民や国立天文台と協働して科学への関心を高める絵本展示や自然と触れ合う事業を行います。
（3）「三鷹型エコミュージアム事業」については、市内全域での展開を推進するために、みたか都市観光協会などと連携しながら、既存施設を活用し、情報提供拠点とした機能整備を進めます。
■第8部 ふれあいと協働で進める市民自治のまちをつくる
第1 コミュニティの展開と協働のまちづくりの推進
（1）地域の多様な課題を、新たな共助や協働によって解決していく「コミュニティ創生」の取り組みを進めるため、地域自治組織などの多様な担い手が協働・連携して、地域のつながりや支え合いを深める取り組みを進めます。
（2）ともに支え合う地域社会を生み出すため、「コミュニティ創生」関連事業を展開しながら、地域課題の解決に向けた事業を支援します。
（3）市民協働センターでは、市民・団体と市のつながりを強化する取り組みや多様な団体や市民が相互に連携・協力して、協働のまちづくりを一層推進するための支援を行います。
第2 「21世紀型自治体」の実現と都市自治の確立
（1）財政の健全性を維持しつつ的確な市政運営を行うため、「行財政改革アクションプラン2022」を推進し、常に厳しい事業見直しを行い「施策の重点化」と「行政のスリム化」を進めます。
（2）人財育成基本方針に基づく人財育成システムの検証と改善を実施するとともに、組織・職員定数の見直しを行います。
（3）公共施設について、「予防保全」の視点に立った「維持・保全計画」を策定し推進するほか、市有地の利活用や建替え、施設の再配置に取り組みます。また、公共施設の維持・管理業務を見直し、公共施設の適正で効率的な質の高い管理体制を確立します。
【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【￥】費用（記載のないものは無料） 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【託】託児あり
