緑と水の公園都市 三鷹市
このページは広報みたかのバックナンバーです。 応募・募集・申込期限が終了している場合がありますのでご注意ください。

広報みたか2008年6月15日1面

〜できることから備えよう! 早めの行動が大切です〜

■集中豪雨による都市型水害

 地球規模の自然環境の変化などにより、ここ数年、集中豪雨が発生する頻度が高くなっています。集中豪雨は局地的に突然降り出すため予報が難しく、短時間で多量の雨を降らせます。
  集中豪雨の際には早めの行動が大切です。日ごろから備えを万全にしておきましょう
[問]防災課TEL内線2284

日ごろの備え、身近な危険性をチェック

◇側溝や雨水ますをふさがないようにしましょう
  側溝や雨水ますの排水口が落ち葉やごみで詰まると、道路冠水や浸水の原因となります。日ごろから道路の清掃にご協力をお願いします。
◇浸水による漏電やショートが引き起こす停電に備えましょう
  懐中電灯や携帯ラジオ、予備の電池を準備しておきましょう。
◇マンホールにはできるだけ近寄らないようにしましょう
  水の噴出によりマンホールのふたが外れるなどの危険があります。

地下室・地下車庫などは十分な注意を

  地下室・半地下の駐車場などは、周辺から雨水が多量に流れ込み、浸水することがあります。
◇地下室からは早めの避難を心がけましょう
  出入口となるドアの外側で浸水をしていると、ドア(押し戸)が水圧で開かないことがあります。
◇地下室などは、
  下水管からの逆流にもご注意を!
  下水道管で処理しきれない水が、地下や半地下の浴室・トイレなどに逆流することがあります。逆流を避けるには、逆流防止弁・排水ポンプの設置が有効です。

雨水浸透型下水道施設を整備しています

 集中豪雨による水害からまちを守るために、市では雨水浸透型下水道施設の整備を進めています。これは、道路に降った雨水を直接下水道管に流すのではなく、一時的に道路の下に設置したプラスチック製の貯留浸透施設に貯めて、少しずつ地中に浸透させる施設で、既存の下水道管と併用することで、1時間あたり50ミリを超える降雨にも対応できるものです。
  市では平成17年度から市道にこの貯留浸透施設を設置しており、平成27年度までの11年間で、市の道路延長の約1割にあたる約40kmに整備を行います。今年度は平成17年の集中豪雨で浸水被害のあった井の頭地区や下連雀地区を中心に、6カ所約3.7kmに整備を行います。
[問]下水道課TEL内線2875

 

身近なものでできる水防対策 〜ごく浅い水深(10cm程度)まで〜

◇ごみ袋による簡易水のう工法
40l程度のごみ袋を二重にし、中に半分程度の水を入れて、中袋、外袋ともひもでしばります。これを出入り口にすき間なく並べて使用します。

◇プランターとレジャーシートによる工法
土を入れたプランターをレジャーシートで巻き込み使用します。

土のうを配布しています
  市では、台風や大雨に備えて応急対策用の「土のう」を用意しています。「土のう」が必要な場合は、道路交通課TEL内線2855へご相談ください。
※配布した「土のう」の回収はできません。

総合水防訓練にご参加ください
  土のうの作成や家庭の身近なものを使った都市型水防工法訓練、水圧によるドア開閉体験訓練などを行います。
  訓練に参加された方、先着200人に参加賞を用意しています。

◆参加団体 市、消防署、消防団、自主防災組織、女性防災リーダーの会、消防署災害時支援ボランティア、建設業協会
[日]7月6日(日)午前9時30分〜11時
[所]三鷹市役所中庭と周辺
[申]当日会場へ
[問]防災課TEL2284

三鷹市浸水ハザードマップで危険個所をチェック
今年3月に全戸配布した、「三鷹市浸水ハザードマップ」で危険個所を確認しましょう。
※三鷹市浸水ハザードマップは、市ホームページからダウンロードもできます。市のホームページに入り、「三鷹市浸水ハザードマップ」と検索してください。
[HP]/c_service/003/003310.html

※詳細はPDFをご覧ください。


■市長コラム「太宰治が生きたまち三鷹」

三鷹市長 清原慶子

  1909年、6月19日、太宰治は青森県北津軽郡金木村に生まれました。1939年、結婚直後の30歳の時に甲府から三鷹に転居し、家族と暮らしつつ「走れメロス」「人間失格」などを次々に発表しました。

  そして、1948年6月に玉川上水に入水し、19日に遺体が発見され、禅林寺に埋葬されています。誕生の日と命日の「桜桃忌」が6月の同じ日である奇縁もあり、三鷹市が1999年に(株)筑摩書房と協働して復活してちょうど10回目を数える「太宰治賞」の表彰式も、太宰作品の朗読会も毎年6月に開催しています。

  太宰治没後60年にあたる今年の3月1日、生前太宰治が通い、短編「十二月八日」に店名が登場する三鷹駅南口近くの「伊勢元酒店」跡地に建てられたビルの1階に、三鷹市は「太宰治文学サロン」を開設しました。入り口では、太宰治の大きな写真が出迎えてくれます(写真)。現在、戦時体制下の太宰の作家活動や桜桃忌にちなみ「桜桃」「グッドバイ」の複製原稿を展示しています。

  決して広くはないサロンには、太宰の生前を知る方や、「太宰が生きたまち三鷹」を感じ取るための出発の場所として来訪される方が市内外から多くあり、開設後まだ3か月過ぎたばかりの6月はじめに、すでに累計8千人を越しています。土日にはみたか観光ガイド協会の皆様が太宰ゆかりのスポットを解説付きで案内してくれます。

  ひょっとしたら、近いうちに、あなたが1万人目のお客様になるかもしれません。

※詳細はPDFをご覧ください。


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり

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