広報みたか2005年10月16日1面
■にぎわいとバリアフリーのまちづくりをめざして
三鷹駅前地区再開発基本計画を改定しました
市では、このたび「三鷹駅前地区再開発基本計画」を改定しました。平成8年3月に策定した旧計画は、三鷹駅前地区の整備に大きな成果をあげてきており、現在、平成18年3月の完成をめざして進めている三鷹駅南口駅前広場第2期整備工事もその1つです。今回の改定は、個別事業が進んできたこと、この9年間で駅前の環境が大きく変化したことなどを受けて行ったものです。
本計画では、基本的な考え方として「安全と安心のまちづくり」、「都市の活性化」、「良好な市街地の形成」、「まちの個性の創出」という4つの基本的な視点を定め、三鷹駅前地区をにぎわいとバリアフリーのまちにすることをめざしています。
→まちづくり建築課TEL内線2861
再開発基本計画の4つの基本的な視点
視点1 安全と安心のまちづくり
オープンスペースの確保や道路空間の防災化、建築物の不燃化、耐震化などを促進し、災害に強いまちづくりを行います。また、見通しの良い空間整備や街路灯の照度アップなどにより犯罪抑止力を向上させます。
災害に強いことや犯罪がないことが大切だよね!
視点2 都市の活性化
魅力ある商業機能や都市基盤の充実が求められている地区であるという特性を踏まえ、駅前地区の回遊性の向上を図り、商業振興の起爆剤となるまちづくりを行います。
駅前は多くの人が行きかうところだから、楽しく活気のある場所にしたいな
視点3 良好な市街地の形成
誰もが安心して買い物や移動ができ、快適に生活できるバリアフリーのまちづくりに、行政機関と事業者や消費者が協働で取り組みます。また、住宅と商業施設などを計画的に配置し、調和のとれた良好な職住近接の環境を創造します。
誰にとってもバリアフリー化って必要だよね
視点4 まちの個性の創出
玉川上水の景観と調和した広場空間の整備を進めるとともに、各道路とのネットワーク化を図ります。また、三鷹の森ジブリ美術館と連携しながら、美術館の玄関口としてふさわしい景観を形成します。
「ここしかない」ってことがまちの魅力につながるんじゃない?
■三鷹市自治基本条例が制定されました
今年6月の市議会に提案していた三鷹市自治基本条例は、特別委員会における審査を経て、9月29日の市議会定例会で可決・成立しました。自治基本条例は6カ月間の準備期間を経て、平成18年4月から施行されます。
自治基本条例の施行により新たに制度化が図られるものとしては、パブリックコメント、審議会などの公開、副市長制度、住民投票の請求などがあり、今後、関連規程の整備を行っていきます。
→企画経営室TEL内線2150
■イッシー・レ・ムリノー市長一行が来訪
「2005年インテリジェント・コミュニティ(情報都市)世界トップ7」の一つとして、三鷹市とともに表彰された、フランス イッシー・レ・ムリノー市のアンドレ・サンチニ市長一行が、10月5日に三鷹市を表敬訪問しました(写真)。
サンチニ市長らは三鷹市役所において、清原市長、金井市議会議長、岩田市議会副議長らと意見交換を行い、その後、三鷹ネットワーク大学などの施設を見学しました。
→企画経営室TEL内線2112
■市長コラム 三鷹市長 清原慶子
秋たけなわ、政策会議もたけなわ
秋たけなわのこの頃、学校、幼稚園、保育園、住民協議会、町会の運動会や地域のお祭りなどに私も参加して、元気をいただいています。
さて、私は日々、重要な事業や政策課題について、担当職員と個別の協議をしています。そして、この秋には、連日、助役、収入役、教育長らと一緒に、市役所の各部別に、部長はじめ課長らと「政策会議」を重ねています
三鷹市には、企画部、総務部、市民部、生活環境部、健康福祉部、都市整備部、水道部、教育部の8つの部があります。それぞれの部長がグラフや表などを駆使して説明し、その後、質疑や意見交換に入ります。
「政策会議」の場は、各部の職員からの提案の場であるとともに、市長としての私の考えを職員に理解してもらう絶好の場ともなります。その意味で、真剣な意見交換のできる充実した時間です。課題解決に向けて意欲的な提案もたくさんあり、こうした自由な議論を大切にする風土が三鷹市政を開かれたものにしていると思います。
私は市民の皆さんの立場に立つ市役所であり続けるために、こうした取り組みを続けていきたいと思います。
【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり