緑と水の公園都市 三鷹市
このページは広報みたかのバックナンバーです。 応募・募集・申込期限が終了している場合がありますのでご注意ください。

広報みたか2010年5月16日12面

■第26回太宰治賞決定!今村夏子さん「あたらしい娘」

 5月10日、三鷹市と(株)筑摩書房の共同主催による「第26回太宰治賞」の最終選考委員会がみたか井心亭で開催され、1,412編の応募作品の中から今村夏子(いまむら・なつこ)さんの「あたらしい娘」が受賞しました。選考委員は小川洋子さん、荒川洋治さん、三浦しをんさん、加藤典洋さん(欠席のため文書により参加)です。

 選考委員の小川洋子さんは作品について、「主人公の存在感が圧倒的だった。感情を安易に表現せず、状況を描写するだけで心の深い一点を描写している、かなりの技量を持った作者だ。主人公に愛着を持って寄り添い、気持ちよく読み進めることができた」と選評を述べています。

 作者の今村夏子さんは広島県広島市出身の30歳。受賞作は今村さんの第一作目の小説です。ホテルの客室清掃のアルバイトをしながら、空いた時間を使って書き上げました。受賞の知らせを受け、「びっくりした。ほかにもすごい方がいらっしゃるのに、自分がいただいて申し訳ないような気持ち。主人公と同じ中学生くらいの女の子にこの作品を読んでほしい」と初作品での受賞に驚きを隠せない様子で喜びを語っていました。

 今村さんには正賞の記念品と副賞100万円が贈られ、贈呈式・記念パーティーは、6月16日(水)午後6時から東京會舘(千代田区)で行われます。6月19日(土)には、筑摩書房から、受賞作・最終候補作と選考委員の選評などを収録した「太宰治賞2010」(1,000円)が発売予定です。全国の書店でお買い求めください。

※詳細はPDFをご覧ください。

◆太宰治賞
 昭和39年に筑摩書房が創設した小説の公募新人賞で、吉村昭をはじめ、加賀乙彦、金井美恵子、宮尾登美子、宮本輝など多くの著名作家を世に送り出した。昭和53年の第14回を最後に中断していたが、三鷹ゆかりの文人たちの文化の薫りを継承したいと考えていた三鷹市が、三鷹になじみの深い太宰治の没後50年(平成10年)を機に、筑摩書房に呼びかけ、共同主催の形で復活した。


■第26回太宰治賞贈呈式にご招待

[人]市民10人
[日]6月16日(水)午後6時〜8時
[所]東京會舘(千代田区丸の内3-2-1)
[申]5月24日(月)(必着)までに往復はがきに、「太宰治賞贈呈式参加希望」・必要事項(11面参照)・太宰治賞や関連イベントへの感想を記入し「〒181-8555コミュニティ文化課」へ(申込多数の場合は抽選)
※結果は5月28日(金)までに通知します。
[問]同課TEL内線2515


■三鷹の「ご当地グルメ」を作ろう!ミ鷹シュラングルメコンテスト

 三鷹商工会が創立50周年を記念して、料理コンテスト「ミ鷹シュラングルメコンテスト」を開催します。全国でブームとなっている「ご当地グルメ」に続けとばかりに、地元「三鷹」をイメージさせる「美味しい・面白い」逸品を、新たな三鷹のご当地グルメとして選ぼうという試みです。賞金総額は創立50周年にちなんで50万円をご用意。市内事業者や市民などを含む審査員が、厳正な審査を行い、受賞者は7月17日(土)・18日(日)に開催される「第33回みたか商工まつり」で表彰します。受賞作品はイベントで販売できるほか、市内飲食店にあっせんするなど、広く「三鷹のご当地グルメ」として宣伝します。

 三鷹商工会では「節目の年に市民のみなさんと商工会で、『何かをやってみたい』と考えて企画しました。三鷹らしさがある、三鷹の看板になるような作品をお待ちしています」と話しています。あなたも三鷹のご当地グルメ作りに挑戦してみませんか?

