緑と水の公園都市 三鷹市
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広報みたか2010年12月5日1面

■一人ひとりが主役です みんなで防ごう!悲惨な火災

 空気が乾燥する冬場は、火災が発生しやすい季節です。市内での火災はここ数年、おおむね同数で推移していますが(図1)、発生した火災の多くは12〜3月に集中しています(図2)。

 火災は、尊い命と財産を一瞬で奪う、恐ろしい災害です。一方で、市内で今年発生した火災の大半がたばこの不始末や身近な生活用品によるもので(図3)、日常生活のちょっとした心がけで多くの火災を予防できることが分かります。

 火災の予防は、一人ひとりが主役です。火災を起こさない心がけと、万が一の時には素早い通報と初期消火で被害を食い止め、悲惨な火災のない、安心して暮らせる地域をみんなで守っていきましょう。

[問]防災課TEL内線2284、三鷹消防署TEL47-0119

●年別の火災件数(図1)

●平成21年中の月別火災件数(図2)

●平成22年中の市内の火災原因(図3)

※図はPDFをご覧ください。


■一人ひとりの心がけがまちを火災から守ります

三鷹消防署 消防係長兼一部大隊長 上條一彦さん

 冬場に多いストーブ(石油・電気)などの暖房器具による火災は、古い器具を点検せずに使用した、燃えやすいものを近くに置いた、使用中のまま外出したなど、ちょっとした油断や不注意から起こるものが大半を占めています。こうした火災は、一人ひとりの心がけで防ぐことができます。また、住宅用火災警報器による早期発見も、被害の拡大防止に大きな成果を上げています。未設置の方はすぐに設置し、設置後は定期点検を忘れずにお願いします。

 そのほか、古紙や可燃ごみを指定の収集日・時間以外に集積所へ出すと放火につながるため、必ず収集日・時間を守ってください。地域の安心安全は自分たちで守りましょう。

※詳細はPDFをご覧ください。


■火災ゼロを目指して、地域で日々活動中!

三鷹市消防団第四分団 分団長 比留間秀吉さん

 三鷹市は住宅が密集した地域が多く、それだけ火災の危険性も高いといえます。火災予防は一人ひとりの心がけが何よりも大切。火の始末をきちんとする、庭に燃えやすいものを置かないなど、各家庭で防火対策を行うようにしてください。

 私たち消防団員は地域の防火の要として、火災時の消火活動はもちろん、防火や防災の啓発にも力を入れています。地域のみなさん、私たちと一緒に火災ゼロのまちをつくっていきましょう!

※詳細はPDFをご覧ください。


■必ず設置!!住宅用火災警報器

 今年4月から、住宅用火災警報器(住警器)の設置が義務づけられました。10月末現在、市内の設置率は約80%です。まだ設置していない方は、早急に設置をお願いします。

住宅用火災警報器が火災を最小限に抑えた事例を紹介します。いずれも市内で実際に起きた事例です。

事例1
 フライパンで油を加熱中、電話がかかってきてその場を離れたまましばらく忘れてしまった。住警器が鳴ったため慌てて台所に行くと、火が内壁と天井の一部を焦がしていた。初期消火した後、119番に通報。

事例2
 共同住宅の居住者が、電子レンジで調理中にリビングで寝てしまい、料理が焦げた煙に住警器が反応。本人は気づかなかったが、警報音と焦げ臭いにおいに気づいた近所の人が119番通報し、事なきを得た。

※詳細はPDFをご覧ください。


■市長コラム「『三鷹ゆかりの文学者たち』展がもたらす文学の息吹」

三鷹市長 清原慶子

 多くの人から愛唱歌として挙げられる「赤とんぼ」を作詞した三木露風は、三鷹市牟礼に住み、多くの詩を生み出しました。

 三鷹が村の時代や町の時代から、三鷹市名誉市民である武者小路実篤や山本有三、あの太宰治をはじめ優れた作品を残した文学者が三鷹に住んでいました。三鷹市になってから60年、歌人の宮柊二(しゅうじ)・英子さんご夫妻、大岡信(まこと)・怜(あきら)さん親子など、三鷹市に住んだ文学者の活躍が目立ちます。また、市内の国際基督教大学出身の高村薫さん、奥泉光さんらの活躍も目覚ましく、三鷹市が文学の舞台になっている例も少なくありません。

 そこで、三鷹市では(財)三鷹市芸術文化振興財団と共催で、市制施行60周年記念事業として17人の文学者を特集した「三鷹ゆかりの文学者たち」展を三鷹市美術ギャラリーで開催しています(12面参照)。

 本展では、三鷹市在住の芥川賞作家である津村節子さんの原稿などの資料と、夫である故吉村昭さんが遺された貴重な資料を展示しています。事実上最初の太宰治賞を受賞された吉村昭さんの克明な取材メモを拝見して、私は、多くの歴史小説を執筆された吉村さんが、歴史的事実と謙虚に対峙された姿勢に圧倒されました。

 実は津村節子さんと私は高校の同窓であり、展示されている津村さんの高校時代の写真から、制服が当時も同じデザインのセーラー服であったことを確認して光栄に思いました。文学の力と共に写真の力も感じました。

 展覧会は12月19日まで開催されていますので、ぜひ、「三鷹ゆかりの文学者たち」展で、三鷹市の文学の息吹に触れてください。

※詳細はPDFをご覧ください。

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