緑と水の公園都市 三鷹市
このページは広報みたかのバックナンバーです。 応募・募集・申込期限が終了している場合がありますのでご注意ください。

広報みたか2007年9月2日12面

みなさんの声をお寄せください!
■三鷹市ホームページへのご意見を募集します

 市では、「三鷹市ホームページ」をよりわかりやすく、使いやすくするため、来年度中に、リニューアルを予定しています。そこで、みなさんの利用状況やご意見、ご要望を伺うアンケートをホームページ[HP]https://www.city.mitaka.lg.jp/で実施します。ご協力をお願いします。
◆アンケート募集期間 9月10日(月)〜28日(金)
[問]秘書広報課広報係TEL内線2134

※詳細はPDFをご覧ください。


■休日・小児初期平日準夜間診療などのご案内

[問]健康推進課TEL46-3254

急病患者の初期治療と応急処置を行います。

◆小児初期救急平日準夜診療所

[日]午後7時30分〜10時30分(受付は10時まで)

◆休日診療所(内科・小児科)
[日]午前10時〜11時45分、午後1時〜4時30分

◆休日準夜診療所
(内科・小児科)
[日]午後6時〜9時30分
[所]いずれも三鷹市医師会館(野崎1-7-23)TEL47-2155

◆休日歯科応急診療所
[日]午前10時〜11時45分、午後1時〜4時
[所]三鷹市総合保健センター(新川6-35-28)TEL46-3234(休日のみ)

◆休日調剤薬局
[日]午前10時〜午後4時30分、午後6時〜9時30分
[所]医薬品管理センター(上連雀7-4-8)TEL49-7766


■山本優香さん(一中3年生)が陸上女子200メートルで日本一

 8月下旬に行われた全日本中学校陸上競技選手権大会の女子200mで山本優香さん(写真)が見事優勝し、日本一に輝きました。優勝が決まった瞬間は素直に「うれしかった」と山本さん。まだ全国1位の実感はないそうですが、関東大会や予選での好調を見て、顧問の永嶋先生は「ここまで来たら日本一を目指そう」と山本さんに話していたそうです。

  予選では自己ベストも更新し、次の目標は「10月に行われる国体で決勝に出ることと日本新記録を出すこと」と話してくれた山本さん。新記録達成に向けて頑張ってください!

◆山本さんの記録(女子200m)
◇全日本中学校陸上競技選手権大会………決勝(25.02秒)=優勝
                    準決勝(24.87秒)=自己新記録
◇関東中学校陸上競技大会…………………決勝(25.06秒)=優勝

市立中学校の生徒が大健闘!
  市立中学校生徒のみなさんが関東大会・全国大会・コンクールに出場し、各校の代表として健闘しました。
◇関東中学校陸上競技大会出場
吉川 翔さん(七中3年生)=共通男子200m
◇全日本中学校陸上競技選手権大会出場
山本 優香さん(一中3年生)=女子100m 5位
◇全国中学校水泳競技大会出場
岡 みづきさん(一中2年生)=女子800m自由形 9位
遠山 美穂さん(二中2年生)=女子200m背泳ぎ
◇東京都中学校吹奏楽コンクール B組
七中吹奏楽部=金賞
二中吹奏楽部=銀賞
一中・三中・六中吹奏楽部=銅賞
[問]指導室TEL内線3242

※詳細はPDFをご覧ください。


■太宰治賞受賞の瀬川深さん寄稿文「三鷹にはいつもどこかに風が流れていた」

「mit Tuba(ミット・チューバ)」で第23回太宰治賞を受賞した瀬川深さんが、6月8日の「太宰治朗読会」で三鷹を訪れたときの印象について寄稿してくださいました。

 手塚治虫は一九五三年、鉄腕アトムの中に『赤いネコ』という話を書いています。武蔵野の森を開発しようとするお役人と、森を守ろうとする教授の話です。ずいぶん時代を先取りした話だと思いますが、ここに描かれている武蔵野というのは鬱蒼と繁る森なのです。二十世紀中葉の武蔵野はまだ閑静な、東京の別天地として捉えられていたらしいですね。

