緑と水の公園都市 三鷹市
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広報みたか2010年3月7日1面

■平成22年度予算案 一般会計644億6,625万円

市制施行60周年を迎え、都市再生とコミュニティ創生を目指して、
持続可能な高環境・高福祉のまちづくりの推進を

 平成22年度の市の予算案が、2月26日から始まった市議会定例会で審議されています。

 新年度の予算案は、市民の皆様が未来に向けた安心と希望を持てるために、「セーフティーネット」、「都市再生」、「子育て支援」、「コミュニティ創生」の4つの施策を中核に据えて編成しました。

 市制施行から60周年の節目の1年を、「持続可能な高環境・高福祉のまちづくり推進に向け、果敢に挑戦した年だった」と記憶に残る年にできるよう、さまざまな取り組みを進めます。

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■新年度の施政方針(概要)

三鷹市長
清原 慶子

 平成22年度は、厳しい経済状況を反映して、三鷹市においても市税収入が大きく落ち込み、平成15年に私が市長に就任して以来、最も厳しい財政状況の中での予算編成となりました。私は、三鷹市が、まずは市民の皆様の暮らしを守り安心をもたらす「セーフティーネット」の役割を果たすために、今まで以上に歳出の無駄を徹底的に排し、福祉、教育や不況対策などの分野に少しでも還元できるよう予算編成を進めました。

 私は、平成22年度を、「市制施行60周年を迎え、都市再生・コミュニティ創生を目指して、持続可能な高環境・高福祉のまちづくりを」進める年度と位置づけ、今年度の市政運営の中核的な施策として、「セーフティーネット」、「都市再生」、「子育て支援」、「コミュニティ創生」の4つの施策を位置づけました。

※詳細はPDFをご覧ください。


■1 セーフティーネットの強化

 第1の「セーフティーネット」強化の施策は、市民の命を守り、市民が地域で孤立することなく希望を持って暮らせることを目指すものです。具体的には、離職者への生活支援として住宅手当の支給や就労支援、母子加算の支給継続をはじめとして、雇用に関しては、東京都と連携して24件の緊急雇用創出事業を実施するとともに、市内中小企業の経営を支援するための特定不況対策緊急資金融資あっせん制度を延長して実施します。また、三鷹むらさき商品券事業を前年度と同様の発行総額3億3千万円の規模で実施します。

※詳細はPDFをご覧ください。


■2 都市再生の取り組み

 第2の「都市再生」の施策は、具体的な取り組みとして、東京多摩青果三鷹市場跡地(写真)において、独立行政法人都市再生機構と連携して「防災公園街区整備事業」に向けた用地取得等に取り組みます。「防災拠点」であるとともに、健康・スポーツ施設を中心とした「元気創造拠点」の機能を果たす施設の整備に向けて、「市民センター周辺地区整備基本プラン」を踏まえた基本設計を行います。

 また、鷹南学園東台小学校、三鷹中央学園第三小学校及び鷹南学園第五中学校体育館の建て替えを含む学校施設の耐震化を進めるとともに、玉川上水に架かる「新橋」の架け替えに取り組み、橋の安全度を高めます。

※詳細はPDFをご覧ください。


■3 子育て支援施策の推進

 第3の「子育て支援」の施策は、地域と社会全体で子育てを支える取り組みを拡充するものです。具体的には、中央保育園・母子生活支援施設三鷹寮の建て替えを完了させて定員増を図り、複数の認可外保育所、事業所内保育所設立を支援するとともに、認可外の保育施設を利用している児童の保護者に対して保育料を助成して経済的負担を軽減します。また、延長保育実施園を1園拡充し、すべての市立保育園での延長保育の導入を完了します。

 また、子育て支援施策と児童青少年施策を総合的かつ重点的に推進するために、新たに「子ども政策部」を設置することとし、条例の改正を提案しています。

※詳細はPDFをご覧ください。


■4 コミュニティの創生

 第4の「コミュニティ創生」の施策は、市民が住み、働き、学び、活動する場であるコミュニティにおいて、多様な課題を、新たな共助や協働で解決するあり方の創生に取り組むものです。町会・自治会とNPOとの連携を奨励する「がんばる地域応援プロジェクト」を継続するとともに、地域ケアネットワークの4箇所目の設立に取り組みます。また、NPO法人花と緑のまち三鷹創造協会の活動を支援し、市民の交流と協働によるふれあいを進めます。さらに、コミュニティ・スクールは、公立学校を場とするコミュニティ創生の取り組みでもあり、今後も検証しつつ進めます。

※詳細はPDFをご覧ください。

 「市制施行60周年」では、記念事業を華美なものにせず、各事業の目的と趣旨に沿った実質的で簡素な事業の実施によって、市民の皆様の元気と地域の活力を呼び起こしたいと考えます。これからの「三鷹市の未来像」を描き、取り組みを着実に進めることが、三鷹にふさわしい「未来志向」の記念事業のあり方であると考えます。

 もうひとつの「三鷹市の未来像」を描く取り組みとして、次の総合計画となる第4次基本計画の策定に向けて、市民参加の取り組みをスタートします。これまでの市民参加の経過と築かれてきたネットワークを活かすとともに、住民協議会に加えて市民協働センター、三鷹ネットワーク大学等の機能を最大限に活かしていきたいと考えます。

 三鷹市は、都市再生や人財育成など「未来への投資」を重点的に進めてきました。そして今、直面する諸課題に果敢に挑戦し、都市再生とコミュニティ創生を目指して、持続可能な高環境・高福祉のまちづくりを進め、「三鷹市の未来」を切り拓いていくために、三鷹の「市民力」と「自治の力」を大いに活かして、「三鷹市の未来」を切り拓いていきたいと決意しています。

 後年、「市制施行60周年」の年が、持続可能な高環境・高福祉のまちづくりの推進のために、果敢に挑戦した年であったと思い起こせる「記憶に残る年」にいたしましょう。

 私は、本年度も、誠心誠意、全力で市政運営を行い、「協働・感動・躍動が息づく、輝くまち三鷹」の創造に取り組んでまいります。

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