広報みたか2009年6月7日3面
■三鷹市の財政運営の状況をお知らせします
平成20年度下半期
市では、市民のみなさんからお預かりした税金がどのように使われたかをお知らせするため、年2回「財政事情の公表」を行っています。
今回は、平成20年度の下半期（平成20年10月1日〜平成21年3月31日）に実施した主な事業と平成21年3月31日時点における歳入歳出予算の執行状況などを紹介します。
※平成20年度の決算額は平成21年5月31日に確定しています。確定した内容は次回の「財政事情の公表」でお知らせします。
［問］財政課TEL内線2126
予算の特色と概要
平成20年度下半期の財政状況は、納税義務者数の増加などにより個人市民税に増が見られたものの、依然として厳しいものとなっています。
このような状況の中、上半期に引き続き「第3次基本計画（第2次改定）」に基づく「安全安心のまちづくり」「地域ケア推進」「都市の更新・再生」「バリアフリーのまちづくり」「子ども・子育て支援」「協働のまちづくり」「ユビキタス・コミュニティ推進」の7つの最重点プロジェクトを中心に施策の展開を図りました。
平成20年度下半期では一般会計において3回の補正予算で約33億円の増額を行い、最終予算は一般会計が615億9,345万円、各会計の予算の総計は997億1,257万円となりました。
平成20年度一般会計歳出の状況と下半期の主な実施事業
土木費 緑化対策や道路・公園整備などの経費
（1）自転車道等のモデル路線整備
（2）花と緑のまちづくりの推進
（3）遊び場広場（プレイパーク）事業の実施
（4）木造住宅耐震診断・改修助成事業の拡充と推進
（5）歩道のバリアフリー化（市道第138・414号線）
衛生費 各種検診や環境対策などの経費
（1）妊婦健康診査の公費負担の拡充
（2）環境イベント（エコ・ミュージカル人形劇）の開催など
（3）家庭系ごみの減量・有料化の実施の検討
（4）新ごみ処理施設の整備
総務費 市役所の運営や文化・コミュニティ振興などの経費
（1）都市再生ビジョンの策定と推進
（2）ユビキタス・コミュニティ推進基本方針に基づく事業の推進
（3）出版社との協働による「三鷹の魅力」の全国発信
（4）絵本館プロジェクトの推進
（5）太宰治顕彰事業の推進
民生費 高齢者や障がい者の福祉、子育て支援などの経費
（1）地域ケア事業の推進
（2）ぴゅあネット事業の実施
（3）中央保育園および母子生活支援施設三鷹寮の建て替え
（4）七小学童保育所の整備
（5）三鷹市子育て支援ビジョンの策定
教育費 小中学校や社会教育、スポーツ振興に関する経費
（1）小・中一貫教育校の推進
（2）学校耐震補強工事の実施
（3）鷹南学園東台小の建て替え
（4）図書館の新資料情報管理システムの導入
（5）大沢総合グラウンドの整備
その他 産業・商業の振興や防災対策などの経費
●認定農業者制度の導入 【農林費】
●市内共通商品券事業への支援 【商工費】
●特定不況対策緊急資金融資あっせん制度の拡充 【商工費】
●高齢者・障がい者住宅用火災警報器の設置 【消防費】
平成20年度一般会計歳入の状況
平成20年度歳入歳出予算の各会計別執行状況 ［平成21年3月31日現在］
市の財産・基金（貯金）・市債（借入金）の状況 （平成21年3月31日現在）
土地 805,559.55平方メートル （借用物件も含む）
建物 324,008.86平方メートル （借用物件も含む）
車両 111台 （借用車も含む）
基金 99億5,751万円 （市民1人当たり※55,516円）
市債 505億4,894万円 （市民1人当たり※281,823円）
※市民1人当たりの金額は、平成21年3月31日現在の人口（179,364人／外国人登録人口を含む）で割り返した金額です。
【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【￥】費用（記載のないものは無料） 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【託】託児あり
