広報みたか2007年3月4日12面

■井の頭公園　桜「シャッターボランティア」募集

　市のホームページに写真で井の頭公園の桜の開花状況を報告してくださるボランティアの方を募集します。3月第3週に一度公園に集まっていただき、被写体となる桜の木と、撮影期間中（3月15日（木）～4月10日（火）を予定）に担当していただく日を決定します。担当日は桜の木の状況と公園の風景をデジタルカメラで撮影し、コメントを付けて緑と公園課にメールを送っていただきます。

▼3月9日（金）までに、住所・氏名・電話番号・メールアドレスを同課TEL内線2834・［メール］midori@city.mitaka.lg.jpへご連絡ください。

※過去の「井の頭公園桜開花状況」は市のホームページ「訪問者向け」→「井の頭公園物語」でご覧いただけます。

※詳細はPDFをご覧ください。

あなたも一緒に、市内の公園を育て守りませんか？

■公園ボランティア募集

　現在、市内には大小合わせて約220カ所の公園や緑地があります。そのうち35カ所で、30団体の市民ボランティアグループのみなさんが清掃や草取りなどを行い、地域の公園を育て、守っています。

　市では、さらに多くの公園が市民の憩いの場となるよう協力していただけるグループを募集しています。

　対象は5人以上の市民の方で構成されたグループで、「公園ボランティア」として登録をいただくと清掃用品などをお渡しします。

　くわしくは緑と公園課TEL内線2836または市のホームページをご覧ください。

　「市民が憩う、緑豊かな三鷹の公園は地域の財産です。この財産をより良好な環境にするためには、地域のボランティアによる維持管理が必要です。みなさんの積極的な参加と協力をお願いします」
公園ボランティア団体連絡会会長　谷合さん（談）

■どうして？神沢利子展ウーフからの招待状

どうして？
　現在約100人の市民実行委員で企画運営されている「神沢利子展プロジェクト」。そのキックオフ企画として、手づくりの展覧会が開催されます。
同プロジェクト実行委員会・市主催

3月17日（土）～31日（土）
午前10時～午後5時（月曜日休館）
（金・土曜日は午後8時まで、最終日は午後4時まで）
芸術文化センター

【神沢利子プロフィル】
1924年生まれ。1969年から三鷹市下連雀に在住。日本を代表する児童文学作家。6カ国語で出版され、教科書に長年掲載されている『くまの子ウーフ』をはじめ、絵本・幼年童話・ファンタジー・エッセイなど幅広い分野で、40年にわたり数多くの作品を送り出し続けている。2006年度国際アンデルセン賞ノミネート日本代表作家。

　「どうして？」と、哲学するくま・ウーフと一緒に考えたり、神沢利子さんの「ことば」で遊びながら、愛読者の視点でつくられた展示の数々で神沢作品の魅力に出会ってください。
　本と居心地のいい読書スペース、屋外ブックカフェ、読み聞かせや工作ワークショップなどのイベントプログラムなど、子どもにも大人にも楽しみがいっぱいです。
　中学生のジュニアスタッフも多数参加。神沢利子さんによる読み聞かせも予定されています。
　 →コミュニティ文化室内同会事務局TEL内線2511

「神沢利子展プロジェクト」は、3月から約1年間をかけて、市民が展覧会やイベントなどの活動を企画運営していきます。「みたか・子どもと絵本プロジェクト」の一つの取り組みです。
公式サイト［HP］http://www.project-tk.net

※詳細はPDFをご覧ください。

■遊びにおいでよ！ダンボールハウス

MAYA MAXX & KIDS のひみつ基地

　対象は小学生。CDジャケットのデザインや「ポンキッキーズ」などのテレビ出演で人気のアーティスト、MAYA MAXX（マヤ・マックス）さんと一緒に自分だけのダンボールハウスを作ってみませんか？

▽3月18日（日）午前10時～午後4時、芸術文化センターで。参加費2,200円（材料費・税込み）。
▼3月8日（木）までに住所・氏名（ふりがな）・性別・学校名（学年）・電話番号・ファクス番号・どこから情報を得たのかを記入し往復はがきまたはFAXで美術ギャラリー「〒181-0013下連雀 3-35-1三鷹市美術ギャラリーダンボールハウス係」へ申し込む（申込多数の場合は抽選）。
◆完成作品は芸術文化センターに展示されます
▽3月20日（火）・21日（祝）午前10時～午後5時（21日は午後4時まで）。
▼当日、直接会場へ。

三鷹市美術ギャラリー
JR三鷹駅（南口）　CORAL5階
TEL79-0033［HP］http://mitaka.jpn.org/gallery/

■みたかいきもの図鑑　メジロ

　公園や庭先でおなじみの、スズメより一回り小さな鳥（全長約12センチ）です。名前の由来にもなっている目の周りの白いリングが特徴です。

　甘いものが好きで、サザンカ、ツバキ、ウメ、サクラ、ビワなどの花の蜜をなめにやってきます。前回の「みたかいきもの図鑑　ウメ編」の解説にも書きましたが、春先、まだ昆虫が活動を開始する前の寒い時期、くちばしの周りに花粉をたくさんつけて次から次へと花を移っていき、花粉媒介にも一役買っているのです。花の蜜のほかには、熟した柿などの木の実、昆虫やクモなどを食べます。

　繁殖期には「チィ・チョィ、チュィ…」など、とても複雑に10秒前後も続く、明るくにぎやかなさえずりを繰り返します。

　普段はつがいや小さな群れで活動していますが、秋の渡りの時期には100羽ほどにもなるような大きな群れをつくり、森の中を移動していく姿が見られます。

　「めじろ押し」という言葉は、この鳥が一本の枝に何羽も身体を接して押し合いするように並ぶ様が語源だそうです。

　写真はキブシの花を訪れたところです。

参考文献：日本の野鳥　山渓カラー名鑑（山と渓谷社）／鳥の雑学辞典　山階鳥類研究所著（日本実業出版社）／野鳥の辞典　清棲幸保著（東京堂出版）

　→緑と公園課TEL内線2833

※詳細はPDFをご覧ください。