緑と水の公園都市 三鷹市
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広報みたか2006年3月19日8面

■市内4カ所に「地域包括支援センター」がオープン

  「新予防給付」「介護予防サービス」を開始 4月から介護保険が大きく変わります

 4月から介護保険が大きく変わります。
  新しい介護保険では、介護が必要な高齢者にサービスを提供するだけでなく、元気な高齢者が要介護状態になることをできる限り予防し、また、軽度の要介護者の状態をできるだけ悪化させないための「介護予防重視型」へ転換します。また、高齢者のみなさんができる限り住み慣れた地域で自分らしい生活を続けられるために、「地域密着型サービス体系」を整備します。
  4月1日から、こうした新しいサービスを提供する拠点となる「地域包括支援センター」が市内4カ所にオープンし、介護予防のための新しいサービス「新予防給付」「介護予防サービス」が始まります。
  →高齢者支援室TEL内線2622

地域包括支援センター
  市内4カ所に設置される「地域包括支援センター」は、在宅介護支援センターをはじめ地域のさまざまな機関と連携しながら、みなさんの地域での生活を支援していきます。
◆地域包括支援センターの専門スタッフ
  ここでは次の専門スタッフが連携し、きめ細かな対応で、それぞれに合った適切なサービスの利用へつなげます。
◇主任ケアマネジャー=包括的・継続的ケアマネジメント
サービスの利用申請を受けてケアプランを作成する個々のケアマネジャーの指導にあたります。また、地域の医療施設や介護・福祉事業所との連携を図ります。
◇社会福祉士=総合相談・支援事業、権利擁護、虐待防止・早期発見 介護に関する全般的な相談を受け付け、サービスを紹介します。認知症の方への支援や虐待の防止・早期発見などにも努めます。
◇保健師(または経験ある看護師)=介護予防マネジメント 介護予防の新サービスである「新予防給付」「介護予防サービス」の利用のための相談や調整を行います。
◆4つのセンターと担当地域
4つのセンターは別表のとおり、センターごとに担当地域と連携する在宅介護支援センターが決まっています。相談やサービス利用などについて、どんなことでもお気軽に、最寄りのセンターにご相談ください。

※地図、詳細はPDFファイルをご覧ください。

 

介護予防の新サービス「新予防給付」と「介護予防サービス」

 4月から新たに、軽度の要介護者を対象とした介護保険サービス「新予防給付」と、65歳以上で今後生活機能が低下し、将来介護が必要となるおそれのある方を対象とした「介護予防サービス」を実施します。

◆要支援1・2の方に「新予防給付」
  軽度の要介護者(介護保険の要支援1・2)の方を対象に、重度化を防止し改善につなげる次のサービスを実施します。
・介護予防通所サービス(デイサービス)
・介護予防通所リハビリテーション(デイケア)
・介護予防短期入所生活介護・介護予防短期入所療養介護
・介護予防訪問介護(ホームヘルプサービス)
・介護予防訪問入浴介護
・介護予防訪問看護
・介護予防訪問リハビリテーション
・介護予防居宅療養管理指導
・介護予防特定施設入居者生活介護
・特定介護予防福祉用具販売
・介護予防福祉用具貸与
・介護予防住宅改修費支給

◇サービスの利用
  最寄りの地域包括支援センターにご相談ください。みなさんと相談しながら「介護予防ケアプラン」を作成し、プランにもとづきサービスを利用していただきます。
  なお、サービス利用から一定期間が経過した時点でその効果などを評価し、必要に応じてプランの見直しを行います。

◆基本健康診査と同時に「介護予防サービス」の必要性を評価
「介護予防サービス」は、65歳以上で現在は自立した生活ができていても、将来介護が必要になるおそれのある方を対象に、生活機能低下を防止するため次のような内容の各種事業を通所や訪問により実施します。
・運動機能向上
・栄養改善
・口腔機能の向上
・閉じこもり予防・支援
・認知症予防・支援
  サービスが必要かどうかの判定は、「基本健康診査」を受診していただく際に、「生活機能に関する評価」を受けて行います。介護予防のために、65歳以上の方は、基本健康診査と併せて「介護予防のための生活機能評価」の判定を受けていただくようお願いします。

