緑と水の公園都市 三鷹市
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広報みたか2007年1月21日2面

■防災特集

2036年までに起こる確立70%!?
大地震から身を守る準備、できていますか?

 近年、大きな地震が各地で発生しています。首都圏でも、2036年までに阪神・淡路大震災クラスの地震が70%の確率で発生すると予想されています。
  昨年5月に東京都が発表した地震の被害想定によると、三鷹市内の死者・負傷者のほとんどが火災によるものと、建物や家具の倒壊によるものと予測されています。阪神・淡路大震災での犠牲者の死因(グラフ参照)をみても、焼死や圧死が圧倒的に多く、こうした被害をいかに防ぐかが重要であることが分かります。
  大地震から身を守るため、いま一度、身近な震災対策を見直してみましょう。

  →防災課TEL内線2284

対策その1
「家具の転倒」に備える

○寝室、子どもや高齢者のいる部屋には家具を置かないようにしましょう。
○家具は壁や柱にぴったりとつけ、なるべく板の間に置きましょう。
○畳の上に家具を置くときは、下に板を敷きましょう。
○家具類は固定金具などを使用して、倒れないように補強しましょう。
○食器棚から食器が滑り出さないよう、防止柵をつけ、観音開きの扉には止め金具をつけておきましょう。

ご利用ください 市の制度
◆高齢者・障がい者世帯への家具転倒防止器具の取り付け
  →高齢者支援室TEL内線2627

対策その2
「家屋などの倒壊」に備える

○新耐震設計基準導入前(昭和56年5月以前)に建築した家屋にお住まいの方は、耐震診断をお勧めします。また、耐震診断で「危険」「やや危険」と判定された場合には、耐震改修を行うことが望まれます。
○ブロック塀に沈み込みや傾きはないか、高すぎないか(2メートル以上あると倒れやすい)、鉄筋などで強化されているかなどを確認しましょう。ブロック塀を設置し直すときは、生け垣にしましょう。

ご利用ください 市の制度
◆木造住宅の耐震診断と耐震改修に対する助成(要事前申請)
  →まちづくり建築課TEL内線2867
◆住宅耐震改修に伴う固定資産税の減額(昭和57年1月1日以前から所在する住宅を国の定める基準で改修した場合)
  →資産税課TEL内線2365
◆生け垣の設置に対する助成
  →緑と公園課TEL内線2835

対策その3
「火災」に備える

○火災が発生したときは、燃え広がる前に消し止めることが大切です。ご家庭の消火器や街頭消火器で早期消火に努めてください。
○防災訓練などに参加して、日頃から消火器の使用方法をマスターしておきましょう。

ご利用ください 市の制度
◆市内約1,500カ所に街頭消火器を配備

  →防災課TEL内線2283または各コミュニティセンター

震災時、傷病者は医療救護所か病院へ!
 市内で震度6弱以上の地震が発生した場合、限られた医療スタッフや医薬品をできるだけ有効に活用し、効率的な医療活動を行うよう、医師、看護師が市内7カ所の災害時医療救護所と8カ所の病院に集まり医療活動に従事します(三鷹市医師会に所属する市内の診療所、クリニックは閉院します)。
  命にかかわるような重症患者は病院へ、それ以外の方は最寄りの医療救護所で治療を受けてください。

自主防災組織の活動に参加しましょう
  淡路島の北淡町では、阪神・淡路大震災で町全体の3割の家屋が全壊し、300人近くが生き埋めになりました。しかし、日ごろのコミュニティ活動が功を奏して、行方不明者の把握がスムーズに行われ、震災当日の夕方までに、即死状態だった38人を除いて全員が無事に救出されました。
  三鷹市でも、各コミュニティ住区を単位とした市民の自主防災組織があり、「自分たちのまちは自分たちで守る」を合言葉にさまざまな活動を行っています。みなさんも、自主防災組織の活動に積極的にご参加ください。

非常持出品の確認を!
  いざというときに備え、非常持出品をそろえておきましょう。
  阪神・淡路大震災の被災者を対象に行ったアンケート調査によると、避難生活に役立ったものベスト20は次のとおりです。

1位 懐中電灯
2位 食料品
3位 ラップ※
4位 ビニール袋
5位 小型ラジオ
6位 トイレットペーパー
7位 電池
8位 ウエットティッシュ
9位 手袋・軍手
10位 小銭
11位 使い捨てカイロ
12位 カセットコンロ
13位 下着
14位 薬
15位 紙コップ
16位 飲料水
17位 アルミ箔
18位 紙皿
19位 生理用品
20位 帽子

出典:「こうべからのメッセージ・復刻版 プラス 今、グラッと来たら…」(コープ神戸)
※ラップは、皿を包んでその上に食事を盛り付ければ、皿を水で洗わなくて済みます。

災害用伝言ダイヤル 171
  災害の発生により被災地への電話がかかりにくくなったときでも、被災地内の方との連絡や安否の確認ができるよう、「災害用伝言ダイヤル171」のサービスがあります。くわしくは局番なしの「116番」またはお近くのNTT支店・営業所へお問い合わせください。

※詳細はPDFをご覧ください。


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり

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