  さて時代は下って二〇〇七年六月八日。私はJR三鷹駅に降り立ちました。三鷹市のお招きで市内の旧跡案内をしていただき、太宰治作品の朗読会に参加するというわけです。

  さすがに武蔵野の森を期待してはいませんでしたが、三鷹の空気は都心とちょっと違って感じられました。風が吹き抜けるというか、空気が穏やかというか。あっそうか、空が広いんだ、と気付いたのは、三鷹駅のテラスに出てからです。高層ビルがなく、視界の半分を初夏の午後の色薄い空が埋めているのです。これは爽快です。ちょっと心が脱力します。

  ここから歩いた玉川上水にも、よく似た雰囲気がありました。きれいに整備されているのですが、夏の草々は上水を隠すぐらいにわしわしと繁茂し、風が吹けば草のさわさわと並木のざわざわが一斉に騒ぎ立てて風が下流へと向けて走ってゆきます。小気味よいほどの緑の氾濫です。
「ここが太宰治の入水した場所ですね(推定)」
「はァ左様ですか」

  実は少々キナ臭い会話ですが、入水より半世紀、往時を偲ぶものは小さな石碑だけで、すっかり玉川上水の風景に定着した感があります。こう言ってはなんですが、これほどよく知られた自殺も珍しいんじゃないでしょうか。

  このちょっと先には小粋な建物の山本有三記念館があります。森に囲まれた瀟洒な洋館、といった趣で、実にいいのです。モダンです。これにとどまらずこの界隈、しゃれた建物に事欠きません。煉瓦の塀や丸窓、ちょっと突き出た中二階、うっそりとたたずむ広葉樹など、ささやかに驚かされることが多いのです。こういう町並みは、歩いていて実に楽しいですね。

  散策の締めは禅林寺、太宰治と森 外の墓所です。太宰の希望で鴎外の対面に葬られたそうですが、終生家というものに苦労し続けた鴎外と、死ぬまで家というものから逃避し続けた太宰が向かい合って眠っているというのは、少々皮肉な組み合わせです。
「どぉも鴎外先生、俺大ファンなんです」
「うるせェうまく逃避しやがって、この元祖ニート」

  そんな微笑ましい会話があの世で繰り広げられているのかも知れません。まァ勝手な想像ですが。

  夕暮れ時の禅林寺には涼しい風が吹き、大樹がざわめき、三鷹の土地はいつもどこかに風が流れているという印象でした。こういう散策はいいものです。太宰には及ばずとも、ほんの少し日常から逃避し、心身をストレッチするといった感じです。

  なお、この後に聞いた風間杜夫さんの太宰作品の朗読が、大変すてきな締めくくりになったことを申し添えておきます。作品選択が巧みで感心したのですが、やはり締めは「桜桃」。さすが太宰、日常からの逃げっぷりがただごとではありません。半世紀前の偉大なる文豪にして逃避の達人に、あらためて感心する三鷹の小旅行でもありました。

※詳細はPDFをご覧ください。


■怪獣と美術展

−成田亨の造形芸術とその後の怪獣美術−展

[期間]9月8日(土)〜10月21日(日)
[会場]三鷹市美術ギャラリー
休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌火曜日休館)
[観覧時間]午前10時〜午後8時(入館は7時30分まで)
[観覧料]一般600円
学生(高・大)300円
※65歳以上、中学生以下、障害者手帳をお持ちの方は無料
[問]同ギャラリーTEL79-0033

「怪獣と美術展」関連プログラム
ワークショップ

[所]美術ギャラリー、芸術文化センター
[申][問]同ギャラリーTEL79-0033

(1)こどもアートクラブ
「三鷹大決戦 −キミも出動せよ!−」
[人]小学生20人
[日]9月22日(土)午前10時30分〜午後4時
[¥]2,000円(バス代別途)
(2)「ねんどで怪獣をつくろう」
[人]小学生以上〜20人
[日]9月29日(土)午後1時〜5時
[¥]500円(バス代、高校生以上は観覧料別途)

★この記事を切り抜いて展覧会にお持ちください。
  1回に限り2人まで一般入場料600円を480円に割り引きます(コピーなどは不可)。

※詳細はPDFをご覧ください。


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり

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三鷹市役所 〒181-8555 東京都三鷹市野崎一丁目1番1号 電話:0422-45-1151(代表) 市役所へのアクセス

開庁時間:月曜〜金曜日の午前8時30分〜午後5時(祝日、12月29日〜1月3日を除く)