◇サービスの利用
(1)65歳以上の方に「基本健康診査」の案内と受診票を送付する際に、「生活機能評価に関する基本チェックリスト」を同封します。4〜6月生まれの方は3月、7〜9月生まれの方は6月、10〜12月生まれの方は9月、1〜3月生まれの方は12月に送付します。
(2)受診する際は、基本チェックリストを記入し、基本健康診査受診期間中に協力医療機関へ持参してください。医療機関で、基本健康診査と同時に生活機能評価を行います。
(3)評価の結果「介護予防サービス」の利用をすすめられた方は、最寄りの「地域包括支援センター」へ結果を持参してください。センターではご本人の希望を確認しながら、必要な介護予防サービスの利用を決定します。
  ※基本健康診査の受診については総合保健センターTEL46-3254へ。



■新しい「介護保険被保険者証」を郵送します

 65歳以上の方と、40歳以上65歳未満で介護保険の認定を受けている方に、4月1日から使用できる新しい「介護保険被保険者証」(あさぎ色・薄青)を、3月27日(月)に郵送します。
  新しい被保険者証には有効期限がありません。要介護(支援)認定の手続きをするときや介護サービスを利用するときに必要となりますので、大切に保管してください。
  なお、有効期限の過ぎた被保険者証は、高齢者支援室(市役所1階(11)番窓口)または 各市政窓口へ返却してください。
  →高齢者支援室TEL内線2687



■あたたかい善意(敬称略)

◆市の福祉のために
◇10万円 山本せつ子
[三鷹市社会福祉協議会への寄付]
◆一般寄付
◇3万9千500円 リサイクル市民工房 ◇6万3千769円 エスコート交通株式会社 ◇910円 みたか市民フォーラム来場者御一同 ◇1万円 大沢六三会 ◇2千円 吉野壽夫 ◇6千500円 社団法人三鷹市医師会 ◇15万円 佐藤さた ◇15万円 佐藤さた ◇7千700円 三鷹市家庭婦人バレーボール連盟 ◇3万円 東川敏男 ◇1万円 の崎H・Y ◇6万6千円 匿名(4件)
◆愛の一円玉募金
◇2千36円 伊藤隆治 ◇1万174円 曙長寿会 ◇3千159円 深明会 ◇340円 新中長寿会 ◇575円 高砂会 ◇4千8円 東明会 ◇352円 下連雀寿会 ◇1千149円 朋友会 ◇7千29円 北野東晴クラブ ◇1万円 牟礼笑楽会 ◇1千816円 四ツ葉ときわクラブ ◇745円 くぬぎ会 ◇2千54円 福寿会 ◇521円 いきいきコーラス ◇3千210円 三鷹市赤十字奉仕団 ◇707円 匿名(1件)
◆香典返し寄付
◇100万円 福祉基金へ・高橋甲子夫様 ◇20万円 ボランティア基金へ・市川笑子様
◆ボランティア基金
◇10万円 植松千江 ◇258円 箕輪トミ



■市民文芸

三鷹短歌会2月の秀歌(選と評)金田 義直

ダークカラーの群れ押し込めて大寒の「東京行」の柿色電車 行川明子
[評]大掴みに通勤風景を捉え、大胆に表現している。雰囲気はよく出ている。「柿色電車」中央快速電車か。

歩かねば老いは深むと励まして雑木林の小径を辿る 高木文代
[評]上の句に同感。作者は、歩くことが一番の老化防止策と信じ、雑木林の散策を続けているのだ。

節分の日差し明るむ昼下がり吾が影ふみて街に出でゆく  松村美恵子
[評]節分ともなれば、日差しに力が加わり影も濃さを増す。「吾が影ふみて」には心の弾みが感じられる。

雪降らす天の井戸こそ神秘なりものみな覆ひただに静寂  小野五代子
[評]天に雪を降らす井戸があると言う。メルヘンチックな発想は面白いが、詩の面白さを一首にまとめきれなかったのは惜しい。

雪の中に散りし山茶花の五六弁紅鮮やかに透けてのぞけり  棚木玲子
[評]「雪の中に散りし」が分かりにくいが様子は想像できる。「透けてのぞけり」で花弁の状態がよく出ている。

北風の荒ぶる夕べ黒色の富士は茜を肩にまとひぬ 神宝満智子
[評]夕富士の変化を伴った美しさをよく見ている。雪化粧した富士も美しいが、このような黒富士も心に残る。

ビュユゥユーンとバイクを飛ばす青年のジャンパー膨らむ気球のごとく  小林澄子
[評]「気球のごとく」は、ややオーバーな表現だが、作者にはそのように見えたのだろう。面白い。擬声語も個性的でスピード感がある。


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり

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