◆コンテストの概要
[主]三鷹商工会
[人]在勤・在学を含む市民で、7月18日(日)の表彰式に出席できる方
◇参加条件
(1)作品名、素材、市内の名所・名物など「三鷹」に関連した作品であること、(2)「商工まつり」で出店を希望する場合は、安心して提供できる作品であること、(3)飲食物であれば何でも構いません
◇審査方法
一次審査:書類審査
最終審査:試食会(日程調整のうえ、書類審査通過者に連絡します)
◇賞金・特典
金賞=20万円(1人)、銀賞=10万円(2人)、銅賞=5万円(2人)
「商工まつり」で受賞作品を販売したい方は出店料(2万円)を無料。ほかの商工会関連イベントにも無料で出店できます。

[申]6月10日(木)(必着)までに、生活経済課(第二庁舎2階)、市内各商店街などで配布する申込書に必要事項を記入のうえ、作品の完成写真を同封し「〒181-0013下連雀3-37-15三鷹商工会ミ鷹シュラングルメコンテスト事務局」へ
[問]同商工会TEL49-3111、三鷹市生活経済課TEL内線2542


■生誕150周年記念アルフォンス・ミュシャ展

 アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)は、19世紀末に一世を風靡したアール・ヌーヴォーを代表する画家です。1895年、伝説的女優サラ・ベルナールが主演する芝居《ジスモンダ》のポスターを手がけ鮮烈なデビューを飾ります。その後、アール・ヌーヴォーの旗手となり活躍しますが、50歳で故国チェコへ戻りスラヴ民族と故国のために後半生をささげ、79年の生涯を終えました。本展では大阪府堺市をはじめ、フランス、チェコなどの美術館の協力を得て約150点の作品によりその生涯を紹介します。

[主](財)三鷹市芸術文化振興財団・三鷹市美術ギャラリー、産経新聞社
[日]5月22日(土)〜7月4日(日)午前10時〜午後8時(入館は午後7時30分まで、月曜日休館)
[所]三鷹市美術ギャラリー
[¥]一般800円 65歳以上・学生500円(中学生以下・障害者手帳などをお持ちの方は無料)
※この記事持参でご来場の方は一般800円を640円に割り引きます(1回限り2人まで)。

※詳細はPDFをご覧ください。


■こどもアートクラブ「デザイナー募集! すごいのつくろう」も開催

 ミュシャのようにすてきな箱をデザインしてみませんか。テーマは好きなお菓子。新商品の開発も大歓迎です!!

[人]小学生20人
[日]6月12日(土)午前10時30分〜午後3時30分
[所]三鷹市美術ギャラリー、三鷹市芸術文化センター
[¥]2,000円(材料代を含む)
[申]6月1日(火)(必着)までに往復はがき、またはファクスに必要事項(11面参照)・性別・学校名・学年を記入し「〒181-0013下連雀3-35-1三鷹市美術ギャラリー『デザイナー募集』係」・79-0030へ(申込多数の場合は抽選)
[問]同ギャラリーTEL79-0033


■あの「三鷹キウイワイン」が市制施行60周年記念特別バージョンで限定発売中!

 販売開始から24年目。すっかりおなじみになった三鷹産のキウイフルーツから醸造した「三鷹キウイワイン」。今年は三鷹市市制施行60周年を記念した特別バージョンとして、スタジオジブリの宮崎駿監督デザインの三鷹のキャラクター「Poki(ポキ)」をあしらった60周年記念ロゴマーク入りオリジナルラベル(写真)を貼り、60周年にちなみ市内の酒屋さん約60店で6,000本を限定販売します。

 今年の新酒は、口当たりの良い、やや甘口で、白とロゼともに、ほのかな酸味の効いたフルーティなワインに仕上がりました。ぜひお試しください。

販売数 限定6,000本
◇販売箇所 市内酒販店約60か所
◇販売価格 白とロゼともに1本(720ml)1,300円(税込)
◇販売元 武蔵野酒販協同組合TEL0422-43-4055
◇原料生産者 JA東京むさし三鷹市果樹組合

[問]企画経営課TEL内線2150、生活経済課TEL内線3063

※詳細はPDFをご覧ください。


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【託】託児あり

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