緑と水の公園都市 三鷹市
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広報みたか2010年9月19日1面

■ともに支え合う地域社会の実現にご協力を
地域とつながる、みんなで支える、新しい福祉のかたち"地域ケアネットワーク"

 近年、核家族化が進み、昔ながらの地域のつながりが希薄になっています。その影響を受けて高齢者の一人暮らしや高齢夫婦のみの家庭が増え、健康管理や介護、安否確認などさまざまな問題がクローズアップされています。

 そうした中、三鷹市では、高齢者や障がい者、子育て家庭をはじめ、誰もが住み慣れた地域で安心して暮らせるよう新たな支え合いの仕組み「地域ケアネットワーク」づくりを進めています。この取り組みは、本人や家族による「自助」と、行政による福祉サービス・事業などの「公助」の間に、行政と地域住民・活動団体・関係機関・事業者が協働する「共助」の関係を作り、連携しながらそれぞれの長所を生かして地域課題の解決を目指していくものです(図)。ともに支え合う地域社会の実現に向けた、「地域ケアネットワーク」づくりにみなさんご協力ください。

[問]高齢者支援課TEL内線2620

※図はPDFをご覧ください。


■地域の状況に応じた、支え合いの活動を展開

 地域ケアネットワークは、井の頭、新川中原、西部の3つのコミュニティ住区で、見守りや居場所づくりなど、地域ごとに事業を展開・検討しています。

 現在、東部地区での地域ケアネットワーク設立の準備が進行中で、将来的には、市内すべてのコミュニティ住区で立ち上げる予定です。

 また、悩み事・相談事などを聴く傾聴ボランティアや地域福祉の人材養成・活動支援など、地域ケアネットワークの活動をサポートする取り組みも行っています。

※詳細はPDFをご覧ください。


(1)地域ケアネットワーク・井の頭

 平成16年10月、市で最初に設立。さまざまな事業や講座を主催し、支え合いのための活動に取り組んでいます。

ふれあいサロン・井の頭
 スタッフと生活の中の困り事を相談したり、地域の方とおしゃべりができるサロン。
[日]月2〜3回午前10時30分〜午後3時
[所]井の頭コミュニティセンターほか

ちょこっとサービス支えあい
 電球や電池の交換、簡単な荷物の移動など、日常生活でのちょっとした困りごとを有償(10分100円、最大50分まで)でお手伝いします。


(2)地域ケアネットワーク・新川中原(ケアネット・しんなか)

 平成20年7月設立。サロンの運営やPR活動、新川中原地域の社会資源の紹介、見守り支援の仕組みづくりの検討など4つの分科会を設け活動。事業展開の検討や地域の方々同士のつながりづくりを進めています。

しんなかサロン
 地域のみなさんとスタッフがおしゃべりを楽しんだり、情報交換や相談を行うサロン。地域の課題をキャッチする情報収集の場ともなっています。
[日]第4木曜日午後1時30分〜3時30分
[所]新川中原コミュニティセンター


(3)地域ケアネットワーク・にしみたか(ケアネット・にしみたか)

 平成21年2月設立。ふれあいの居場所づくり事業や学習会などの開催を通じて、顔の見えるつながりづくりを目指しています。

地域のほっと・スペース よってらっしゃい・にしみたか
 子どもから高齢者まで地域の方々が気軽に立ち寄れるサロン。ちょっとした相談や情報交換で、地域での見守りや支え合いのきっかけの場ともなっています。
[日]第4月曜日午後1時30分〜4時
[所]井口コミュニティセンター


■市長コラム「参加と協働のまちづくりを進める市民力と職員力」

三鷹市長 清原慶子

 三鷹市は、これまで「市民力」による参加と協働のまちづくりを実現してきていますが、市民力の強さと共に必要なのは「職員力」でもあります。

 市の職員の責務の中心は、市長が市議会に提案し決定された政策や事業を予算に基づき、着実に、効率的に実行していくことですが、戸籍や生活保護事務に代表される国からの「法定受託事務」にも、国に代わってこれらの業務を正確に公正に行うことが求められます。

 また、市内には都が管理責任を持つ多くの都道や井の頭公園などの都立公園があり、職員は都が責任を持つ事業等について都の職員とのきめ細かい情報共有に努め、都が市民の皆様に説明責任を果たすことを要請したり、着実に事業が実施されるように協力したりしています。

 そして、計画策定や条例制定に際しては、審議会や市民会議、パブリックコメント等で市民の皆様の声を最大限反映することが重要です。また、事業やイベントについては、各種団体やNPO等との協働を円滑に進めていくために、コーディネートする役割が求められます。

 そこで、私は、職員が着実な経常業務の実施と、参加と協働の推進に必要な心構え・知識・情報・技能を身につける研修に力を入れています。私自身も折々の研修で講話をしたり、毎月1、2回は市長と10人程度の少人数の職員との「トークセッション研修」を実施しています(写真)。これは、市長が職員から直接、業務上の問題意識や課題解決に向けての提案を傾聴する機会であり、私からメッセージを伝える機会でもあります。三鷹市の職員は約1000人ですが、私は、これまで7年あまりで、延べ約150回、延べ約1800人の職員と対話をしてきています。

 これからも、参加と協働のまちづくりを進める職員力向上に努めていきたいと思います。

※詳細はPDFをご覧ください。

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